ずべらストーム

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
8行: 8行:
 
{{#card:Supernatural Stamina}}
 
{{#card:Supernatural Stamina}}
 
{{#card:Dark Ritual}}
 
{{#card:Dark Ritual}}
 
[[2018年]]に、とある日本のネットユーザーが[[デッキリスト]]を公開したことがこのデッキの始まりとされる。
 
  
 
ずべらの[[クリーチャー・タイプ]]を持つクリーチャーは「その[[ターン]]に[[死亡]]したずべらの数を参照して何かをする」[[死亡誘発]][[能力]]を共通して持つ。これを利用して、以下のアクションを行う。
 
ずべらの[[クリーチャー・タイプ]]を持つクリーチャーは「その[[ターン]]に[[死亡]]したずべらの数を参照して何かをする」[[死亡誘発]][[能力]]を共通して持つ。これを利用して、以下のアクションを行う。
19行: 17行:
 
#最後は[[燃えさし拳のずべら/Ember-Fist Zubera]]による[[ダメージ]]、[[よだれ舌のずべら/Dripping-Tongue Zubera]]から出た大量の[[トークン]]や大きくなった屍肉喰らい/Carrion Feeder等での[[攻撃]]、マナ加速で得た莫大な[[マナ]]を[[墓所のネズミ/Crypt Rats]]に注ぎ込む等して対戦相手を倒す。
 
#最後は[[燃えさし拳のずべら/Ember-Fist Zubera]]による[[ダメージ]]、[[よだれ舌のずべら/Dripping-Tongue Zubera]]から出た大量の[[トークン]]や大きくなった屍肉喰らい/Carrion Feeder等での[[攻撃]]、マナ加速で得た莫大な[[マナ]]を[[墓所のネズミ/Crypt Rats]]に注ぎ込む等して対戦相手を倒す。
  
7種類しか存在しないずべらを主軸に据えたコンボデッキであることやその動きの強烈なインパクトで話題を呼び、2018年にはわずかながらパウパーの[[トーナメント]]での入賞記録も残した。[[2019年]]以降のトーナメントでの入賞記録はないが、[[2021年]]現在でもオンライン環境上でコアなファンに使用されているようだ。
+
7種類しか存在しないずべらを主軸に据えたコンボデッキであることやその動きの強烈なインパクトで話題を呼び、[[2018年]]にはわずかながらパウパーの[[トーナメント]]で入賞記録を残した。それ以降もオンライン環境上でコアなファンに使用されているようだ。
 
+
[[モダン]]等、パウパー以外のずべらが使用可能な[[フォーマット]]でも近いコンセプトのデッキが組める可能性はあるが、[[カードパワー]]の高い環境ではやはり厳しいか。
+
  
 +
[[デッキ]]構造が近い[[サクリファイス#パウパー|サクリファイス]]系との[[ハイブリッドデッキ]]になることも少なくない。パウパー以外でも[[モダン]]等ずべらが使用可能な[[フォーマット]]で近いコンセプトのデッキが組める可能性はあるが、[[カードパワー]]の高い環境ではやはり厳しいか。
 +
*2018年に、とある日本のネットユーザーが[[デッキリスト]]を公開したことがこのデッキの始まりとされる。
 
==サンプルリスト==
 
==サンプルリスト==
 
*備考
 
*備考

2021年10月29日 (金) 18:28時点における最新版

ずべらストーム(Zubera Storm)は、神河ブロックで登場したずべらクリーチャーメカニズムを主軸とするコンボデッキパウパー環境に存在する。ずべらコンボ(Zubera Combo)、あるいは単にずべら(Zubera)と呼称されることもある。

ストームの名を冠するが、1ターンで延々とアクションし続ける様からそう呼ばれるだけで、ストームを持つカードは基本的には1枚も入っていない。

[編集] 概要


Floating-Dream Zubera / 浮き夢のずべら (1)(青)
クリーチャー — ずべら(Zubera) スピリット(Spirit)

浮き夢のずべらが死亡したとき、このターンに死亡したずべら(Zubera)1つにつきカードを1枚引く。

1/2


Carrion Feeder / 屍肉喰らい (黒)
クリーチャー — ゾンビ(Zombie)

屍肉喰らいではブロックできない。
クリーチャー1体を生け贄に捧げる:屍肉喰らいの上に+1/+1カウンターを1個置く。

1/1


Supernatural Stamina / 超常的耐久力 (黒)
インスタント

クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+2/+0の修整を受けるとともに「このクリーチャーが死亡したとき、これをオーナーのコントロール下でタップ状態で戦場に戻す。」を得る。



Dark Ritual / 暗黒の儀式 (黒)
インスタント

(黒)(黒)(黒)を加える。


ずべらのクリーチャー・タイプを持つクリーチャーは「そのターン死亡したずべらの数を参照して何かをする」死亡誘発能力を共通して持つ。これを利用して、以下のアクションを行う。

  1. 浮き夢のずべら/Floating-Dream Zubera戦場に出し、屍肉喰らい/Carrion Feederなどのサクり台生け贄に捧げて死亡誘発能力でカードを引く
  2. 超常的耐久力/Supernatural Staminaなどの、死亡時に墓地から戦場に戻す能力をクリーチャーに付与する呪文の効果、または発掘/Unearthなどの軽量リアニメイト呪文で浮き夢のずべらを戦場に戻す。
  3. 戦場に戻した浮き夢のずべらを再度サクり台で生け贄に捧げ、カードを引く。
  4. 以上の過程で引き込んだ暗黒の儀式/Dark Ritualなどのマナ加速カードも絡めて、ドロー・生け贄・マナ加速を繰り返してアドバンテージを稼ぎ続ける。状況により、途中で灰色肌のずべら/Ashen-Skin Zuberaも絡めて対戦相手手札を空にしておく。
  5. 最後は燃えさし拳のずべら/Ember-Fist Zuberaによるダメージよだれ舌のずべら/Dripping-Tongue Zuberaから出た大量のトークンや大きくなった屍肉喰らい/Carrion Feeder等での攻撃、マナ加速で得た莫大なマナ墓所のネズミ/Crypt Ratsに注ぎ込む等して対戦相手を倒す。

7種類しか存在しないずべらを主軸に据えたコンボデッキであることやその動きの強烈なインパクトで話題を呼び、2018年にはわずかながらパウパーのトーナメントで入賞記録を残した。それ以降もオンライン環境上でコアなファンに使用されているようだ。

デッキ構造が近いサクリファイス系とのハイブリッドデッキになることも少なくない。パウパー以外でもモダン等ずべらが使用可能なフォーマットで近いコンセプトのデッキが組める可能性はあるが、カードパワーの高い環境ではやはり厳しいか。

  • 2018年に、とある日本のネットユーザーがデッキリストを公開したことがこのデッキの始まりとされる。

[編集] サンプルリスト

Zubera Storm [1]
土地 (20)
3 灰のやせ地/Ash Barrens
1 ディミーアの水路/Dimir Aqueduct
1 ディミーアのギルド門/Dimir Guildgate
4 陰鬱な僻地/Dismal Backwater
3 島/Island
2 亡骸のぬかるみ/Mortuary Mire
6 沼/Swamp
クリーチャー (21)
4 灰色肌のずべら/Ashen-Skin Zubera
1 血の幼子/Blood Bairn
4 屍肉喰らい/Carrion Feeder
3 墓所のネズミ/Crypt Rats
4 浮き夢のずべら/Floating-Dream Zubera
1 グルマグのアンコウ/Gurmag Angler
4 熟考漂い/Mulldrifter
呪文 (19)
4 暗黒の儀式/Dark Ritual
1 破滅の刃/Doom Blade
4 超常的耐久力/Supernatural Stamina
2 悲劇的な過ち/Tragic Slip
3 死せざる邪悪/Undying Evil
2 チェイナーの布告/Chainer's Edict
2 発掘/Unearth
1 シルヴォクの生命杖/Sylvok Lifestaff
サイドボード (15)
1 呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite
1 嵐縛りの霊/Stormbound Geist
1 黒薔薇の棘/Thorn of the Black Rose
2 払拭/Dispel
1 破滅の刃/Doom Blade
2 水流破/Hydroblast
1 墓の刈り取り/Reaping the Graves
2 鋼の妨害/Steel Sabotage
2 強迫/Duress
2 虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb


[編集] 参考

MOBILE