燃え上がる憤怒の祭殿/Shrine of Burning Rage
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Shrine of Burning Rage / 燃え上がる憤怒の祭殿 (2)
アーティファクト
アーティファクト
あなたのアップキープの開始時と、あなたが赤の呪文を唱えるたび、燃え上がる憤怒の祭殿の上に蓄積(charge)カウンター1個を置く。
(3),(T),燃え上がる憤怒の祭殿を生け贄に捧げる:1つを対象とする。これはそれに、これの上に置かれていた蓄積カウンターの数に等しい点数のダメージを与える。
設置に2マナ、起動に3マナかかることを考えると、同じ無色の火力カードであるツキノテブクロのエキス/Moonglove Extractと比較するならば、最低3~4点のダメージを期待したいところ。順調に展開しながら2ターンも経過すれば、5点程度は臨めるだろう。
色マナなしでも使える点は他の祭殿と同じだが、除去とエンドカードは役立つ場面が多いことから、他の色のデッキにまで採用する価値は高い。その際はファイレクシア・マナや色マナを要求しないピッチスペル、増殖などを併用するとよい。
ミラディンの傷跡ブロック構築ではビッグ・レッドに電位の負荷/Volt Chargeとともにしばしば採用される。スタンダードでも、バーン型のスライでよく採用される。
- 類似カードに片思いの歌/Torch Songがある。そちらは、エンチャントなので若干破壊されにくい反面、呪文ではカウンターが増えない。
- 日本語版のカード名は「燃え上がる憤怒の祭壇(さいでん)」であるのに対し、ルール文章中には「燃え上がる憤怒の祭殿」と異なる訳が書かれている(振り仮名やサイクルの他のカードから「祭壇」は誤字と考えられる)。なお、日本語版公式サイトのカードリストではカード名に「祭殿」、ルール文章に「祭壇」と反対に表記されており、Gathererでは共に「祭殿」と表記されている。
関連カード
サイクル
新たなるファイレクシアの祭殿サイクル。アップキープ開始時か対応する色の呪文を唱えるたびに蓄積カウンターが置かれる誘発型能力と、生け贄に捧げることで起動して蓄積カウンターの数だけの効果を生み出す起動型能力を持つアーティファクト。
いずれのカードにも、イラストにカーン/Karnの像が描かれている(参考)。
- 忠実な軍勢の祭殿/Shrine of Loyal Legions
- 貫く幻視の祭殿/Shrine of Piercing Vision
- 限界無き力の祭殿/Shrine of Limitless Power
- 燃え上がる憤怒の祭殿/Shrine of Burning Rage
- 際限無き成長の祭殿/Shrine of Boundless Growth
参考
- カード個別評価:新たなるファイレクシア / ファイレクシア陣営 - アンコモン