鏡編み/Mirrorweave
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戦場に出ている全てのクリーチャーを対象となったクリーチャーのコピーにするカード。どのクリーチャーを対象にするかで結果が変わってくる。
- ロード的なクリーチャーをコピーすると、全てのクリーチャーがお互いを強化し合い、とんでもないサイズになる。特にエーテリウムの達人/Master of Etheriumをコピーすると凄まじい事に。またアトランティスの王/Lord of Atlantisなどの回避能力も持つクリーチャーをコピーすると強力なエンドカードに。
- 防衛を持つクリーチャーをコピーすると足止めとなり、頑強を持つクリーチャーをコピーすると全体除去への対策となる。羽毛覆い/Plumeveilや台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finksなどが色も合っていて使いやすいかもしれない。
- スパイクや移植持ちなど、元々のタフネスが0のクリーチャーをコピーすると、擬似的な神の怒り/Wrath of Godとなる。コピーには+1/+1カウンターなどによる修整が存在しないためである。また、タフネス1のクリーチャーをコピーすることで-1/-1カウンターが置かれているクリーチャーを墓地に送ることができる。
- クリーチャー化している本来クリーチャーではないパーマネント(例:ミシュラランド)をコピーした場合、コピー元以外のクリーチャーはクリーチャー化していない状態でコピーされる。
- ブロック性能に難があるクリーチャー等と組み合わせると、一方的に大きなダメージを与えることも出来る。沼のチンピラ/Bog Hoodlumsなどをコピーする事はリミテッドなどで時々起こる。
- また、ボール・ライトニング/Ball Lightningのような歩く火力をコピーすれば、こちらの攻撃をほとんどそのまま通し、なおかつクリーチャー全てを除去することが出来る。
- 喊声を持つ刃砦の英雄/Hero of Bladeholdや、似た能力の戦争の貴神/Nobilis of War、地獄乗り/Hellrider等をコピーすると、途轍もないダメージを叩き出すことが出来る。致死ダメージの目安としては刃砦の英雄/Hero of Bladeholdなら2体で20点、戦争の貴神/Nobilis of Warなら3体で27点、地獄乗り/Hellriderなら4体で30点である。
- スリヴァーのような対戦相手のクリーチャーにも恩恵を与えるカードならば、お互いのクリーチャーの数によっては互いに能力が重複しあう。例えば悪性スリヴァー/Virulent Sliverならば、こちらが4体のクリーチャー、対戦相手が2体のクリーチャーをコントロールしているとすると、すべての悪性スリヴァー/Virulent Sliverが有毒6を持ち、あっという間に毒殺出来る。