古き神々への拘束/Binding the Old Gods

提供:MTG Wiki

2021年3月28日 (日) 16:03時点における118.105.237.198 (トーク) - whois による版
移動: 案内, 検索

Binding the Old Gods / 古き神々への拘束 (2)(黒)(緑)
エンチャント — 英雄譚(Saga)

(この英雄譚(Saga)が出た際とあなたのドロー・ステップの後に、伝承(lore)カウンター1個を加える。IIIの後に、生け贄に捧げる。)
I ― 対戦相手がコントロールしていて土地でないパーマネント1つを対象とする。それを破壊する。
II ― あなたのライブラリーから森(Forest)カード1枚を探し、タップ状態で戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。
III ― ターン終了時まで、あなたがコントロールしているすべてのクリーチャーは接死を得る。


カルドハイムアンコモン英雄譚サイクル黒緑

I-
黒緑の十八番である万能パーマネント除去対戦相手のパーマネント限定の見えざる者、ヴラスカ/Vraska the Unseenの-3忠誠度能力
4マナかつソーサリー・タイミングとはいえ後に付いてくるオマケを考えると決して重くはなく、手広く戦場に干渉できる優秀な効果。
II-
タップインになった自然の知識/Nature's Lore
出せるのは1枚のみ、かつタップインなので劇的な効果はないが、返しに出すフィニッシャーに繋ぐ助けになるし、基本土地縛りは無いので基本土地タイプを持つ多色土地サーチすればマナ基盤の補助もできる。スタンダードでもトライオーム氷雪タップインデュアルランドが利用可能で、タップインのデメリットを相殺できる点も噛み合っている。
III-
ターン終了時まで自軍のクリーチャー接死付与。
コントロール色の強いI章とII章に対してアグレッシブな効果で、自ターン限定の接死を活かすことはなかなか難しい。この章がある事でブリンクバウンスで再利用するための時間的猶予が生まれることが利点といえるか。

非常に汎用的なI章に始まり、II章もあって損は無い効果で、英雄譚であることでランプやブリンクなど様々な戦略へ接続できるようになっている。対戦相手のデッキによって腐る事がほとんど無く、構築リミテッド共にアンコモンとは思えない有用性を持ったカード。登場時のスタンダードではスゥルタイ根本原理をはじめとするコントロールデッキの復権に一役買っている。

  • カードイメージギャラリーやGathererでは日本語カード名が「古き神々への束縛」として紹介されてしまっている[1]
  • イラストは実際にマホガニー材に彫られた彫刻である[2]

関連カード

サイクル

カルドハイムアンコモン英雄譚サイクル。2色の組み合わせそれぞれに1枚ずつ存在する。

参考

  1. 『カルドハイム』カードイメージギャラリー(マジック米国公式サイト)
  2. Victor Adame Minguez(アーティストVictor Adame MinguezのTwitter 2021年1月8日)
MOBILE