花の大導師/Grand Master of Flowers
提供:MTG Wiki
伝説のプレインズウォーカー — バハムート(Bahamut)
花の大導師の上に7個以上の忠誠(loyalty)カウンターが置かれているかぎり、これは飛行と破壊不能を持つ7/7のドラゴン(Dragon)・神(God)クリーチャーである。
[+1]:先制攻撃も二段攻撃も警戒も持たないクリーチャー1体を対象とする。次のあなたのターンまで、それでは攻撃もブロックもできない。
[+1]:あなたのライブラリーやあなたの墓地から《素拳のモンク/Monk of the Open Hand》という名前のカード1枚を探し、公開してあなたの手札に加える。これによりあなたがあなたのライブラリーからカードを探したなら、ライブラリーを切り直す。
伝説のプレインズウォーカーとしてカード化されたダンジョンズ&ドラゴンズにおける善のドラゴンの神。忠誠度が7を超えると飛行と破壊不能を持つドラゴン・神に変化できる常在型能力を持ち、忠誠度能力は特定のキーワード能力を持たないクリーチャーへの攻撃&ブロック制限、ライブラリーか墓地からの素拳のモンク/Monk of the Open Handのサーチor回収。
2つ目の忠誠度能力はニッサ・レヴェイン/Nissa Revaneと違い、手札に加える点に注意。
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ルール
- 花の大導師の上に置かれている忠誠カウンターが7つ以上のとき、花の大導師はプレインズウォーカーではなくドラゴン・神・クリーチャーである。プレインズウォーカーではないので攻撃されることもなく、ダメージを受けても忠誠カウンターが減ることもない。
- 忠誠度能力はクリーチャーの状態でも起動できる。起動できるタイミングや1ターンに1回という制限は変わらない。
- 名前は変わらないので、プレインズウォーカーとクリーチャーの花の大導師の両方を同時にコントロールすることはできない。レジェンド・ルールでどちらかを墓地に置くことになる。
関連カード
サイクル
フォーゴトン・レルム探訪のプレインズウォーカーサイクル。各色に1枚ずつ存在する。稀少度は神話レア。
- 花の大導師/Grand Master of Flowers
- モルデンカイネン/Mordenkainen
- 蜘蛛の女王、ロルス/Lolth, Spider Queen
- アヴェルナスの大公、ザリエル/Zariel, Archduke of Avernus
- エリーウィック・タンブルストロム/Ellywick Tumblestrum
いずれもダンジョンズ&ドラゴンズのキャラクターであり、背景設定上はプレインズウォーカー/Planeswalkerではない。
ストーリー
バハムート/Bahamutはダンジョンズ&ドラゴンズのキャラクター。善のドラゴンの神。男性。
プラティナム・ドラゴン(白金竜)/The Platinum Dragonとしても知られるバハムートは、メタリック・ドラゴン/Metallic dragon(金属竜)の守護者にして始祖だ。彼は七つの層なす天界山セレスティア/The Seven Heavens of Mount Celestiaに居を構えているが、魔法で変装し、物質界/The Material Planeを放浪していることも多い。身をやつすのは高徳な老いたウィザード、貧しい漁師、お洒落な若きモンクなどだ(イラスト1、イラスト2)。人間の姿でいるときには大抵、カナリアなどの鳴き鳥に変装させた七体のエンシェント・ゴールド・ドラゴン/Ancient gold dragonを伴っている。
バハムートは定命の者たちの営みへと大いに手を差し伸べる。特に彼らが、ティアマト/Tiamatやそれに仕える邪悪なドラゴンの企みの犠牲になるときには。冒険者もドラゴンも等しくバハムートに祈りを捧げる。栄誉と正義を支持して、あるいは大きな脅威に立ち向かうための勇気を求めて。
- バハムートとはもともと、中世イスラムの伝承に登場する世界魚(鯨とも)。上記のようにD&Dでドラゴンとして扱われたことにより、現代のファンタジー作品ではドラゴンの名前とされることが多い(特に日本では、ゲーム『ファイナルファンタジー』シリーズでドラゴンとして扱われたことの影響も無視できないだろう)。
登場作品・登場記事
- The Legends of Adventures in the Forgotten Realms/『フォーゴトン・レルム探訪』の伝説たち(Feature 2021年7月16日 James Wyatt著)