ステージ・デプス
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ステージ・デプス(Stage Depths)は、暗黒の深部/Dark Depthsと演劇の舞台/Thespian's Stageのコンボデッキ(ダーク・デプス)。基本セット2014でレジェンド・ルールが改定されたことで登場した。
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概要
伝説の氷雪土地
暗黒の深部はその上に氷(ice)カウンターが10個置かれた状態で戦場に出る。
(3):暗黒の深部から氷カウンターを1個取り除く。
暗黒の深部の上に氷カウンターが1個も置かれていないとき、それを生け贄に捧げる。そうしたなら、飛行と破壊不能を持つ、伝説の黒の20/20のアバター(Avatar)・クリーチャー・トークンの《マリット・レイジ/Marit Lage》を1体生成する。
暗黒の深部と演劇の舞台を戦場に出し、演劇の舞台の起動型能力で暗黒の深部をコピーし、レジェンド・ルールでオリジナルの暗黒の深部を墓地に置く。残された暗黒の深部のコピーである演劇の舞台の上には氷カウンターが無いので、誘発した能力が解決されれば20/20のマリット・レイジ・トークンが降臨する。
主に吸血鬼の呪詛術士/Vampire Hexmageも一緒に使う、ヘックスメイジ・デプスとのハイブリッドデッキが主流。しかし、暗黒の深部も演劇の舞台も土地のため、呪詛術士を使わなければデッキカラーに黒が不要になるなどの理由により、呪詛術士を使わないタイプのデッキも存在する。その場合は土地単やアグロロームなどとのハイブリッドデッキも多い。
コンボパーツのサーチ手段兼サブアタッカーとして聖遺の騎士/Knight of the Reliquaryが採用されることがある。基本セット2020では同様の役割をこなすエルフの開墾者/Elvish Reclaimerが登場したことで、これらを採用した緑白系の構成が環境に姿を現した。天敵となる死儀礼のシャーマン/Deathrite Shamanが禁止されたのも追い風である。
サンプルリスト
レジェンド・ルール改定後
Thespian's Depths(Legacy) [1] | |||||||||||||||||||||||||||
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モダンホライゾン2参入後
- エルフの開墾者/Elvish Reclaimerや聖遺の騎士/Knight of the Reliquary、輪作/Crop Rotationによる土地サーチギミックに加えて、緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenithによるクリーチャーサーチギミックが仕込まれており、Maverickに近いデッキ構造である。
- モダンホライゾン2で成長の揺り篭、ヤヴィマヤ/Yavimaya, Cradle of Growthを獲得したことで、聖遺の騎士のサーチ能力が強化された。
- ここに挙げたのは緑白タッチ赤のタイプだが、時を超えた英雄、ミンスクとブー/Minsc & Boo, Timeless Heroesを採用しメインから赤を触ったタイプや、オークの弓使い/Orcish Bowmastersを採用した黒緑白のタイプも存在する。
- 墓地に土地が落ちやすいデッキであるため、エルフの開墾者と聖遺の騎士によるビートダウンも強力である。また墓地の土地を再利用するためにラムナプの採掘者/Ramunap Excavatorや残響する深淵/Echoing Deepsが採用されることも多い。