コピー可能な値

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2008年3月12日 (水) 13:13時点における60.41.92.99 (トーク) - whois による版
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オブジェクトをコピーする場合、コピー元のオブジェクトが持つ特性コピー可能な値/Copiable Valueを参照し、コピーはそれらの値を得る。

特性とは具体的には、

である。

オブジェクトの「コピー可能な値」とは、印刷された上記の各特性に、コピー効果、「場に出るに際し」「表になるに際し」の能力による特性への影響、呪文パーマネント裏向きにする能力の影響を加味したものである。

他の(タイプを変更するものも含む)効果や、上に載ったカウンターはコピーされない。また、「裏向きである」「タップしている」「反転している」といったオブジェクトの位相もコピーされない。さらに、コピー元のパーマネントに関して行なわれた選択はコピーされない。他のパーマネントのコピーとして何かがに出る場合、「場に出るに際し」の能力の選択は、コピーのコントローラーが行う。

コピーするのがスタックにあるオブジェクトの場合、プレイ時に行なわれた選択もコピーする。すなわち、モード対象Xの値、キッカーコスト支払ったかどうか、複数の対象にどのように影響を与えるか、などはコピーされる。また、コストを支払う際に用いたオブジェクトを参照する場合、コピー元と同じオブジェクトを参照する。解決時に行われる選択は通常コピーされない。

水変化の精体/Aquamorph Entity登場当初、これが裏向きから表向きになった際の能力で設定されたP/Tがコピー可能な値か否かに関して議論があった。これは、総合ルールのコピー可能な値に関する記述に「表になるに際し」の能力のことが含まれていなかったため。現在の総合ルールでは「表になるに際し」もコピー可能な値を設定するものとして記述されており、解釈が明確になっている。

参考

引用:総合ルール 20231117.0

引用:総合ルール 20231117.0

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