シールド
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シールド/Sealed Deckとは、未開封のパックをその場で開け、40枚以上のデッキを構築する対戦形式。基本土地(基本氷雪土地除く)は好きなだけ支給される。デッキに使用しないカードはすべてサイドボードとなる。
通常、シールド戦はブースターパック6つで行われる。すべてのフォーマットの中でもっとも運の要素が大きい(それゆえ、「運ゲー」「クソゲー」と呼ばれることがある)。
- 内訳として、「大型エキスパンション×6」、「大型エキスパンション×3+小型エキスパンション×3」、「大型エキスパンション×2+小型エキスパンション×2+小型エキスパンション×2」が主流である。
- 2009年2月(コンフラックスのプレリリース・トーナメント・発売記念パーティ)まではトーナメントパック1つ、ブースターパック2つで行われていた。カードのダブりや、レアカードの強化などで戦術が違ってきている。
シールド戦では専用のデッキ登録用紙へのカード登録をし、デッキに使用するカードを記入する。デッキ登録後、ランダムでパックを交換する方式もあるので、制限時間内に間違いなくパックのカードを記入することが大切である。
- 「盾/Shield」ではなく「封をされた/Sealed」という意味。
- 多めに土地を確保しておき、苦手な色に当たった場合に色変えをするという戦略もある。
- 黎明期では、基本土地は最大5枚までしか支給されなかった。
スーパーシールド
使用されるブースターパックを通常の倍の12パックで行われるシールドをスーパーシールドと呼ばれる。2011年のマジック・ウィークエンド・パリでのプレイヤー・オブ・ザ・イヤーのプレーオフで初めて採用され、日本選手権11のサイドイベント『バトル・オブ・チャンピオン』にも採用される。
カードプールが必然的に多くなるため、派手な展開になりやすい。デッキすべてを交換する戦術も可能である。
参考
- リミテッド
- ドラフト
- トーナメント用語
- はじめてのシールドデッキ (タカラトミー、文:真木孝一郎)
- 高橋 優太のリミテッドマニュアル:シールド構築編 (タカラトミー、文:高橋優太)
- 10項目で学ぶシールドデッキの作り方(文:Olivier Ruel)
- 第25回:シールドのメモ帳(渡辺雄也の「リミテッドのススメ」から)
- 藤田憲一の「スーパーシールド」も楽じゃない!?