絆魂
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絆魂/Lifelink | |
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種別 | 常在型能力 |
登場セット | 多数 |
CR | CR:702.15 |
絆魂(はんこん)/Lifelinkは、未来予知で制定されたキーワード能力。これは常在型能力である。
Lifelink / 絆魂 (白)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは絆魂を持つ。(このクリーチャーがダメージを与える場合、さらにそのコントローラーは同じ点数のライフを得る。)
定義
絆魂/Lifelinkを持つ発生源が与えるダメージは、その発生源のコントローラー(コントローラーがいない場合はそのオーナー)のライフを、その点数に等しい値だけ増加させる。(これは、そのダメージにより発生する他の結果に追加される。)
解説
魂の絆/Spirit Linkが与える、俗に「魂の絆能力」と呼ばれていた能力を元にしたキーワード能力であり、能力名もそれにちなんでいる。常磐木能力に位置づけられており、さまざまなエキスパンションに登場する。
未来予知で制定された当初は魂の絆能力と完全に同一の誘発型能力であり、魂の絆能力を持つカードは絆魂を用いたテキストに変更された。しかし後に基本セット2010の発売に伴う総合ルール変更で現在の常在型能力に改定され、挙動が変わってしまったため、そのほとんどは2009年7月11日のオラクル更新で元に戻された(例外もある)。
- ダメージの種類は問わない。戦闘ダメージでもよいし、能力によるものでもよい。奈落の王/Lord of the Pitのようなペナルティ能力でも構わない。
- パーマネントでない発生源が絆魂を持っていた場合でも、その絆魂は機能する。
- 絆魂は、ダメージの与え方を定義したルールから参照される能力である。絆魂を持つオブジェクトがダメージを与える際に元々居た領域を離れていた場合でも、ルールが最後の情報を参照するので、ライフを得ることになる。
- 絆魂は置換効果ではない。得るライフの点数は、軽減などのダメージに関する置換効果を加味した「実際に与えられるダメージ」によって決定される。もちろん、ライフを得ることに関する置換効果は、別途適用される。
魂の絆能力との違い
- 絆魂はダメージを与えると同時にライフを回復させるが、魂の絆能力は、ダメージを与えたときに(その発生源が戦場にいれば)誘発し、それが解決されるときに回復させる。
- 絆魂はダメージと同時に回復するので、絆魂持ちのダメージによってライフが0になる場合でも回復後のライフが0より上ならば敗北しないが、魂の絆能力は誘発した能力の解決より先に状況起因処理のチェックが入ってしまうため、間に合わずに敗北してしまう。
- 絆魂はダメージのルールを変更する能力であるため、複数の絆魂を持っていても意味を成さないが、魂の絆能力は複数持っていればその数だけ誘発する。
- 絆魂を持つパーマネントがダメージを与える時点でその発生源が戦場を離れていたとしても、絆魂は機能する。魂の絆能力はダメージを与える時点でその発生源が戦場に存在していなければ誘発しない。
その他
- ルールが改定された基本セット2010で、能力名と同名のカードが作られた(→絆魂/Lifelink)。
- 「目に見えない絆」というイメージから、イラストからは連想しづらいことも多い。
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 7 その他のルール
- 702 キーワード能力
- 702.15 絆魂/Lifelink
- 702.15a 絆魂は常在型能力である。
- 702.15b 絆魂を持つ発生源が与えるダメージは、その発生源のコントローラー、あるいはコントローラーがいない場合はそのオーナーのライフを、その点数に等しい点数だけ増加させる(これは、そのダメージにより発生する他の結果に追加される)。rule 120.3 参照。
- 702.15c 効果がダメージを与えさせる前にそのオブジェクトが領域を移動していた場合、絆魂を持つかどうかを決定するために最後の情報を用いる。
- 702.15d 絆魂のルールは、ダメージを与える絆魂を持つオブジェクトがどの領域にあっても機能する。
- 702.15e 絆魂を持つ複数の発生源が同時にダメージを与えた場合、それぞれは別個にライフを得るイベントを作る(rule 119.9-10 参照)。
- 702.15f 1つのオブジェクトに複数の絆魂があっても効果は変わらない。
- 702.15 絆魂/Lifelink
- 702 キーワード能力