キオーラの追随者/Kiora's Follower
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パーマネントをアンタップするタップ能力を持つクリーチャー。クリーチャーになった伸ばし歯/Unbender Tineと言える。
各種タップ能力を再利用したり、クリーチャーに擬似的に警戒を持たせたり、神啓を任意のタイミングで誘発させたりと、使い方の幅の広い能力。有用な相方がいなくとも土地さえあればマナ・クリーチャーのように振る舞えるし、熊であるため戦闘でもそれなりに役に立つ。
スタンダードでは旅するサテュロス/Voyaging Satyr同様、一度に大量のマナを出せるニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyxとのコンボが強力。
またサーチやコピーを駆使してキオーラの追随者を戦場に2体揃えれば、互いをアンタップし合う無限ループを作ることができる。例えば水流を読む者/Judge of Currentsで無限ライフ、航跡の打破者/Wake Thrasherで無限強化が可能。
- ニクス生まれのトリトン/Nyxborn Tritonと違い、キオーラをすっかりタッサ/Thassa本人だと思い込んでしまっているようだ。
「彼女は自らをキオーラと名乗っているかもしれない。しかし、私は彼女こそが海の化身にして深海の女皇であるタッサ様であると信じている。」
開発秘話
このカードは、神々の軍勢に荒ぶる波濤、キオーラ/Kiora, the Crashing Waveを収録するにあたって用意された垂直サイクル(各稀少度に1枚ずつ存在するサイクル)の1枚である。開発段階では、手札のクラーケンかリバイアサンか海蛇を公開することで手札交換ができるCIP能力と、土地をアンタップしつつターン終了時まで森・島にするタップ能力を持っていた。変更後のデザインではキオーラとの関係性は薄くなったが、代わりに神啓とのシナジーを持つようになっている(参考/翻訳)。