怒り狂うゴブリン/Raging Goblin
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ピッチスペルなどに妨害されない限り、先攻1ターン目に出せば確実に1点の戦闘ダメージを与えられるのが大きな特徴。単体でのカードパワーは低いものの、ゴブリンの部族シナジーの恩恵を受けられる点を買われて、幾つかの時代のゴブリンスライに投入された。また、前述の特徴を利用するために特殊なコンボデッキで稀に採用されることもあった(後述)。
現在では様々な上位互換が登場しており、中にはゴブリンであるものも存在する(→#関連カード)。
- 実現は難しいものの、これと猛火の群れ/Blazing Shoal2枚、赤の重いカード2枚と赤マナが出る土地の合計6枚で1ターンキルができる。
- エクソダス収録時には、1ターンキルの確率を上げるために水蓮の花びら/Lotus Petalと一緒に、ヘイトレッドに投入されることもあった。
- ミラディンの傷跡ブロック以降では、猛火の群れ/Blazing Shoal、8マナ以上の赤いカード(大祖始/Progenitusなど)、汚れた一撃/Tainted Strikeの計4枚に、残りで(黒)(赤)のマナを捻り出すことが出来れば1ターンキルとなる。
- ポータル版はルール文章違いで2種類存在する。入門セットでは能力の注釈が、ブースターパックからのカードにはフレイバー・テキストが書かれている。
- エクソダスに収録されているゴブリンだが、初出がポータルであるので、名前は「怒り狂うモグ/Mogg」ではない。
- 第9版で他のゴブリンは戦士になった中、怒り狂っているこれは狂戦士に。なお、他の狂っているゴブリンである狂ったゴブリン/Crazed Goblinは戦士である。
関連カード
- 上位種は、下記のサイクルの他の2枚などのほかにも、同じゴブリンのゴブリンの戦車/Goblin Chariotがいる。
- 同型再版に山賊/Mountain Banditがいる。
上位互換・変形版
1マナ速攻クリーチャー。特記しない限り赤の1/1。太字が上位互換。
- 火花の精霊/Spark Elemental - 3/1でさらにトランプルだが、終了ステップに生け贄に捧げられてしまう。(フィフス・ドーン)
- 閃き牙/Glitterfang - 終了ステップに手札に戻ってしまう。(神河救済)
- 稲妻の狂戦士/Lightning Berserker - 疾駆コスト(赤)で、火吹き能力も持つ閃き牙の上位互換。(タルキール龍紀伝)
- ウークタビー・ドレイク/Uktabi Drake - 緑の2/1飛行だが、エコー(1)(緑)(緑)。(次元の混乱)
- ゴブリンの先達/Goblin Guide - 2/2だが、攻撃するたび防御プレイヤーのライブラリーの一番上を公開し、土地ならば手札に加えさせてしまう。(ゼンディカー)
- 走り回るトカゲ/Skitter of Lizards - 多重キッカーで+1/+1カウンターが置かれる。(ワールドウェイク)
- 軍勢の忠節者/Legion Loyalist - 大隊で先制攻撃とトランプルが付与されるとともにトークンにブロックされなくなる。(ギルド門侵犯)
- 僧院の速槍/Monastery Swiftspear - 1/2で果敢を持つ。(タルキール覇王譚)
- コラガンの嵐唱者/Kolaghan Stormsinger - 大変異とクリーチャー1体に速攻を付与する変異誘発型能力を持つ。(タルキール龍紀伝)
- 村の伝書士/Village Messenger - 変身すると2/2になり威迫を得る狼男。(イニストラードを覆う影)
- ボーマットの急使/Bomat Courier - アーティファクト・クリーチャー。(赤)を支払って生け贄に捧げると、手札交換も出来る。(カラデシュ)
- 狂信的扇動者/Fanatical Firebrand - 自身の生け贄をコストとしたティム能力を持つ。(イクサランの相克)
- 松明の急使/Torch Courier - 自身の生け贄をコストとした、対象クリーチャー1体に速攻を付与する能力を持つ。(ラヴニカのギルド)
サイクル
ポータルの「怒り狂う」クリーチャーのサイクル。赤のクリーチャーで、速攻を持つ。
- 怒り狂うゴブリン/Raging Goblin
- 怒り狂うクーガー/Raging Cougar
- 怒り狂うミノタウルス/Raging Minotaur