ニクス咲きの古きもの/Nyxbloom Ancient
提供:MTG Wiki
Nyxbloom Ancient / ニクス咲きの古きもの (4)(緑)(緑)(緑)
クリーチャー エンチャント — エレメンタル(Elemental)
クリーチャー エンチャント — エレメンタル(Elemental)
トランプル
あなたがマナを引き出す目的でパーマネントをタップするなら、それは代わりにその3倍のマナを生み出す。
自軍の全てのパーマネントのマナ生産量を3倍にするエレメンタル・クリーチャー・エンチャント。
春の鼓動/Heartbeat of Springも霞んでしまう豪快過ぎるマナ加速。土地はもちろんマナ・クリーチャーもマナ・アーティファクトでも良いので、普通に唱えたのなら次のターンには何と21マナも出ることになる。各種伝説のエルドラージを唱えてもお釣りがくる。この手のカードとしては対戦相手に恩恵を与えないのが嬉しい。
- 凄まじいマナ加速能力により無限マナコンボがいくつも考えられる。登場時のスタンダードでも素で緑マナ2点以上が出る土地と覚醒根の精霊/Wakeroot Elementalで無限マナ。
- 緑マナ2点以上を生み出す土地としてはギャレンブリグ城/Castle Garenbrigや睡蓮の原野/Lotus Field、あるいは楽園の贈り物/Gift of Paradiseか新たな地平/New Horizonsをエンチャントした土地など。
- 過去のカードではマナの反射/Mana Reflectionが最も近い。たった緑マナ1つ増えただけで置換効果が2倍から3倍に増加し、クリーチャーとして戦闘にも参加できるようになった。クリーチャー除去が効くようになり除去耐性は下がったものの、5/5トランプルとマナレシオは低くも悪くない性能。これだけのマナが出るなら2倍でも十分にオーバーキルであり、モダン以下のフォーマットでマナ加速を目的とするならば、1ターン早く置けてクリーチャー除去に引っかからないマナの反射を優先したほうがいい場合も多いだろう。こちらを使うならクリーチャーであることを活かしてリアニメイトするなどし、高速召喚を目指したい。
ルール
- 置換効果が働くイベントについてはマナを引き出す目的でタップするも参照。
- 登場時のスタンダードでは忘れられた神々の僧侶/Priest of Forgotten Godsの能力がマナ能力でないので3倍にならないことに注意。また、世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the Worldや狼柳の安息所/Wolfwillow Havenなどから追加で発生するマナも3倍の対象外。
- 驚異の造り手、ダラコス/Dalakos, Crafter of Wondersのように元のマナ能力が生み出すマナに使用の制約や追加の効果がある場合、増えたマナにもそれらの制約や追加の効果が付与される。
- 置換効果は重複する。2体のニクス咲きの古きものをコントロールしていたなら、マナを1点加えるイベントは9点のマナを加える。