猟犬

提供:MTG Wiki

2020年6月24日 (水) 07:02時点におけるTaxin (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

猟犬/Houndは、かつて存在したクリーチャー・タイプの1つ。現在は廃止されに置き換えられた。

初出はホームランドGhost Hounds。かつてイヌなど現実にも存在する動物の他、犬型の怪物(バーゲストヘルハウンドケルベロスなど)や犬の特徴を有する獣人(アイノク/Ainok)などは、すべて猟犬のクリーチャー・タイプが与えられていた。現実でも馴染み深い狩猟動物のためかコンスタントに登場し、数を増やしていたが、基本セット2021発売に伴い猟犬を犬に置き換えることが決まり、既存のすべての猟犬は2020年6月のオラクル更新により犬に変更され[1]、このクリーチャー・タイプは廃止された。

テンペストで3種類の犬のカードが作られた当時、マジックには「犬」「猟犬」が1枚ずつ存在し、クリーチャー・タイプをそのどちらかに合わせる必要があった。「ファンタジー作品に相応しい」という理由で猟犬が選ばれ、以降の犬系クリーチャーはほぼすべて猟犬のクリーチャー・タイプを持つことになった。しかし、猟犬でない犬を猟犬として表記するのは奇妙であるという問題点があり、時と共に開発部内でも猟犬でなく犬を選ぶべきだったという意見が多くなっていた。これを受け、犬の小テーマが存在する基本セット2021を期にこの変更が行われることとなった[2]

  • クリーチャー・タイプの変遷の歴史の中でも、吸収や分離などではなく「完全な置き換え」によって消滅した例は非常に珍しい。
    • 猟犬以外では、かつて裂片スプライトに置き換えられたことがある(現在では裂片に戻っている)。
  • ハイエナジャッカルも一時期は猟犬に統合されていたが、独立して復活した際にそれぞれ元に戻された。また、「ジャッカル/Jackal」のカード名を持ちならが猟犬のクリーチャー・タイプで印刷されたクリーチャーはオラクル更新で猟犬からジャッカルに変更されている。
  • 基本セット2021での変更に先駆け、Mystery BoosterR&D Playtest cardsにはすべての猟犬を犬にエラッタしてしまうRuff, Underdog Champが登場していた。

関連カード

かつてクリーチャー・タイプが猟犬だったカード。

かつて猟犬・トークンを生成していたカード。

脚注

  1. Core Set 2021 Update Bulletin(News 2020年6月23日 Eli Shiffrin著)
  2. But Wait, There's Core/『基本』はここまで、ではなくてMaking Magic 2020年6月15日 Mark Rosewater著)

参考

MOBILE