幽体の敵対者/Spectral Adversary

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2021年9月28日 (火) 00:05時点におけるMOO (トーク | 投稿記録)による版
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Spectral Adversary / 幽体の敵対者 (1)(青)
クリーチャー — スピリット(Spirit)

瞬速
飛行
幽体の敵対者が戦場に出たとき、あなたは(1)(青)を望む回数支払ってもよい。あなたがこのコストを1回以上支払ったとき、これでないアーティファクトやクリーチャーやエンチャントのうちその回数を最大とする個数を対象とする。幽体の敵対者の上にその回数に等しい数の+1/+1カウンターを置く。その後、対象としたものはフェイズ・アウトする。

2/1

の敵対者はクリーチャーアーティファクトエンチャントフェイズ・アウトさせるスピリット

ブロッカーの排除、味方の救出など、フェイズ・アウトの利用法は多数存在する。素で2マナ2/1に瞬速飛行と強力な性能を持つので、序盤はフライヤーとしてライフを攻め、中盤以降はコンバット・トリックとして運用するなど、らしく器用でトリッキーなクリーチャー。アーティファクトやエンチャントを対象に取れるのもミソで、他のクリーチャーで代替の利かない役割を担える。

リミテッドでは神話レアなのでなかなかお目にかかれないが、引いた場合は対戦相手のクリーチャーを排除し硬直状態を打破、場合によっては不利な状況を一気に逆転できるポテンシャルを持ちながら、序盤の主戦力としても頼れる優秀なクリーチャー。短所としては、自身のコストにも能力にも青マナが必要となるため、他の中心にピックしている場合にタッチさせづらい点。とはいえ青を軸にピックしている他のプレイヤーに渡った場合の危険度が非常に高いので、カットとしての意味合いも含めてピックすべき強力なカード

構築では前述の通り、コンバット・トリックや救出など、基本的にはクリーチャー戦を想定した場合に採用する価値が高い。真髄の針/Pithing Needleグールの行進/Ghoulish Processionなど、アーティファクト・エンチャントにも厄介なものは多く、1ターン限りとはいえそれらを無力化できるのは影響が大きい。


ルール

  • 戦場に出たときの誘発型能力再帰誘発型能力を含む。幽体の敵対者が戦場に出たときに対象を選ぶことはなく、誘発型能力の解決時にコスト支払ったとき+1/+1カウンターを置きフェイズ・アウトさせる能力が新たに誘発しスタックに置かれる。対戦相手はカウンターがいくつ置かれるか、フェイズ・アウトさせる対象を知ってから、対応して呪文能力を使用する機会を得る。
  • フェイズ・アウトさせる対象を選んだ場合、解決時にそのすべての対象が不正な対象となっていたなら、能力は立ち消え幽体の敵対者の上にカウンターが置かれることもない。
  • 戦場に出たときの誘発型能力に対応して幽体の敵対者を除去されても、コストを支払えば、カウンターを置く効果が無視されるだけでフェイズ・アウト効果は発揮させることができる。

関連カード

サイクル

イニストラード:真夜中の狩りの敵対者サイクル。いずれも単色クリーチャーで、戦場に出たときにコストを任意の回数支払うことで、その回数に応じた恩恵が得られる。稀少度神話レア

参考

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