燃え上がる憤怒の祭殿/Shrine of Burning Rage
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Shrine of Burning Rage / 燃え上がる憤怒の祭殿 (2)
アーティファクト
アーティファクト
あなたのアップキープの開始時と、あなたが赤の呪文を唱えるたび、燃え上がる憤怒の祭殿の上に蓄積(charge)カウンター1個を置く。
(3),(T),燃え上がる憤怒の祭殿を生け贄に捧げる:1つを対象とする。これはそれに、これの上に置かれていた蓄積カウンターの数に等しい点数のダメージを与える。
設置に2マナ、起動に3マナかかることを考えると、同じ無色の火力カードであるツキノテブクロのエキス/Moonglove Extractと比較するならば、最低3~4点のダメージを期待したいところ。
他の色の祭殿と同じく設置が必ずしも有色の呪文を唱える必要がなく、ファイレクシア・マナや色マナを要求しないピッチスペル、増殖などとの相性がよい。
他の祭殿より優れている点は、
・忠実な軍勢の祭殿/Shrine of Loyal Legionsより即効性がある。
・限界無き力の祭殿/Shrine of Limitless Powerや貫く幻視の祭殿/Shrine of Piercing Visionなどと違い蓄積カウンターをためればためるほど確実にその恩恵を受けられる。
・状況次第ではあるが起動することが勝利に直結する。
- 上記の目的で使用する場合、極端だが青単色で守り通したり白の不退転の大天使/Indomitable Archangel、レオニンの高僧/Leonin Abunas、ハナの保護管理/Hanna's Custodyなどと併用することを前提として低速デッキに組み込むことも。
- 色マナがいらず、守りきって得た大量のカウンターで勝利を目指す場合、一見するとダークスティールの反応炉/Darksteel Reactorに類似性を感じる。しかしそちらは除去耐性の点で勝る反面、一括してカウンターを20個ためるまで殆ど無意味な置物であり、クリーチャーには対処出来ないなど、融通性の点で劣るので使用感の点からみると別物といってよい。
- 類似カードに片思いの歌/Torch Songがある。そちらは、エンチャントなので若干破壊されにくい反面、呪文ではカウンターが増えない。
- 日本語版カードにはカード名が「燃え上がる憤怒の祭壇」となっている誤植がある
関連カード
サイクル
新たなるファイレクシアの祭殿サイクル。アップキープ開始時か対応する色の呪文を唱えるたびに蓄積カウンターが置かれる誘発型能力と、生け贄に捧げることで起動して蓄積カウンターの数だけの効果を生み出す起動型能力を持つアーティファクト。
いずれのカードにも、イラストにカーン/Karnの像が描かれている(参考)。
- 忠実な軍勢の祭殿/Shrine of Loyal Legions
- 貫く幻視の祭殿/Shrine of Piercing Vision
- 限界無き力の祭殿/Shrine of Limitless Power
- 燃え上がる憤怒の祭殿/Shrine of Burning Rage
- 際限無き成長の祭殿/Shrine of Boundless Growth
参考
- カード個別評価:新たなるファイレクシア / ファイレクシア陣営 - アンコモン