潮の虚ろの漕ぎ手/Tidehollow Sculler

提供:MTG Wiki

2013年6月7日 (金) 02:09時点におけるGariu (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索


催眠の悪鬼/Mesmeric Fiendと同じ能力を持った有色アーティファクトクリーチャー点数で見たマナ・コストは同じ2点だが、多色となり色拘束が厳しくなった代わり、2/2になりいわゆる相当の戦闘能力を得た。

催眠の悪鬼同様に対戦相手への牽制役として使える。除去されてしまえば無意味だが、逆に対戦相手に除去を強要できるため避雷針としての役割を果たせるし、対戦相手の手札に1枚しか除去がなければそれを縛ることで長く戦場にとどまっていることもできる。

催眠の悪鬼と比較すると、アーティファクト・クリーチャーであるため、に除去されやすくなった。特に、クリーチャー除去を不得手とする緑に手軽な除去手段を与えている点は痛い。一方でアタッカーとしての性能とダメージへの耐性は向上しており、牽制とクロックの二役をこなす。部族恩恵を受けやすいゾンビであることも利点となり得る。

色拘束さえ何とかなれば2ターン目から妨害を開始でき、戦力にもなる優秀なクリーチャーと評価され、ローウィン=シャドウムーア・ブロックアラーラの断片ブロックスタンダードでは、白黒トークンドランなどに採用されている。

暗黒の儀式/Dark Ritualが使用可能なエターナル環境では多少評価が分かれるようだ。序盤から積極的に手札を削っていきたいスーサイド系のデッキではマナ加速から高速展開が可能な催眠の悪鬼が好まれるが、アグロコントロール系のデッキではP/Tに優れる潮の虚ろの漕ぎ手が優先される傾向にある。

関連カード

サイクル

アラーラの断片対抗色サイクル。各断片のアンコモンに1枚ずつ存在する。

参考

MOBILE