多色カード

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2017年2月26日 (日) 12:07時点におけるブラー (トーク | 投稿記録)による版
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多色カード/Multicolored Cardとは、多色の(複数のを持つ)カードのこと。


Sliver Queen / スリヴァーの女王 (白)(青)(黒)(赤)(緑)
伝説のクリーチャー — スリヴァー(Sliver)

(2):無色の1/1のスリヴァー(Sliver)・クリーチャー・トークンを1体生成する。

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Azorius Guildmage / アゾリウスのギルド魔道士 (白/青)(白/青)
クリーチャー — ヴィダルケン(Vedalken) ウィザード(Wizard)

((白/青)は(白)でも(青)でも支払うことができる。)
(2)(白):クリーチャー1体を対象とし、それをタップする。
(2)(青):起動型能力1つを対象とし、それを打ち消す。(マナ能力は対象にできない。)

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概要

多色カードは、レジェンドで初めて登場した。いずれも友好色の2色、または弧(こ)(1つの色とその友好色の組み合わせの3色)で、かつ伝説のクリーチャーであった。

対抗色2色の多色カードは、ザ・ダーク黒緑森の暗き中心/Dark Heart of the Woodが他より一足先に登場し、他の組み合わせはミラージュが初出。その後、ストロングホールド5色カードが、アポカリプス楔(くさび)(友好色2色とそれらに共通する対抗色1色の組み合わせ)の3色が、ギルドパクトで4色カード(ネフィリム)がそれぞれ初登場した。

多色は人気のテーマであり、それを主題に据えたブロックは多い。インベイジョン・ブロックラヴニカ・ブロックアラーラの断片ブロックラヴニカへの回帰ブロックの4つが該当し、同じ多色をテーマとしながらもインベイジョンでは5色、ラヴニカおよびラヴニカへの回帰は2色、アラーラの断片は3色と、それぞれ差別化がなされている。またミラディンの傷跡ブロックでは陣営ごとにメインの2色を設ける、イニストラード・ブロックでは種族ごとに2色を割り当てるという形でサブテーマに使う物もある。詳細は各ブロックの項を参照。逆に、多色カードが一切登場しないブロックは、ウルザ・ブロックマスクス・ブロックミラディン・ブロックの3つ。また、基本セットでは第4版の拡張セットであるクロニクルを除くと、基本セット2013に1枚(プレインズウォーカー、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, Planeswalker)と基本セット2015の2枚(頂点捕食者、ガラク/Garruk, Apex Predator巣主スリヴァー/Sliver Hivelord)がある。

多色カードは多色テーマのブロック以外ではレア以上の希少度で収録されることが多かったが、マジック・オリジンよりほぼ毎セットに2色10種類の色の組み合わせのアンコモンサイクルが収録されるようになった。これはリミテッドでの色のペアの戦略のヒントを示すようになっている[1]

特徴

多色カードはマナ・コストに2つ以上の色を含み、多くの場合、それらの色の特徴を併せ持っている。多色カードの色の組み合わせは26種類(→詳細は色の組み合わせ参照)。

内枠の色は基本的に金色であり、それがそのまま通称にもなっている(→)。分割カード混成カードは内枠が金ではないが、複数の色を持つため多色カードである。(詳細は各々のページを参照のこと)。

公式コラムによれば多色カードのデザインの種類は、含まれる色が持つ色の役割効果を並べる"Chinese Menu"デザイン(予言の稲妻/Prophetic Bolt)、含まれる色の共通する色の役割を強化する"Venn Diagram"デザイン(番狼/Watchwolf)、含まれる色すべてを文章欄に並べる"Roll Call"デザイン(トルシミール・ウルフブラッド/Tolsimir Wolfblood)、今までに無い効果となる"Shiny and New"デザイン(草ハイドラ/Phytohydra精神ヒルの塊/Mindleech Mass)、セット全体のデザインとして含まれる色それぞれに共通のメカニズムを持たせる"Shared Hobby" デザイン(ラヴニカ・ブロックやアラーラの断片ブロック)などがある[2][3]

参考

  1. 新セットをリミテッド面で評価する(Latest Developments 2017年1月6日 Sam Stoddard著)
  2. Midas Touch(Making Magic 2005年11月14日 Mark Rosewater著)
  3. Designing Commander 2016 Edition(Card Preview 2016年10月24日 Ethan Fleischer著)
  4. Framing Ravnica/ラヴニカの枠付け――問題の無いものの直し方(Latest Devlopment 2005年10月14日 Aaron Forsythe著)
単色 - - - -
多色
()
2色 友好色白青 - 青黒 - 黒赤 - 赤緑 - 緑白
対抗色白黒 - 青赤 - 黒緑 - 赤白 - 緑青
3色 弧(こ)白青黒 - 青黒赤 - 黒赤緑 - 赤緑白 - 緑白青
楔(くさび)白黒緑 - 青赤白 - 黒緑青 - 赤白黒 - 緑青赤
4色 白青黒赤 - 青黒赤緑 - 黒赤緑白 - 赤緑白青 - 緑白青黒
5色 白青黒赤緑
アン・ゲーム専用 ピンク - - 目の色
色の関係 色の組み合わせ - 友好色 - 対抗色 - カラーパイ - 色の役割
関連項目 無色 - 有色 - 単色カード - 多色カード - 色指標 - 固有色 - デッキカラー
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