破滅の龍、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, the Ravager

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Nicol Bolas, the Ravager / 破滅の龍、ニコル・ボーラス (1)(青)(黒)(赤)
伝説のクリーチャー — エルダー(Elder) ドラゴン(Dragon)

飛行
破滅の龍、ニコル・ボーラスが戦場に出たとき、各対戦相手はそれぞれカード1枚を捨てる。
(4)(青)(黒)(赤):破滅の龍、ニコル・ボーラスを追放し、その後、これを変身させた状態でオーナーのコントロール下で戦場に戻す。起動はソーサリーとしてのみ行う。

4/4
Nicol Bolas, the Arisen / 覚醒の龍、ニコル・ボーラス
〔青/黒/赤〕 伝説のプレインズウォーカー — ボーラス(Bolas)

[+2]:カードを2枚引く。
[-3]:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体を対象とする。覚醒の龍、ニコル・ボーラスはそれに10点のダメージを与える。
[-4]:墓地からクリーチャーかプレインズウォーカーであるカード1枚を対象とし、それをあなたのコントロール下で戦場に出す。
[-12]:プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーのライブラリーの一番下以外のカードをすべて追放する。

7

青黒赤伝説のエルダードラゴンサイクル唯一の両面カードであり、クリーチャーとしては2枚目、プレインズウォーカーとしては4枚目となるニコル・ボーラス/Nicol Bolas

クリーチャー時
4/4飛行サイズに加え、手札破壊ETB能力を内蔵している。
本体もそれなりのマナレシオであり、着地した時点でカード・アドバンテージを得ることができる。とはいえ4マナで相手に選択権のある手札破壊はなかなか微妙であり、対応して手札を使い切られたり、余った土地のような不要牌を捨てられる可能性もある。また、リアニメイトのような積極的に手札を墓地に送りたいデッキには逆効果になることもありうる。オマケ程度に考えておくのが無難か。
変身能力は7マナと重く、起動ソーサリー・タイミングに限られているため、ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn's Prodigyのように除去を回避しながら変身させたり、ブロック後に能力を起動したりするような小技は使えない。変身後は非常に強力であるため、7マナ使えるようになり次第変身させてしまいたい。
プレインズウォーカー時
+2能力
2枚のドロー。3色のうちの能力。
カード・アドバンテージを得つつ忠誠度を上げていく、変身後の中核となる能力。ドローエンジンとしての効果はもちろん忠誠度の上昇値も高く、マイナス能力への繋ぎとしても優秀。腐る場面もほとんどない。
-3能力
対クリーチャー・プレインズウォーカーの10点火力。3色のうちの能力。
与えるダメージが非常に大きく、破壊不能などの除去耐性がない限りほぼ確定除去として機能する。初期忠誠度・プラス能力の忠誠度上昇値とも高いため、連発することも可能。横並べには効果が薄いが、ミッドレンジコントロール相手には高い盤面制圧力を発揮できる。
-4能力
クリーチャー・プレインズウォーカーのリアニメイト。3色のうちの能力。
釣るカード次第では、一気に形勢を傾けることもできる。ある程度使うタイミングを選ぶが、上記2つの能力の汎用性が高いためその点は問題にならないだろう。相手の墓地からも奪えるため、繰り返し手札に戻るクリーチャーへの対処にもなる。
-12能力
ライブラリー破壊をおこなう奥義。
何もなければ、相手の2ターン後には勝利が確定する。この能力を使用する頃にはプラス能力を複数回使っており、戦況のコントロールはほぼ完了しているはずなので、打てば勝ちと考えて差し支えない。

第2面は変身するコストまで考えるとかなりの重さになるが、それに見合うだけの決定力を持つ強力なフィニッシャー第1面もなかなかのコスト・パフォーマンスではあるが、3ということを考えるとそれだけで構築級とはいいがたく、どちらに重きをおくにしても変身するところまで視野に入れられるデッキで始めて真価を発揮するカードといえる。

関連カード

サイクル

基本セット2019の、伝説のエルダードラゴンサイクル。いずれも弧3色神話レア

参考

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