サイクリング (デッキ)
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サイクリング(Cycling)は、サイクリングを中心とするデッキの総称。様々な環境に存在する。
目次 |
概要
エンチャント
プレイヤーがカードを1枚サイクリングするたび、あなたはクリーチャー1体を対象とし、それを追放してもよい。そうした場合、次の終了ステップの開始時にそのカードをそれのオーナーのコントロール下で戦場に戻す。
インスタント
あなたは6点のライフを得る。
サイクリング(1)(白)((1)(白),このカードを捨てる:カードを1枚引く。)
あなたが新たな信仰をサイクリングしたとき、あなたは2点のライフを得てもよい。
手札を次々とサイクリングすることで何らかのアドバンテージを得ることは共通しているが、その構成は様々。サイクリングで誘発する能力を駆使するコントロールデッキやビート・コントロールデッキ、サイクリング・コストを踏み倒すコンボデッキなどが存在する。
有用なカードがサイクリングを持つ場合は、普通に唱えるかサイクリングするかの判断も重要となる。
イコリア:巨獣の棲処期
イコリア:巨獣の棲処でサイクリングが再登場したことで、これを中心とするデッキがスタンダード環境に姿を現すようになった。赤白を中心に組まれる。
クリーチャー — 狐(Fox)
あなたが他のカードをサイクリングするたび、繁栄の狐の上に+1/+1カウンターを1個置く。
サイクリング(1)((1),このカードを捨てる:カードを1枚引く。)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
あなたが他のカードをサイクリングするたび、ドラニスの刺突者は各対戦相手にそれぞれ1点のダメージを与える。
サイクリング(1)((1),このカードを捨てる:カードを1枚引く。)
インスタント
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。天頂の閃光はそれにX点のダメージを与え、あなたはX点のライフを得る。Xは、あなたの墓地にありサイクリング能力を持つカードの枚数に等しい。
繁栄の狐/Flourishing Foxやドラニスの刺突者/Drannith Stingerの存在下で手札を次々とサイクリングし、ライフを詰めていく。さらに相棒に据えた夢の巣のルールス/Lurrus of the Dream-Denで各種パーマネントを墓地から展開し、最後は天頂の閃光/Zenith Flareでトドメを刺す。
特に驚くべき発育/Startling Developmentや霜帳の奇襲/Frostveil Ambushなどの1マナでサイクリングできるカードの存在が大きく、完全なサイクリング専用カードとして色を無視して採用するケースもあるほど。
相棒のルール変更により大きく弱体化したものの、その後もたまに姿を見ることができる。ローテーションの影響は小さく、ゼンディカーの夜明け参入後の環境にも存在している。
サンプルリスト
初期型
青赤白
- 備考
- MagicFest Online Season 2 - Weekly Championship - Week 1 ベスト4(参考)
- 使用者:katuo079595#45861(宇都宮巧)
- フォーマット
- 青赤白のリスト。ターン2枚目のドローを参照する型破りな協力/Improbable Allianceが採用されている。
赤白
- 備考
- MagicFest Online Season 2 - Weekly Championship - Week 2 準優勝(参考)
- 使用者:PhishPhan#43614
- フォーマット
Boros Cycling [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ゼンディカーの夜明け後
- 備考
- Red Bull Untapped フランス予選 ベスト4(参考)
- 使用者:Julien Berteaux
- フォーマット
Boros Cycling [3] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- ローテーションと、それに続く自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath禁止の後のリスト。各種小道により、驚くべき発育/Startling Developmentや記憶漏出/Memory Leakを唱えることもできる。
アモンケット・ブロック期
アモンケット・ブロックでサイクリングが再登場。新たな視点/New Perspectivesでサイクリング・コストを踏み倒す新たな視点(New Perspectives)や、ドレイクの安息地/Drake Havenで盤面を制圧する白青サイクリング(WU Cycling)がスタンダードで実績を残した。
エンチャント
新たな視点が戦場に出たとき、カードを3枚引く。
あなたの手札に7枚以上のカードがあるかぎり、あなたはサイクリング・コストを支払うのではなく(0)を支払ってもよい。
エンチャント
あなたがカードを1枚サイクリングするか捨てるたび、あなたは(1)を支払ってもよい。そうしたなら、飛行を持つ青の2/2のドレイク(Drake)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
オンスロート・ブロック期
オンスロート・ブロックでサイクリングが再登場。稲妻の裂け目/Lightning Riftや霊体の地滑り/Astral Slideをキーカードに据えたサイクリングバーン(Cycling Burn)およびアストログライド(Astro Glide)が様々なフォーマットで活躍した。
エンチャント
プレイヤーがカードをサイクリングするたび、あなたは(1)を支払ってもよい。そうしたなら、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。稲妻の裂け目はそれに2点のダメージを与える。
エンチャント
プレイヤーがカードを1枚サイクリングするたび、あなたはクリーチャー1体を対象とし、それを追放してもよい。そうした場合、次の終了ステップの開始時にそのカードをそれのオーナーのコントロール下で戦場に戻す。
ウルザ・ブロック期
ウルザ・ブロックでサイクリングが初登場。特にサイクリング・コストを事実上踏み倒す波動機/Fluctuatorの存在が大きく、ウルザ・ブロック構築ではターボ・サイクリング(Turbo Cycling)が、スタンダードでは波動機リアニメイト(Fluctuator Reanimate)が、エクステンデッドでは波動機バーンがそれぞれ活躍した。
詳細はターボ・サイクリング、波動機リアニメイト、波動機バーンを参照。
ヒストリック
ヒストリック環境においては、イコリア:巨獣の棲処期のスタンダードのものをベースにした赤白の構成のものが『カルドハイム』チャンピオンシップで登場した。
クリーチャー — ジャッカル(Jackal) 戦士(Warrior)
威迫
あなたがカードを1枚サイクリングするか捨てるたび、ターン終了時まで、炎刃の達人は+1/+0の修整を受ける。
アーティファクト クリーチャー — ゴーレム(Golem)
この呪文を唱えるためのコストは、あなたがこのターンにサイクリングしたか捨てたカード1枚につき(2)少なくなる。
サイクリング(2)((2),このカードを捨てる:カードを1枚引く。)
追加のアタッカーとして炎刃の達人/Flameblade Adeptや虚ろな者/Hollow Oneが採用される。また、単色のサイクリングランドがマナフラッドを防いでいる。フィニッシャーはスタンダードと同じく天頂の閃光/Zenith Flare。
サンプルリスト
- 備考
- 『カルドハイム』チャンピオンシップ 第3位、ヒストリック部門5勝3敗(参考/参考)
- 使用者:Javier Domínguez
- フォーマット
Boros Cycling [4] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- サイドボードの鎮まらぬ大地、ヤシャーン/Yasharn, Implacable Earthのために緑がタッチされている。
パウパー
パウパー環境には、サイクリングと忌むべき者の歌/Songs of the Damnedのシナジーを中心とするコンボデッキが存在する。
インスタント
あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す。
ストーム(あなたがこの呪文を唱えたとき、このターンにそれより前に唱えた呪文1つにつきそれを1回コピーする。あなたはそのコピーの新たな対象を選んでもよい。)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
あなたが他のカードをサイクリングするたび、ドラニスの刺突者は各対戦相手にそれぞれ1点のダメージを与える。
サイクリング(1)((1),このカードを捨てる:カードを1枚引く。)
詳細はDamned Comboを参照。