屍術の俊英、ルーデヴィック/Ludevic, Necrogenius

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2022年11月21日 (月) 23:32時点における053 (トーク | 投稿記録)による版
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2枚目のカード化で変身する両面カードとなったルーデヴィック/Ludevic第1面ETBおよび攻撃するたびに切削して墓地肥やすルーデヴィック本人。マナと墓地のクリーチャーを費やすことで、第2面ゾンビ「オーラグ」が解き放たれる。

第1面も多色伝説のクリーチャーなだけあり2マナで2/3とマナレシオは良い。とはいえ、それだけならアンコモン縫込み刃のスカーブ/Bladestitched Skaabも同様の性能を持ち、伝説でない分横に並べやすく、ゾンビシナジーもあるので使いやすい。やはり切削や、第2面の独特な能力を目当てに用いることになるだろう。

変身起動型能力で任意に行えるが、起動コスト色拘束マナ総量ともに重く、更にソーサリー・タイミングでしか起動できないという大振りなもの。変身後は名前タイプなどを保持したまま、追放したクリーチャーのうちの1体のコピーとして戦場に出て、さらに追放したカードの枚数だけ+1/+1カウンターで強化される。強力な能力を持ったクリーチャーや、最低でも5/5になる点を活かしてパワーを参照する能力を持つクリーチャーなどをコピーするとかなり強力。また、名前はオーラグのままなので、追放したクリーチャーと同名の伝説のクリーチャーが戦場にいても両立できる。これを用いれば、本来不可能なコンボを狙うことも可能となる。

難点はやはりその重さ。第1面を出すまではともかく、変身コスト、墓地に落とす下準備が必要な点も難。一種の踏み倒しでもあるがクリーチャー故の脆さも持ちあわせ、リアニメイトとして考えると少々効率が悪い。元がそれなりのマナレシオを持ったクリーチャーで、切削による墓地利用を前提とした上で第2面を選択肢として持っておく、という形での採用が安定するだろう。

ルール

ルーデヴィックの傲慢、オーラグ/Olag, Ludevic's Hubris

関連カード

サイクル

イニストラード:真夜中の狩りレアの2伝説のクリーチャーサイクル

ストーリー

弟子のゲラルフ/Geralfを育てることを諦め、自分の研究室に戻ったルーデヴィック/Ludevic。人生の集大成となる「最後の作品」を作り上げたが……。

詳細はルーデヴィック/Ludevicを参照。

オーラグ/Olagはルーデヴィックが作り上げた怪物。人間/Human、タコ、ムカデ、ギザギザの刃など、様々なものが融合した異形の姿を持つ(イラスト1イラスト2)。

ルーデヴィックは持病が悪化していた。自らの「最後の作品」を作ることに取り憑かれ、ルーデヴィックは研究室に戻った。彼は肉、金属、四つの異なる脳の断片を組み合わせて一つの体とした。イニストラード/Innistradの誰もがこれまで見たことのないようなものだ(エルドラージ/Eldraziがこの次元/Planeにいたことを考慮しても、印象に残るものだ)。ルーデヴィックはその作品を「オーラグ」と呼び、機械を作動させて生命を吹き込んだ。

狂ったように笑いながら、ルーデヴィックはオーラグに命じた。外の世界に出て、傷つけ、殺し、破壊するようにと。「ですが、どうしてです?」オーラグは甘美で無垢な声で尋ねた。ルーデヴィックはうんざりした。彼はこの怪物を優しくなるように作ったわけではないのだ。ルーデヴィックが怪物を直す方法を見つけ出すまで、オーラグは研究室の地下に閉じ込められたままとなった。だが閉じ込められていても、オーラグは独りではない。オーラグは謎の人物の訪問を受けている。その者は約束した、すぐに自由にしてやると。

登場作品・登場記事

参考

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