威厳あるバニコーン/Regal Bunnicorn
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P/Tがあなたのコントロールしている土地でないパーマネントの数になる兎・ユニコーン。
これ自身も数えるので最低でも1/1。とはいえ他の能力は持たない準バニラなので、コスト・パフォーマンスを考えると、最低でも他に2つはパーマネントが欲しいところ。各種トークンを生成してパーマネントの数を稼ぐと良いだろう。構築で使う場合、除去されづらいパーマネントを採用しておいて安定した2マナの中堅クリーチャーとして使う、ウィニーで横並びしたところで莫大なファッティとして出すといった運用が考えられる。後者の場合は全体火力でトークンを一掃されるとサイズが縮み、そのまま蓄積されたダメージで落とされがちな点に注意。
リミテッドでは構築に比べて除去が少なくなり、クリーチャー同士が睨み合って互いに展開する盤面にもなりやすい。役割・トークンの存在もあって、容易にファッティまで育ってくれるだろう。そのままだとチャンプブロックで凌がれてしまうので、回避能力を付与する手段もピックしておきたい。
イニストラード:真夜中の狩り〜サンダー・ジャンクションの無法者期のスタンダードではアゾリウス兵士やボロス召集(後者はパイオニア版でも)に採用されていたが、続くイクサラン:失われし洞窟で内なる空の管理人/Warden of the Inner Skyが登場すると不採用になることも多くなった。能力の小回り、軽さ、他のパーマネントを除去されても縮まない点などで差をつけられたといった所である。ローテーション後の団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期では1マナで2つパーマネントを並べられるひよっこ捜査員/Novice Inspectorやサイズを活かせるキーワード能力を与えられる鋼の熾天使/Steel Seraphといったカードと組み、遠眼鏡のセイレーン/Spyglass Sirenや生命ある象形/Zoetic Glyphを使った白青型や、堅いクッキー/Tough Cookieや名もなき都市の歩哨/Sentinel of the Nameless Cityを使った緑白型がのアーティファクトデッキに採用される。
- フレイバー・テキストは長いが、要約すると人間が干渉すると温厚でなくなるということである。
「なでたり、檻に捕らえようとしたり、食物を奪ったり、毛皮を剝ごうとしたり、それが座る草の上に座ったり、人間の祭事にかこつけて色鮮やかな衣装を着せようとしたりしない限り、温厚な生物ですよ。」
- 角が生えた兎はいわゆる未確認動物として有名で、角が鹿になっているものはジャッカロープの群れ/Jackalope Herdとしてカードになっている。
- バニコーンの方は現実の未確認動物ではないが、フィクションにはしばしば登場し、例えばSF映画『スター・トレック』でピザの材料にされている。