幻視の魔除け/Vision Charm
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あまり戦場に影響を与える効果がなさそうだが、ものは使いよう。
3番目のモードが主に使われる。アーティファクトをフェイズ・アウトさせることで戦場から退避させる訳だが、例えばネビニラルの円盤/Nevinyrral's Diskの能力を起動して、解決前にフェイズ・アウトさせることで使いまわすことができる。当時の青のパーミッションデッキの主力である鋼のゴーレム/Steel Golemもアーティファクトなので、これを保護したり、戦場から退避させて一時的にデメリットを消す事もできる。また、対戦相手のアーティファクトを対象にして妨害することも可能。実際、アジア太平洋選手権98で、アップキープに魔力の櫃/Mana Vaultをフェイズ・アウトさせてパンデモノートコンボの成立を1ターンだけ遅らせ、それを元に対戦相手を投了に追い込むと言うプレイングがあった。
1番目のモードは、各種教示者への対策や、ライブラリー破壊の補助・墓地リソースの補充として使える。
2番目のモードは、沸騰/Boilなど、一部基本土地を狙い撃ちにするタイプの色対策カードに対する対策として使える。また、土地から出てくる色マナを変えてしまう事ができるので、単色デッキ相手に1ターンだけ色マナを封じるとか、自分の土地から出るのマナの色を変えてびっくりカードを使うとかも出来る。この能力を利用したシークレット・テクとして、「島」を「沼」にすると宣言し、デッキに1枚挿しされた生命吸収/Drain Lifeで相手を吸い殺すものが実際にあった。
- 以前は、「すべての土地はそのカード名と同じ名前の土地タイプを持つ」というルールがあった。そのため各種特殊地形も2番目のモードで基本土地タイプに変える事ができた。現在は土地タイプを持つ特殊地形にしか干渉することはできないが、代わりにウルザの/Urza'sを持つ土地をまとめて変えることができる。
- 現在ではスタイフルノートにおいてファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian DreadnoughtのCIP能力の踏み倒しに用いられることがある。フェイズ・インしたパーマネントのCIP能力は誘発しないことを利用している。戦場に出るときだけでなく、ドレッドノートを除去から守るためにも使えるため無駄にならない。
関連カード
サイクル
- 希望の魔除け/Hope Charm
- 幻視の魔除け/Vision Charm
- 葬送の魔除け/Funeral Charm
- かまどの魔除け/Hearth Charm
- エメラルドの魔除け/Emerald Charm