デュエル・マスターズ

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デュエル・マスターズ/Duel Mastersとは、

  1. 月刊コロコロコミックにて好評連載中のコミックのこと(2007年7月現在)。本項で記述。
  2. 同名のコミックを元に、タカラ(現タカラトミー)およびWotC社により作られたトレーディングカードゲームのこと。10歳以上推奨。詳しくはWikipedia:ja:デュエル・マスターズを参照。

主人公の小学生、切札勝舞(きりふだしょうぶ)がマジックを通して成長していく様子を描く…はずだったのだが、途中からは「デュエル・マスターズ」というマジックを簡略化した新しいカードゲームの話へと移行してしまった。ちなみに「怪獣道」とはそのゲームのアメリカでのキャッチコピー。間違っても日本では使わない。存在意義は無さそうである。

テクニカルアドバイザーとしてNACこと中村聡を起用していたが、現在は真木孝一郎に変更されている。

初期は作者自身がルールを理解していないと思われる場面が多くあり、さらにターンの進行などがとても分かりにくく、ツッコミどころ満載の漫画だった。が、後半はゲームの様子が比較的分かるような描き方になってきたように思われる。特に、黄昏戦、邪藩戦は連載初期の汚名を返上するほどに人気が高い(内容が変わった今となっては懐かしい過去、となってしまったのだが)。

  • コロコロコミック本紙での特集記事と並行して、ルール解説に重点を置いたような部分もある。例えば勝舞が対三国戦で速攻に関するルールを忘れると言う、マジック慣れしたプレイヤーには到底考えられないことをやっているが、これは読者に召喚酔いに関するルールを印象づける為。
  • 途中でマンガが変わったのは「著作権について議論が行われ仕方なく変えた」という俗説もあるが、ただ単により子供に分かりやすく、受けやすい物に切り替えたというだけの購買戦略という事がホビージャパンのみが損をする構図から見て取れる。しかしいずれも推測の領域から出そうにもない。
  • 単行本ではミスが一部直っていたりする。
    • たとえば「Sliver Queen, Brood Mother」がコロコロ掲載分では「シルバークイーンブラッドマザー」になっていたが、単行本では「スリヴァークイーンブラッドマザー」に修正されている。しかし結局「ブラッド(Blood)」は間違えたままだった。正しくは「ブルード(Brood)」。
  • 作品中最初のデュエルは中村聡スパイクの誓い。しかも、最初に出たカードはLibrary of Alexandriaで、周囲の子供が禁止カードだと叫んでいる。その上天秤/BalanceZuran Orbまで使うのだから実に豪快な漫画だ。
  • 主人公のデッキウィニー寄りステロイドだったが、それで29連勝もした。しかもパーミッション神の怒り/Wrath of Godも見なかったのだから一体日本最高のデュエリスト育成所の環境はどうなっているのだろうか。
  • なぜ、透戦(単行本1巻)で、神の怒り/Wrath of Godを使われるだけで主人公は負けるのだろうか。一体どんなデッキを組んでいるのかが気になる所である。
  • また主人公のカードチョイスにもいささか不可解なものが多い。例えば、連載当初愛用していたデッキステロイドは、ウィニー寄りのデッキにも関わらず、それらを同時に“殲滅”する地震/Earthquakeが切札として入っている。また、読み切り連載時には、相手の黒ウィニーに対し、単色デッキカブトガニ/Horseshoe Crab錬金術の研究/Hermetic Studyコンボ搭載)で対抗している。前者は完全なディスシナジーであり、後者ならバーンデッキの方が、よほどの事がない限り勝利する可能性が高く、展開で劣るのチョイスは稀である。ある意味“自虐的”な主人公であるのは間違いない

主な登場人物

切札 勝舞(きりふだ しょうぶ)
主人公。伝説のデュエル・マスター、勝利(しょうり)の息子で、ステロイドを好む一直線な少年。
スリヴァーデッキ(正確にはスリヴァー入りのウィニー寄りステロイド)使いだったが、1つのデッキに固執してもメタゲームの前には叶わない事を知り、スリヴァーを封印する。スリヴァーがスタンダード落ちしたのが原因かもしれない。
権威あるデュエリスト集団「白い騎士団」の冷徹さに反感を持ち、騎士団の本拠である神殿の最奥を目指す。
角古れく太(かどこ れくた)
カードコレクター
NAC
中村聡。アジア最強のプレイヤー。マジックと関係ないゲームで敗れマジックを辞すというよくわからない挫折をするが、勝舞の情熱に触れ復帰。
黒城凶死郎(こくじょう きょうしろう)
使い。初登場では黒赤緑のサバイバル・デスだった。相手に屈辱を与えなぶり勝つ戦いを好む。勝舞と二度決闘し、一度破っている。
蛇美羅(じゃみら)
「毒蛇王」。神殿でデュエル修行中の少年。神殿を訪れた勝舞に立ちはだかった最初の刺客。とはいってもただの噛ませ犬。使用するデッキはポイズンデッキ。訳がわからないが恐らく毒カウンターで勝利するのだろう。
神谷透(かみや とおる)
神殿でデュエル修行中の少年。。メタゲームの有効性を勝舞に肌で教える。
神殿卒業を認められた後は、親がマジックをやめろとうるさいようである。
難波金太郎(なんば きんたろう)
「白い騎士団」のスカウト。茶単デッキを操る。自分を下した勝舞の力を認め、騎士団に引き合わせる。が、敗北をとがめられ除名。勝舞と行動を共に。
白鳳(はくおう)
「白い騎士団」の最高位者。不敗神話を誇る美少年。劇中ではついにマジックの腕を披露することは無かった。
愛善真(あいぜん まこと)
「白い騎士団四天衆」が伯。愛を重んじる赤使い。単行本のデッキ解説によるとスペッド・レッドだった模様。怒りに燃えると髪が逆立つ。
邪藩牛次郎(じゃぱん ぎゅうじろう)
四天衆が仲。ドロー・ゴーを扱う。ヴァンガードを嗜む。実力は高いのだろうが勝利の為なら手段を選ばない相当な卑怯者でもある。「病気の妹の手術費用を稼ぐために賞金を稼げるほどのプレイヤーを目指していたが、何時しか卑劣な手段へ身を落としてしまったのだ。」というウソをつくがすぐにバレた。
黄昏ミミ(たそがれ みみ)
四天衆が叔。空手と演技の達人。青緑を使用。ハイランダーを嗜む。
白鳳にあこがれ入団したが、自分が練習台としてしか見られていない事実に絶望、離反。
三国(みくに)
速攻の」三国。四天衆が季で、赤スライを使う。ポータル三国志を嗜む。一度は勝舞に完勝するが、メタった勝舞と再戦し敗れ、除名。

参考

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