トリプルシンボル

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'''トリプルシンボル'''''Triple Symbol'')は、ある[[カード]]の[[マナ・コスト]]に含まれる単一の[[色マナ]]が3つであること。また、その[[カード]]。
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'''トリプルシンボル'''(''CCC'',まれに''Triple Symbol''や''Triple mana-symbol''<ref>[https://magic.wizards.com/en/news/making-magic/deaths-door-part-2-2020-01-06 At Death's Door, Part 2]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0033613/ 死の扉にて その2]([[Making Magic]] [[2020年]]1月6日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>とも)は、ある[[カード]]の[[マナ・コスト]]に含まれる単一の[[色マナ]]が3つであること。また、その[[カード]]。
  
[[単色デッキ]]で使うのが普通であり、[[多色デッキ]]で用いるのは難しい。
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{{#card:Ihsan's Shade}}
もし多色デッキにこのような[[呪文]]を入れる必要がある場合は、[[多色地形]]や[[マナフィルター]]を使ったり[[土地]]を多めに入れるようにしよう。
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{{#card:Overrun}}
  
その[[色拘束]]に見合って、その多くはかなり強力な[[効果]]を持つ。
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[[単色デッキ]]で使うのが普通であり、[[多色デッキ]]で用いるのは(メイン色か、あるいは均等2色デッキなら7マナ以上の呪文でなければ)難しい。もし多色デッキにこのような[[呪文]]を採用する必要がある場合は、[[多色土地]]や[[マナフィルター]]を使ったり[[土地]]を多めに入れたりなど工夫をしたい。
中にはもちろん派手さだけが目立つカードやどうしようもないカードもあるが。
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その[[色拘束]]に見合って、派手で強力なカードが多い。
  
 
*[[黒]]には、(黒)(黒)(黒)のみの[[マナ・コスト]]を持つカードが多く存在する。
 
*[[黒]]には、(黒)(黒)(黒)のみの[[マナ・コスト]]を持つカードが多く存在する。
**[[ネクロポーテンス/Necropotence]]、[[悪疫/Pox]]など、[[黒]]のトリプルシンボルは強いとよく言われる。
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**[[ネクロポーテンス/Necropotence]]、[[悪疫/Pox]]など、黒のトリプルシンボルは強いとよく言われる。特に[[暗黒の儀式/Dark Ritual]]が使えた[[環境]]においては、かのカードを用いて第1[[ターン]]に出せる可能性が高いためさらに強力。明らかに暗黒の儀式を意識したデザインがされているものもある。
特に[[暗黒の儀式/Dark Ritual]]が使えた環境においては、かのカードを用いて第1[[ターン]]に出せる可能性が高いためさらに強力。明らかに[[暗黒の儀式/Dark Ritual]]を意識したデザインがされているものもある。
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*[[マルチカラー]]でこれに当てはまるのは唯一[[土着のワーム/Autochthon Wurm]]だけである。
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*[[シャドウムーア・ブロック]]においては後述する通り[[混成カード|混成]]トリプルシンボルをもつクリーチャーの[[サイクル]]が2種類も登場するなど、数多くの混成トリプルシンボルを持つカードが登場した。
なんともいえないが、[[ダブルシンボル]]の場合と同じく、トリプルシンボルとは言わないのではないだろうか?
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トリプルシンボルのサイクルは、以下のようなものがある。
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*[[オデッセイ・ブロック]]の特定[[クリーチャー・タイプ]]の[[熟練の薬剤師/Master Apothecary|タップ・アウトレットサイクル]]
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*[[オンスロート]]の[[伝説のピット・ファイター/Pit Fighter Legends|伝説のピット・ファイター]]サイクル
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*[[神河物語]]・[[神河:輝ける世界統率者デッキ]]の[[明神]]サイクル
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*[[ローウィン]]の[[清純/Purity|エレメンタル・インカーネーションサイクル]]
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*[[新たなるファイレクシア]]の[[大長]]サイクル
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*[[神々の軍勢]]の[[宿命的報復/Fated Retribution|宿命的サイクル]]
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*[[天界の魔力/Celestial Force|力サイクル]](メガサイクル)
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*[[ドミナリア]]の[[ベナリアの軍司令/Benalish Marshal|3マナのクリーチャーサイクル]]
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*[[基本セット2020]]の[[天空の刃、セファラ/Sephara, Sky's Blade|伝説の象徴的クリーチャーサイクル]]および[[暁の騎兵/Cavalier of Dawn|騎兵サイクル]]
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*[[エルドレインの王権]]の[[不動の女王、リンデン/Linden, the Steadfast Queen|伝説のクリーチャーサイクル]]
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*[[統率者レジェンズ]]の[[勝利の算段/Triumphant Reckoning|神話レアのソーサリーサイクル]]
  
<!-- -[[ダブルシンボル]]の場合と同じく、同じ[[マナ・シンボル]]3つを含んでいても、[[マルチカラー]]は含めないことが多い。
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以下は混成カードのサイクル
なぜなら、トリプルとは3倍を表す言葉であり、マルチカラーの場合意味合いとして通じないからである。 -->
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*[[シャドウムーア・ブロック]][[アンコモン]][[羽毛覆い/Plumeveil|混成3マナトリプルシンボルサイクル]]
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*シャドウムーア・ブロックの[[シスルダウンのしもべ/Thistledown Liege|しもべサイクル]]
  
<!-- 多いも何も、そんなカードは土着のワーム/Autochthon Wurmしか存在しません。
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他に、[[多色]]カードにおいていずれか1色がトリプルシンボルであるカードのサイクルとして[[アラーラの断片]]の[[根本原理]]サイクルがある。
まして普通にプレイする事がまずありえないようなカード。
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トリプルシンボルと呼ばれないのも当然でしょう。
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なお、混成マナ・シンボル持ちは、そもそも根本的にトリプルシンボルではないと思います。トリプルシンボルカードの方もその考えでコメントアウトしておきますので、反論者多数の場合は復元してください。
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↑混成の方は載せておけばいいと思いますけど。例えば黒赤のデッキで《債務者の弔鐘/Debtors' Knell》をプレイするならやはり(4)(B)(B)(B)必要なわけですし。ページの下の方に数枚付け加える程度、問題無いんじゃないですかね。
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 と言うか、賛成者も反対者もそう多くはいないだろうなと思ったり。 -->
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代表的なカードは、
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2色のトリプルシンボルを持つカードとして[[暁まといのクロンド/Krond the Dawn-Clad]][[パルン、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Parun]]が存在する。
 
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*[[伝説のピット・ファイター/Pit Fighter Legends]]サイクル
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*[[浄火明神/Myojin of Cleansing Fire|明神/Myojin]]サイクル
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*[[ローウィン/Lorwyn]]の[[インカーネーション]]サイクル
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*[[ネクロポーテンス/Necropotence]]
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*[[ボール・ライトニング/Ball Lightning]]
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*[[悪疫/Pox]]
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*[[新緑の魔力/Verdant Force]]
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*[[セラのアバター/Serra Avatar]]
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*[[カリスマ/Charisma]]
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*[[死の雲/Death Cloud]]
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*[[鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker]]
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*[[大地のしもべ/Gaea's Liege]]
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*[[イシュトヴァーンおじ/Uncle Istvan]]
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など。
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[[トリプルシンボルカード]]の項も参照のこと。
 
[[トリプルシンボルカード]]の項も参照のこと。
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==脚注==
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<references />
  
 
==参考==
 
==参考==
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*[[クァドラプルシンボル]]
 
*[[クァドラプルシンボル]]
 
*[[クウィンタプルシンボル]]
 
*[[クウィンタプルシンボル]]
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*[[セクスタプルシンボル]]
 
*[[色拘束]]
 
*[[色拘束]]
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*[[トリプルシンボルカード]]
 
*[[用語集]]
 
*[[用語集]]

2024年2月7日 (水) 19:06時点における最新版

トリプルシンボル(CCC,まれにTriple SymbolTriple mana-symbol[1]とも)は、あるカードマナ・コストに含まれる単一の色マナが3つであること。また、そのカード


Ihsan's Shade / イーサンの影 (3)(黒)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー — シェイド(Shade) 騎士(Knight)

プロテクション(白)

5/5


Overrun / 踏み荒らし (2)(緑)(緑)(緑)
ソーサリー

あなたがコントロールするクリーチャーは、ターン終了時まで+3/+3の修整を受けるとともにトランプルを得る。


単色デッキで使うのが普通であり、多色デッキで用いるのは(メイン色か、あるいは均等2色デッキなら7マナ以上の呪文でなければ)難しい。もし多色デッキにこのような呪文を採用する必要がある場合は、多色土地マナフィルターを使ったり土地を多めに入れたりなど工夫をしたい。

その色拘束に見合って、派手で強力なカードが多い。

トリプルシンボルのサイクルは、以下のようなものがある。

以下は混成カードのサイクル

他に、多色カードにおいていずれか1色がトリプルシンボルであるカードのサイクルとしてアラーラの断片根本原理サイクルがある。

2色のトリプルシンボルを持つカードとして暁まといのクロンド/Krond the Dawn-Cladパルン、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Parunが存在する。

トリプルシンボルカードの項も参照のこと。

[編集] 脚注

  1. At Death's Door, Part 2/死の扉にて その2Making Magic 2020年1月6日 Mark Rosewater著)

[編集] 参考

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