包囲の塔、ドラン/Doran, the Siege Tower

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*[[光の篭手/Gauntlets of Light]] - [[白]]のオーラ。つけられているクリーチャーに作用する。+0/+2修整と自己[[アンタップ]]能力付き。([[基本セット2020]])
 
*[[光の篭手/Gauntlets of Light]] - [[白]]のオーラ。つけられているクリーチャーに作用する。+0/+2修整と自己[[アンタップ]]能力付き。([[基本セット2020]])
 
*[[堅実な立ち位置/Solid Footing]] - 白のオーラ。つけられているクリーチャーが[[警戒]]を持っているなら作用する。+1/+1修整、[[瞬速]]付き。([[イコリア:巨獣の棲処]])
 
*[[堅実な立ち位置/Solid Footing]] - 白のオーラ。つけられているクリーチャーが[[警戒]]を持っているなら作用する。+1/+1修整、[[瞬速]]付き。([[イコリア:巨獣の棲処]])
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*[[古きもつれ樹/Ancient Lumberknot]] - [[黒緑]]の[[ツリーフォーク]]。4[[マナ]]1/4。タフネスがパワーより大きいクリーチャーにのみ機能する。([[イニストラード:真紅の契り]])
  
 
===サイクル===
 
===サイクル===

2021年11月14日 (日) 20:07時点における版


Doran, the Siege Tower / 包囲の塔、ドラン (白)(黒)(緑)
伝説のクリーチャー — ツリーフォーク(Treefolk) シャーマン(Shaman)

各クリーチャーは、パワーではなくタフネスに等しい点数の戦闘ダメージを割り振る。

0/5

ローウィンで作られた、各部族伝説のクリーチャーサイクルの1体。タフネスを攻撃力へと変換する能力を持つツリーフォークである。

数字上は3マナ0/5だが、自身の能力により実質的に3マナ5/5という高いマナレシオになる。キーワード能力は持たないが、を含むタフネス5なので除去耐性が高い。

能力は全てのクリーチャーに効果を及ぼす。ツリーフォークはタフネス偏重なものが多いため、疑似ロードとしても機能するだろう。対戦相手のクリーチャーにも影響するため、相手が各種ツリーフォークや、根の壁/Wall of Rootsのような壁を使う場合にも強化してしまう点には注意したい。また、この能力はパワーが意味をなくすという事でもあり、ビートダウンで採用されがちな頭でっかちを機能不全に追い込むという使い方も考えられる。

欠点は、3であるためタイトなマナ基盤を強いられる点と、伝説のクリーチャーなので戦場に1体しか出すことができない点。いくらパワーカードであるとは言え、色事故の時や、同時に複数枚手札に来た時に腐り易いのは、無視できないデメリットである。

スタンダード登場時から黒緑白ビートダウンに当たり前の様に採用された。その採用頻度の高さから、ドランの入っていない黒緑白デッキを「ノードラン」と呼び、また「ジャンクカラー」や「ネクラカラー」に並ぶ「ドランカラー」として、以降「アブザンカラー」という名称が登場するまでは黒緑白の通称として定着していた。

  • ツリーフォークの先触れ/Treefolk Harbingerは能力でドランをサーチする事ができる点でも相性が良い。高いタフネスを持ち、ドランを妨害効果から庇う能力を持つ呪文滑り/Spellskiteも相性がよい。
  • 入れ替え効果と違ってタフネスが下がらない。タフネス強化から大ダメージを与えるコンボを行う際にはタフネスが下がらないため安全である反面、パワー0のクリーチャーを除去する使い方もできない。
  • タフネスを用いるのは戦闘ダメージだけ。投げ飛ばし/Fling魂の火/Soul's Fire等、パワーを参照してダメージを与える効果とのシナジーは無い。格闘も同様。
  • カード名誤植。「Tower」は「 (つちへん)」であって、「 (てへん)」ではない。「搭」は乗る、乗せるという意味である。搭乗、搭載など。

関連カード

パワーではなくタフネスに等しい点数の戦闘ダメージを割り振るカード。特記しない限り常在型能力で、自軍のみに作用。 Magic: The Gathering Arenaではこの能力に公式に重厚/Backboneという名称が付けられている[1]

サイクル

ローウィン多色伝説のクリーチャーサイクル。いずれもローウィンで強化されたクリーチャー・タイプを持つ。

こちらの公式サイトのコラムも参照。

脚注

  1. MTGアリーナ:パッチノート 1.06.00.00 (2020年3月12日)

参考

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