墓所の冒涜者/Cemetery Desecrator

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2021年12月23日 (木) 03:00時点におけるMOO (トーク | 投稿記録)による版
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Cemetery Desecrator / 墓所の冒涜者 (4)(黒)(黒)
クリーチャー — ゾンビ(Zombie)

威迫
墓所の冒涜者が戦場に出たか死亡したとき、墓地にありこれでないカード1枚を追放する。そうしたとき、以下から1つを選ぶ。
・パーマネント1つを対象とする。それの上からカウンターX個を取り除く。Xは、その追放されたカードのマナ総量に等しい。
・対戦相手がコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは-X/-Xの修整を受ける。Xは、その追放されたカードのマナ総量に等しい。

4/4

の墓所クリーチャーETB死亡誘発墓地カードを追放し、そのマナ総量に応じて除去カウンター排除を行うゾンビ

威迫を持つとはいえ6マナ4/4はリミテッドでも採用したくないサイズ。しかし戦場に出た時点でクリーチャーやプレインズウォーカーの排除、或いはカウンターを用いるエンチャントアーティファクトなどの進行を遅らせることができ、死亡した時にもう一度同じ能力誘発することを考えると、それだけでも1:2交換は容易。更にマナレシオは悪いとはいえ中堅程度のP/Tはあり、戦闘で相討ちが取れれば合計1:3交換に墓地対策まで兼ねられる、テンポ以外のアドバンテージの塊のごときクリーチャー。墓地にカードがなければ能力は使えないが、これ自体が重いため気にする必要はほとんど無いだろう。

難点もやはりその重さ。リミテッドならまだしも、構築における6マナはゲームエンドとは行かなくとも、取り返しがつかない程度の差がついてもおかしくない時期。これが手札腐り続けてしまうとテンポ・アドバンテージ面で非常に辛い思いをする羽目になるし、大振りな分打ち消しに弱く、またイゼット天啓のようなノンクリーチャーに近い相手には全く機能しないリスクもあり、1枚か2枚程度入れておきつつ必要に応じてサイドアウトしたり、最初からサイドボードに置いておき、刺さる相手にサイドインするのが無難。

リミテッドでは、イニストラード:真紅の契りはゲームスピードが遅めであり、6マナも十分に間に合う。クリーチャー戦が主体のため有利な交換に繋がる除去は非常に強力だし、中堅クリーチャーとしての性能も頼もしい。神話レア故なかなか見かけないだろうが、見つけたらとりあえずピックしておいて構わないだろう。

関連カード

サイクル

イニストラード:真紅の契りの墓所のクリーチャーサイクル戦場に出たときなどに墓地カード追放し、その追放したカードの特性を参照して何らかの恩恵を得る。稀少度神話レア

参考

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