戦いの熾天使、バサンドラ/Basandra, Battle Seraph
提供：MTG Wiki
（版間での差分）
(未評価新規作成) |
|||
| （8人の利用者による、間の8版が非表示） | |||
| 1行： | 1行： | ||
{{#card:Basandra, Battle Seraph}} | {{#card:Basandra, Battle Seraph}} | ||
| − | {{ | + | 5[[マナ]]で4/4の[[サイズ]]と[[飛行]]を持った[[伝説の]][[天使]]。戦闘中限定ではあるが[[呪文]]を[[唱える]]事を禁止し、[[赤マナ]]1点のみで[[起動]]できる[[攻撃強制]][[能力]]を持つ。 |
| + | |||
| + | [[起動コスト]]に[[タップ]]を含まないので自身が[[ブロッカー]]となって[[攻撃クリーチャー]]を迎撃でき、さらにその際に1番目の能力によって[[巨大化/Giant Growth]]などの[[コンバット・トリック]]呪文を封じることができる。[[システムクリーチャー]]程度ならば十分に討ち取れるだけのサイズ、[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]時にも役立つ飛行を備えているのも嬉しい。 | ||
| + | |||
| + | 一方、[[防御プレイヤー]]側も呪文を使えなくなること、そして呪文以外によるコンバット・トリックは防げないことに注意したい。例えば[[パーマネント]]の[[起動型能力]]はもちろん、[[忍術]]や[[湧血]]や[[サイクリング誘発型能力]]、[[変異]]で[[表向き]]になることや[[変異誘発型能力]]を使うことも防げない。また当然ながら、[[対象]]にしたクリーチャー以外も[[攻撃]]できるので、[[戦場]]が有利でないとそのまま[[フルアタック]]に踏み潰される危険性も忘れてはならない。 | ||
| + | |||
| + | 以上の説明は[[2人対戦]]に主眼を置いていたが、この[[カード]]の真価が発揮されるのは[[統率者戦]]などの[[多人数戦]]である。攻撃の矛先が[[あなた]]に向くとは限らず、状況をよく見て使用すれば[[対戦相手]]同士の潰し合いを期待できるからである。対戦相手がこちらが期待した通りに動いてくれるとは限らないものの、ブロッカーの[[展開]]や[[統率者 (カードセット)|統率者]]に収録された他のカードとの[[コンボ]]などでうまく誘導してやりたい。 | ||
| + | |||
| + | *[[赤白]]という[[色]]や[[種族]]、{{Gatherer|id=236490}}の雰囲気から[[ボロス軍/Boros Legion|ボロス]]を思い起こさせる。 | ||
==関連カード== | ==関連カード== | ||
| 8行： | 16行： | ||
==参考== | ==参考== | ||
| + | *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/savor-flavor/fifteen-commanders-fifteen-tales-2011-06-22 Fifteen Commanders, Fifteen Tales]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0003969/ 15の統率者、15の物語] ([[Daily MTG]]、文：[[Doug Beyer]] 2011年6月22日) | ||
| + | *[[カード名百科事典#熾天使|熾天使]]（[[カード名百科事典]]） | ||
*[[カード個別評価：統率者]] - [[レア]] | *[[カード個別評価：統率者]] - [[レア]] | ||
| + | *[[カード個別評価：コンスピラシー]] - [[レア]] | ||
| + | *[[カード個別評価：Vintage Masters]] - [[レア]] | ||
2020年8月6日 (木) 00:52時点における最新版
Basandra, Battle Seraph / 戦いの熾天使、バサンドラ (３)(赤)(白)
伝説のクリーチャー — 天使(Angel)
伝説のクリーチャー — 天使(Angel)
飛行
プレイヤーは戦闘中に呪文を唱えられない。
(赤)：クリーチャー１体を対象とする。このターン、それは可能なら攻撃する。
5マナで4/4のサイズと飛行を持った伝説の天使。戦闘中限定ではあるが呪文を唱える事を禁止し、赤マナ1点のみで起動できる攻撃強制能力を持つ。
起動コストにタップを含まないので自身がブロッカーとなって攻撃クリーチャーを迎撃でき、さらにその際に1番目の能力によって巨大化/Giant Growthなどのコンバット・トリック呪文を封じることができる。システムクリーチャー程度ならば十分に討ち取れるだけのサイズ、ブロック時にも役立つ飛行を備えているのも嬉しい。
一方、防御プレイヤー側も呪文を使えなくなること、そして呪文以外によるコンバット・トリックは防げないことに注意したい。例えばパーマネントの起動型能力はもちろん、忍術や湧血やサイクリング誘発型能力、変異で表向きになることや変異誘発型能力を使うことも防げない。また当然ながら、対象にしたクリーチャー以外も攻撃できるので、戦場が有利でないとそのままフルアタックに踏み潰される危険性も忘れてはならない。
以上の説明は2人対戦に主眼を置いていたが、このカードの真価が発揮されるのは統率者戦などの多人数戦である。攻撃の矛先があなたに向くとは限らず、状況をよく見て使用すれば対戦相手同士の潰し合いを期待できるからである。対戦相手がこちらが期待した通りに動いてくれるとは限らないものの、ブロッカーの展開や統率者に収録された他のカードとのコンボなどでうまく誘導してやりたい。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
- 血の調停者、ヴィシュ・カル/Vish Kal, Blood Arbiter
- 苦痛の芸術家、ニン/Nin, the Pain Artist
- 歩く墓場、髑髏茨/Skullbriar, the Walking Grave
- 戦いの熾天使、バサンドラ/Basandra, Battle Seraph
- トレストの密偵長、エドリック/Edric, Spymaster of Trest
[編集] 参考
- Fifteen Commanders, Fifteen Tales/15の統率者、15の物語 (Daily MTG、文：Doug Beyer 2011年6月22日)
- 熾天使（カード名百科事典）
- カード個別評価：統率者 - レア
- カード個別評価：コンスピラシー - レア
- カード個別評価：Vintage Masters - レア
