時間の熟達/Temporal Mastery

提供:MTG Wiki

2024年1月22日 (月) 22:21時点におけるYukikaze (トーク | 投稿記録)による版
(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内, 検索

Temporal Mastery / 時間の熟達 (5)(青)(青)
ソーサリー

このターンの後に追加の1ターンを行う。時間の熟達を追放する。
奇跡(1)(青)(あなたがこのカードを引いたとき、これがこのターンに最初に引いたカードだった場合、あなたはこれの奇跡コストを支払うことでこれを唱えてもよい。)


奇跡Time Walkマナ・コストがかなり重く時間のねじれ/Time Warpよりも2マナも重い。生撃ちはそうそうできるものではなく、奇跡で使うことを前提に採用することになるだろう。

奇跡で使えばTime Walkそのものであり、その強さは言わずもがな。序盤に使ったとしても、追加ターンで「ドロー・ステップメイン・フェイズ土地プレイ」ぐらいはできるので、探検/Exploreのように展開を加速する役に立つ。潤沢なマナや十分な数のクリーチャーがそろった中盤以降なら、得られるアドバンテージも大きくなる。プレインズウォーカーコントロールしているなら忠誠度能力を使う回数を増やせるため、更なる効果が期待できる。

ただし逆に言えば、そのように十分に戦場の状況を整えておかなければ真価を発揮できないため、展開を進めつつ最適のタイミングで奇跡を満たせるようお膳立てしてやる必要がある、手間がかかるカードである。「偶然トップデッキしたときに適当に使えばよい」というスタンスで採用することもできるが、そういう使い方ならば単独で一定の効果を発揮する他の奇跡のほうが有用なことが多い。

スタンダード当時は有力なライブラリー操作カードに恵まれず、かつ高速環境についていけなかったため、使われなかった。レガシーなどでは精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptorなどのライブラリー操作手段が利用できるためヘビーコントロールに採用されることがあるが、同じ奇跡で使う前提であればより直接的なコントロールが可能な終末/Terminusフィニッシャーとなる天使への願い/Entreat the Angelsなどが優先されるため、このカードを投入するスロットが残っていないことが多い(青白奇跡コントロール)。追加ターン呪文としての性能は十分以上に高いため、エターナルブルー統率者戦などではよく使われる。

一方リミテッドではどんなタイミングで使っても十分なアドバンテージが期待できるため便利なカード。序盤に探検/Exploreのように展開を加速できるだけでもありがたいし、クリーチャーが並んだ終盤は連続突撃/Relentless Assaultとしてエンドカードにもなる。生撃ちも(構築に比べれば)現実的にはなるが、アヴァシンの帰還のリミテッドは高速環境であるため意識して時間稼ぎをしないと届かない重さであることは変わりなく、やはり奇跡での利用が前提となるだろう。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

アヴァシンの帰還の、奇跡を持つ神話レア呪文サイクルに1枚ずつ存在する。

[編集] 参考

MOBILE