時間停止/Time Stop

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2010年10月16日 (土) 11:35時点におけるらぁ (トーク | 投稿記録)による版
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Time Stop / 時間停止 (4)(青)(青)
インスタント

ターンを終了する。(スタックから、このカードを含むすべての呪文と能力を追放する。ターンを進めているプレイヤーは自分の手札のカードを、自分の手札の枚数の最大値になるまで捨てる。ダメージは取り除かれ、「このターン」と「ターン終了時まで」の効果は終了する。)


「ターンを終了する。」

こう端的に書くと、エレガントで美しさすら漂う。ただしルール的にはそう単純ではなく、本文の何倍もある注釈文が後に続いている。専用のルールが存在する数少ないカードの1つである。ルール上の定義は下の総合ルールを参照のこと。

対抗呪文/Counterspellにもオアリムの詠唱/Orim's Chantにも濃霧/Fogにももみ消し/Stifleにも時間のねじれ/Time Warpにもなりうる。ただし、これらのどのカードよりも重い

ルール

  • これ自身の効果により、これ自身も追放される。スタック上の呪文を追放するのは解決の最中であるが、その時点ではこれも同じくスタック上にまだあるからである(注釈文にそう書いてあるが)。したがって、永遠の証人/Eternal Witness喚起/Recollectなどで再利用することはできない。
  • 終了ステップ開始時に」(旧オラクルでは「ターン終了時に」)の誘発型能力は、これを使ったターンには誘発しない。そういう能力が誘発するのは終了ステップの開始時であるが、効果によってその次のクリンナップ・ステップまで一気に進んでしまうため。これらの誘発型能力は、次に「終了ステップの開始時」が来たとき=次のターンの終了ステップの開始時に誘発する。
    • 最後の賭け/Final Fortuneなど、どのターンの終了ステップの開始時に誘発するかが指示されている誘発型能力については、当該ターンに時間停止が解決された場合そもそも誘発しなくなる。
  • スタックから追放された呪文や能力は効果を発揮しないが、それらを打ち消しているわけではないので、打ち消されない呪文や能力も効果を発揮することはなくなる。
    • なお、呪文の解決中にその呪文自身が追放されても、効果を発揮しないということはないので、時間停止自身は追放されはするがきちんと最後まで解決が進む。

参考

引用:総合ルール 20231117.0

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