秘匿

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==定義==
 
==定義==
'''秘匿'''/''Hideaway''は以下の2つの能力からなる。
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'''秘匿'''/''Hideaway''は以下の2つの[[能力]]からなる。
*このパーマネントは[[タップ]]状態で場に出る。(常在型能力)
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*この[[パーマネント]]は[[タップ]]状態で[[場に出る]]。([[常在型能力]])
*このパーマネントが場に出たとき、[[あなた]]の[[ライブラリー]]の一番上から4枚の[[カード]]を[[見る]]。それらのうち1枚をゲームから[[裏向き]]に[[ゲームから取り除く|取り除き]]、残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。そのカードがゲームから取り除かれているかぎり、そのパーマネントを[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]していた[[プレイヤー]]はそれを見てもよい。(誘発型能力)
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*このパーマネントが場に出たとき、[[あなた]]の[[ライブラリー]]の一番上から4枚の[[カード]]を[[見る]]。それらのうち1枚をゲームから[[裏向き]]に[[ゲームから取り除く|取り除き]]、残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。そのカードがゲームから取り除かれているかぎり、そのパーマネントを[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]していた[[プレイヤー]]はそれを見てもよい。([[誘発型能力]])
  
 
==解説==
 
==解説==
[[タップイン]]し、場に出たときにライブラリーの一番上から4枚のカードの中から、1枚をゲームから取り除く(その土地に隠す)能力である。
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[[タップイン]]し、[[場に出る|場に出た]]ときに[[ライブラリー]]の一番上から4枚の[[カード]]の中から、1枚を[[ゲームから取り除く]](その[[土地]]に隠す)[[能力]]である。
  
ローウィンの[[風立ての高地/Windbrisk Heights|秘匿ランドサイクル]]のみがこの能力を持ち、これらは秘匿で取り除いたカードを特定条件下で[[マナ・コスト]]を支払わずプレイできるようにする能力を併せ持つ。
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ローウィンの[[風立ての高地/Windbrisk Heights|秘匿ランドサイクル]]のみがこの能力を持ち、これらは秘匿で取り除いたカードを特定条件下で[[マナ・コスト]]を[[支払う|支払わず]][[プレイ]]できるようにする能力を併せ持つ。
  
 
===ルール===
 
===ルール===
*「そのパーマネントをコントロールしていたプレイヤー」には、現在の[[コントローラー]]だけではなく、過去にそのパーマネントをコントロールしていたことがあるプレイヤーも含まれる。
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*「そのパーマネントを[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]していた[[プレイヤー]]」には、現在の[[コントローラー]]だけではなく、過去にそのパーマネントをコントロールしていたことがあるプレイヤーも含まれる。
*そのパーマネントが場を離れた場合、それ以降誰も秘匿で取り除かれたカードの表を見ることはできなくなる。
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*そのパーマネントが場を離れたとしても、それを取り除いたパーマネントをコントロールしていたプレイヤーはそのカードを見ることができる。
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**FAQの記述は誤りである。そのカードを見ることを許可しているのは[[誘発型能力]]による[[効果]]の一部であり、秘匿を持つパーマネントが持つ[[常在型能力]]によるものではない。誘発型能力の中には「そのパーマネントが[[場]]にある限り」のような記述は存在せず、場を離れたとしても見られなくなる理由はない。
 
*秘匿と取り除かれたカードをプレイする能力は「関連している」ため、秘匿以外の方法で取り除かれたカードをその能力で使うことはできない。({{CR|217.7d}})
 
*秘匿と取り除かれたカードをプレイする能力は「関連している」ため、秘匿以外の方法で取り除かれたカードをその能力で使うことはできない。({{CR|217.7d}})
  

2009年5月9日 (土) 18:51時点における版

秘匿/Hideaway
種別 常在型能力誘発型能力
登場セット ローウィン
CR CR:702.75

秘匿/Hideawayは、ローウィンで登場したキーワード能力。これを持つパーマネント場に出る際に機能する常在型能力置換効果)と、場に出たときに誘発する誘発型能力からなる。


Mosswort Bridge / 苔汁の橋
土地

秘匿4(この土地が戦場に出たとき、あなたのライブラリーの一番上にあるカード4枚を見て、そのうち1枚を裏向きに追放し、その後残りを一番下に無作為の順番で置く。)
苔汁の橋はタップ状態で戦場に出る。
(T):(緑)を加える。
(緑),(T):あなたがコントロールしているクリーチャーのパワーの合計が10以上であるなら、あなたはその追放されたカードをそのマナ・コストを支払うことなくプレイしてもよい。


定義

秘匿/Hideawayは以下の2つの能力からなる。

解説

タップインし、場に出たときにライブラリーの一番上から4枚のカードの中から、1枚をゲームから取り除く(その土地に隠す)能力である。

ローウィンの秘匿ランドサイクルのみがこの能力を持ち、これらは秘匿で取り除いたカードを特定条件下でマナ・コスト支払わずプレイできるようにする能力を併せ持つ。

ルール

  • 「そのパーマネントをコントロールしていたプレイヤー」には、現在のコントローラーだけではなく、過去にそのパーマネントをコントロールしていたことがあるプレイヤーも含まれる。
  • そのパーマネントが場を離れたとしても、それを取り除いたパーマネントをコントロールしていたプレイヤーはそのカードを見ることができる。
    • FAQの記述は誤りである。そのカードを見ることを許可しているのは誘発型能力による効果の一部であり、秘匿を持つパーマネントが持つ常在型能力によるものではない。誘発型能力の中には「そのパーマネントがにある限り」のような記述は存在せず、場を離れたとしても見られなくなる理由はない。
  • 秘匿と取り除かれたカードをプレイする能力は「関連している」ため、秘匿以外の方法で取り除かれたカードをその能力で使うことはできない。(CR:217.7d)

その他

  • タップイン能力の方を忘れやすいので注意が必要。
    • なぜタップイン能力が独立したテキストではなく秘匿の定義に含まれているのか、疑問に思った人は多かったようである。2007年10月10日のAsk Wizardによると、簡単に言えば「テキストがカードに収まらなくなるから」。この日のAsk Wizardにはドイツ語版苔汁の橋/Mosswort Bridgeの拡大画像が出ているが、かなり細かい字になっている。
  • 開発時は、「場に出たとき、ライブラリーの一番上から3枚を裏向きでTreasure pile(宝の束)に加える」という能力を持つ土地で探す宝を作り出し、「(T):Treasure pileから無作為に1枚を公開し、それの点数で見たマナ・コストを支払うことでそのカードを手札に加える」というキーワード行動のExploreを持つクリーチャーにその宝を探させる仕組みであった(参考)。

参考

引用:総合ルール 20231117.0

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