ジェノムの魔術師、クジャ/Kuja, Genome Sorcerer

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Kuja, Genome Sorcerer / ジェノムの魔術師、クジャ (2)(黒)(赤)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ミュータント(Mutant) ウィザード(Wizard)

あなたの終了ステップの開始時に、「あなたがクリーチャーでない呪文1つを唱えるたび、このトークンは各対戦相手にそれぞれ1点のダメージを与える。」を持つ黒の0/1のウィザード(Wizard)・クリーチャー・トークン1体をタップ状態で生成する。その後、あなたが4体以上のウィザードをコントロールしているなら、これを変身させる。

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Trance Kuja, Fate Defied / 運命への反逆者、トランス・クジャ
〔黒/赤〕 伝説のクリーチャー — アバター(Avatar) ウィザード(Wizard)

フレアスター ― あなたがコントロールしているウィザード(Wizard)1体がパーマネントやプレイヤーにダメージを与えるなら、代わりに、それはそのパーマネントやプレイヤーにその2倍の点数のダメージを与える。

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誘発型能力変身する両面カード第1面あなた終了ステップ黒魔道士トークンタップイン生成し、ウィザード4体以上がいればそのまま変身する伝説の人間ミュータント・ウィザード。第2面はウィザードの与えるダメージ置換効果倍にする伝説のアバター・ウィザード。

自身がウィザードであるため、単独でも3ターン後には生成するトークンと合わせて変身条件を満たせる。もちろん他のウィザードと絡めて変身を早めるべきなのは言うまでもないが、ウィザードはトークンなどによる横展開が比較的不得手なクリーチャー・タイプなので、自力でトークンを生成できる点はありがたい配慮と言える。誘発タイミングが終了ステップと早いため、インスタント・タイミングの除去を受けなければ最低限の爪痕は残せる点も強み。

変身後はトークンの誘発型能力によるダメージも倍になるため、非クリーチャー呪文を唱えることで効率良くライフを削っていける。自身もP/Tにして8/6相当の戦闘力はあるが、回避能力はなく攻撃を通しにくいので、無理に攻撃してクジャを失うよりはダメージ増加源として大切にした方が概ね良いだろう。

リミテッドではジョブ選択フラッシュバックなどで非クリーチャー呪文の回数を稼ぎやすい環境柄、第2面のフィニッシャー性能が高い。その変身条件もミシディアの長老/Mysidian Elderと組み合わせることで容易に達成可能である。任意のクリーチャーをウィザードにできる「黒魔術士」の杖/Black Mage's Rod「赤魔術士」のレイピア/Red Mage's Rapierとの相性も良く、総じてかなり強力なレアと言える。

  • 登場時のスタンダード範囲では光輝の魔道士/Coruscation Mageが黒魔道士と同様の能力に加え新生を持ったウィザードであるため相性が良い。
  • 調和の神童/Harmonic Prodigyうろつく玉座/Roaming Throneとの相性が良い。これらは自身がウィザード(になる)うえクジャの誘発回数を増やせるので、先置きしておけばクジャの着地直後に変身条件を満たせるようになる。トークンのダメージ能力も追加誘発するので、クジャの変身後は黒魔道士のダメージ効率が実質4倍になる。
  • 変身が強制であり、かつ変身後はトークン生成ができなくなる点には注意。サクリファイスなどのトークン供給が重要となる戦略で使う場合は、ウィザードの数を管理しないと不便になる場合もありうる。

[編集] ルール

第1面
第2面

[編集] 関連カード

[編集] ストーリー

クジャ/Kujaは『FFIX』の登場人物。(イラスト

アレクサンドリア王国の女王、ブラネ/Brahneに取り入った武器商人として登場。彼女を唆し、人造生命体の黒魔道士を兵器として採用させ、人類の主要な生存圏である霧の大陸に戦乱を巻き起こす。

性格は基本的に自分以外の存在を見下すナルシストだが、それでいて冷静沈着な策士でもあり、自分に酔った勢いで作戦の一部を漏らしたように見せておきつつ、実際には相手を思い通りに動かすための方便でしか無かったりと話術や態度で他者の心理を操る技能に長ずる。同時にかなりのサディストで、敢えて相手をジワジワといたぶる策を好む。表向きの商売で稼いでいるのか、眠らない街トレノ/Trenoのオークションハウスを所有しており、日夜高額な品物が合法・非合法を問わず取り引きされている。

[編集] 参考

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