ムウォンヴーリーの酸苔/Mwonvuli Acid-Moss
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Mwonvuli Acid-Moss / ムウォンヴーリーの酸苔 (2)(緑)(緑)
ソーサリー
ソーサリー
土地1つを対象とし、それを破壊する。あなたのライブラリーから森(Forest)カードを1枚探し、そのカードをタップ状態で戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。
緑の土地破壊カード。冬の抱擁/Winter's Graspに、土地サーチによるマナ加速のおまけが付いた。
土地破壊カードとしてもマナ加速カードとしても4マナはやや重いが、それらにしては珍しくカード・アドバンテージを稼げる。土地破壊を連打したい土地破壊デッキにとってはマナ加速によって後続の呪文もスムーズに唱えることができる点が魅力で、例えば石の雨/Stone Rain(3マナ)→これ(4マナ)→燎原の火/Wildfire(6マナ)のように繋げることもできる。また、マナ加速の視点から見れば、相対的に2マナ分加速している計算になる。
ある意味、併合/Annexの緑バージョンであると言える。割られるなどして奪い返されたりしない点と、デュアルランドやショックランドをサーチする事で、対戦相手に依存しない色事故の回避になる点が優れている。前述した「土地破壊デッキの視点」では、この点でも便利か。
時のらせんブロック構築では赤緑コントロールで採用された。パウパーではかつての緑単Postで採用されたほか、続唱ランプでも採用されることがある。
モダンでは緑単トロンやミラーマッチを重く見る場合にスケープシフトに採用されることがある。
- 対象を取っているため、立ち消えも起きる。対戦相手が自らの土地を処分できる手段(幽霊街/Ghost Quarterなど)を持っていると効果は格段に低くなってしまうので注意。
- 類似カードとして、激情の耕作/Frenzied Tillingや刈り取りと種まき/Reap and Sowなどがある。
- マジック・デュエルズ:オリジンのスターター・ボックスに収録されていた。しかし、マナ加速とテンポ・アドバンテージの両方を稼がれる、コモンなため緑を使うデッキに4枚入るなど、対戦相手のフラストレーションが溜まることに。それを危惧した開発部により、イニストラードを覆う影とゲートウォッチの誓いが加わるアップデートの際に、爆発的植生/Explosive Vegetationに変更された。(『マジック・デュエルズ』 スターター・ボックスの変更)