ラクシャーサの大臣/Rakshasa Vizier
提供:MTG Wiki
Rakshasa Vizier / ラクシャーサの大臣 (2)(黒)(緑)(青)
クリーチャー — デーモン(Demon)
クリーチャー — デーモン(Demon)
1枚以上のカードがあなたの墓地から追放されるたび、その枚数に等しい数の+1/+1カウンターをラクシャーサの大臣の上に置く。
4/4自分の墓地のカードが追放されるたびに大きくなるラクシャーサ/Rakshasa。
素のままでは5マナ4/4と平凡なサイズだが、この色の組み合わせにあたるスゥルタイ群/The Sultai Broodに割り当てられた探査を利用すればすぐに強烈なサイズとなる。探査以外で登場時のスタンダードに目を広げても、テーロス・ブロックの苦悶の神、ファリカ/Pharika, God of Afflictionや基本セット2015の魂サイクルなど、色の合った相性の良いカードは少なくない。対戦相手のトーモッドの墓所/Tormod's Cryptなどの墓地対策でもしっかり能力が誘発するのは嬉しいところ。
弱点と言えるのは、どれだけサイズを上げても戦場においては回避能力を持たずタフネス以外に除去耐性を持たないバニラファッティ同然なところか。また、「墓地を肥やす」「墓地のカードを追放する」と下準備が二段構えで必要なところもやや悠長。これらの下準備が無理なく行え、サイズや+1/+1カウンターが乗っていることを有効活用できるデッキに採用したい。
- ラクシャーサの死与え/Rakshasa Deathdealerと並び、史上初となる緑のデーモン。
- エントリーセットのスゥルタイの謀略/Sultai Schemersには、これのイラスト違いのプレミアム・カードが封入されている[1]。
- 印刷時のクリーチャー・タイプは猫・デーモンだったが、2023年11月のオラクル変更でデーモンのみになった[2]。経緯についてはラクシャーサ/Rakshasaの項を参照。
[編集] ルール
- 先頭に立つもの、アナフェンザ/Anafenza, the Foremostの能力などにより、カードが墓地に置かれることを置換されて追放された場合、能力は誘発しない。
- 探査を持つ呪文を唱えるときに墓地からカードを追放することは単一の処理である。それはこの能力を1回誘発し、追放したカードの枚数に等しい数の+1/+1カウンターを置く。
[編集] 脚注
- ↑ 『タルキール覇王譚』のプロモカード(Daily MTG 2014年9月4日)
- ↑ MTGアリーナでリリース予定の『タルキール覇王譚』におけるカードの更新のお知らせ(Daily MTG 2023年11月3日)