ヴァルガヴォスの猛攻/Valgavoth's Onslaught
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Valgavoth's Onslaught / ヴァルガヴォスの猛攻 (X)(X)(緑)
ソーサリー
ソーサリー
X回戦慄予示する。その後、それらのクリーチャーの上にそれぞれ+1/+1カウンターX個を置く。(戦慄予示するとは、「あなたのライブラリーの一番上にあるカード2枚を見る。それらのうち1枚を2/2のクリーチャーとして裏向きで戦場に出し、残りをあなたの墓地に置く。それがクリーチャー・カードなら、そのマナ・コストで、いつでも表向きにしてよい。」ということである。)
戦慄予示と、それにより戦場に出たクリーチャーを+1/+1カウンターで強化するX呪文。
X=1で唱えたとしても3/3が1体となり、マナレシオとしては妥当なライン。Xが増えると単体のサイズはマナ・コストに対して低くなるが、合計したP/Tはどんどん膨れ上がっていく。X=1ごとに2マナ増えるため、通常のデッキであればX=3ぐらいが限界になるだろうが、それでも5/5が3体となり効率はかなり良好な部類。もちろん表向きに出来ればより強力なクリーチャーになる可能性もある。
リミテッドではボムレアの一角。クリーチャー同士の殴り合う展開になりやすいため、純粋に戦場の合計P/Tが大きく膨れていく時点で強力。戦慄予示で墓地も肥えるので、リアニメイトカードや回収も併用出来ているのであれば理想的。ライブラリーはXの2倍削れていき、ダスクモーン:戦慄の館はライブラリーが削れやすいカード・セットなのでむしろライブラリーアウトに注意。
構築の基準でも合計したマナレシオは高く、墓地を肥やすリターンもリミテッドから更に増やしやすい。マナ加速も自由に併用できるので、ランプのように大量の土地を用意出来るデッキならばX=5ぐらいで唱えるのも視野に入る。一方で戦場に出た時点ではバニラのファッティに過ぎないので、返しで全体除去を食らうと瓦解する危険も出てくる。