不敬な遺品/Profane Memento
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対戦相手のクリーチャー・カードが墓地に落ちるたびに、ライフを1点回復できるアーティファクト。ラッキーチャームの一種。
対戦相手のクリーチャーを死亡させる、あるいはライブラリー破壊や手札破壊などによっても誘発するのでデッキ次第では誘発させるチャンスは大いにある。が、ラッキーチャームの常として、数度の誘発では効果は微々たるものである。また、対戦相手のデッキ構成に大きく依存する点も弱点と言える。
リミテッドではカードパワーの低さが目立つため、積極的に入れたいカードではない。このカードに何かを期待するというより、飛空士の修繕屋/Aeronaut Tinkererや爆片破/Shrapnel Blastなどのアーティファクトとシナジーを形成するカードを補助するものとして考えるべきか。
モダンでは青黒ライブラリーアウトにおいて、ビートダウンデッキに対するサイドボードに居場所を見つけている。ライブラリー破壊デッキにおいては、適当に相手ライブラリーを削るだけでカードを墓地送りにできるため、回復量と速度が大幅に増加する。軽さも相まって、高速なモダン環境でもライフレースに影響を与えうる貴重なパーツとなっている。
[編集] ルール
- 「クリーチャー・カードがいずれかの領域から墓地に置かれる」の誘発条件を満たすか否かは、そのカードが墓地に置かれたあとの特性を見て決定される。これは戦場から墓地に置かれた場合も同様であり(CR:603.6c)、死亡する直前の状況を見る死亡誘発とは別の扱いになる。
- 例1:クリーチャー化した非クリーチャー・カード(機体など)が死亡しても、墓地のそれはクリーチャー・カードではないため誘発しない。
- 例2:もともとクリーチャー・カードであるパーマネントが、何らかの要因で戦場でクリーチャーでなくなった(信心を満たしていないテーロス・ブロックの神、幽閉/Minimus Containmentなど)。それが墓地に置かれた場合、墓地のそれはクリーチャー・カードなので誘発する。
- 墓地にある両面カードは第1面の特性のみを持つ。
- 例3:第1面がエンチャント/第2面がクリーチャーである血吸いの闇潜み/Leeching Lurkerが死亡した場合、墓地のそれはエンチャント・カードなので誘発しない。
- 例4:第1面がクリーチャー/第2面がソーサリーである大界の探検/Explore the Vastlandsが解決されて墓地に置かれた場合、墓地のそれはクリーチャー・カードなので誘発する。
- 全体除去などでこれと同時に他のクリーチャー・カードが墓地に置かれても誘発しない。
- トークンはカードではないので、クリーチャー・トークンが死亡しても誘発しない。