冥界生まれの祭壇/Netherborn Altar
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Netherborn Altar / 冥界生まれの祭壇 (1)(黒)
アーティファクト
アーティファクト
(T),冥界生まれの祭壇の上に魂魄(soul)カウンターを1個置く:あなたの統率者を統率領域からあなたの手札に加える。その後、あなたは冥界生まれの祭壇の上に置かれている魂魄カウンター1個につき3点のライフを失う。
ライフと引き換えに統率者を統率領域から手札に加えることができる黒の有色アーティファクト。統率の灯台/Command Beaconの系譜に連なる一枚。
統率の灯台などと同様、統率者戦における統率者の追加コスト(俗に言う統率者税)を踏み倒すために用いるカード。本体のマナ・コストが軽く、起動がタップのみで済み、なおかつ繰り返し利用できるので使い勝手に優れている。統率者に除去を撃たれても追加の2マナが貯まるのを待たずに再展開できるようになるため、ゲームの優位性を保つのに大きく貢献してくれる。
ただし対価として、起動時に貯まる魂魄カウンターに応じて加速度的にライフを失ってしまうのが弱点。統率者戦は初期ライフが40点と高いのである程度は甘受できるが、それでも3回4回と起動するのはかなりの痛手となる。また、カウンターを利用する性質上、対戦相手の増殖などで妨害される危険もある。ライフ回復手段や、バウンスや明滅などカウンターをリセットする手段を用意できると弱点を補えるため、積極的に併用していきたいところ。統率者がそれらの能力を持つなら言うことなしである。
- 起動型能力の解決時に冥界生まれの祭壇が戦場にない場合、魂魄カウンターの数は最後の情報を参照する。起動に対応して生け贄に捧げるなどしても、ライフの喪失は踏み倒せないため注意。
- ライフでマナを肩代わりするという点ではファイレクシア・マナに通じるものがある。
- soulカウンターの日本語訳には「魂魄(こんぱく)」という耳慣れない訳語が当てられている。語句の意味合いについては魂魄流/Torrent of Soulsの項を参照。