大いなる収穫者/Greater Harvester
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Greater Harvester / 大いなる収穫者 (2)(黒)(黒)(黒)
クリーチャー — ホラー(Horror)
クリーチャー — ホラー(Horror)
あなたのアップキープの開始時に、パーマネントを1つ生け贄に捧げる。
大いなる収穫者がプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーはパーマネントを2つ生け贄に捧げる。
ダークスティールに収録されている大型クリーチャー。5マナ5/6という高効率なマナレシオに加え、対戦相手に戦闘ダメージが通れば強烈なボード・アドバンテージを稼ぎ出すが、その分アップキープ・コストもかなり厳しい。
サイズが大きいうえ黒であるため、火力や恐怖/Terror系除去に対する除去耐性も高い。特に爆片破/Shrapnel Blastに耐えられるのは心強い。しかし回避能力などがない点がかなり厳しく、相手にクリーチャーが残っていれば確実にチャンプブロックされるであろうから、思ったほど機能しないまま自分のパーマネントが減ってじり貧になってしまうことも少なくない。
除去などで道をこじ開けて攻撃を通したり、ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammerなどでサポートしたりすればかなり使いやすくはなるが、そこまでお膳立てするならば他のフィニッシャーでもいいような感は強い。役に立つ時と立たない時の落差が非常に大きく、使い方の難しいカードである。
毎ターン確実にパーマネントを水増しできるカードがあれば維持は楽になるので、世界のるつぼ/Crucible of Worldsを用いるるつぼクラウドなどの黒系のコントロールデッキに投入されることがある。
- サイズや能力的にはかなり派手な部類のカードなのだが、ミラディン・ブロックにはもっとド派手な凶悪カードがたくさんあり、しかもそれらが親和やら歯と爪/Tooth and Nailやらでポンポンと戦場に飛び出してきていたので、相対的にあまり目立たなかった。
- 続く神河ブロックで夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Starや鬼の下僕、墨目/Ink-Eyes, Servant of Oniという黒の大型クリーチャーが登場したことで、このクリーチャーの立場はますます狭くなってしまった。
- 扱いづらさから紙レア的な扱いを受けているが、専用デッキを作るとなかなか強い。お財布に優しい黒フィニッシャーである。
- 粗石の魔道士/Trinket Mageで攻撃を通すための大薙刀/O-Naginataを持ってきたり色調整のためにアーティファクト・土地を持ってきたりできる。