巨体変異/Hulking Metamorph
提供:MTG Wiki
アーティファクト クリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)
あなたは巨体変異を、他のタイプに加えてアーティファクト・クリーチャーであり、パワーとタフネスが巨体変異のパワーとタフネスに等しいことを除き、アーティファクトやクリーチャーのうちあなたがコントロールしている1つのコピーとして戦場に出してもよい。
//---試作部分---//
(2)(青)(青)
試作(あなたはこの呪文を、異なるマナ・コスト、色、サイズで唱えてもよい。これは能力とタイプを保持する。)
3/3
水銀のガルガンチュアン/Quicksilver Gargantuan系列の、パワー/タフネスを規定値にしてコピーする能力を持った試作カード。アーティファクトもクリーチャー化してコピーするが、他プレイヤーのパーマネントはコピーできない。
サイズが固定なので強力な能力を持つ低マナ域のクリーチャーをコピーすることが基本。また明滅との相性が非常に良く、正規コスト側のP/Tに戻しつつ新たにコピー対象を選び直すことが出来る。
リミテッドでは喉鳴らしの選定者/Gurgling Anointerや揺籃の地の乱伐者/Cradle Clearcutterのようなパワーを参照するクリーチャーと好相性。試作はタフネス3であることから、相手が赤入りなら採掘爆発/Excavation Explosionを回避するために切削回収サイクルをコピーして+1/+1カウンターを選んでもよい。飛行も持つ空輸する従軍牧師/Airlift Chaplainなら理想的だが、回収範囲とは噛み合わないのが玉に瑕か。マナカーブの面では試作で出したものを対象に取れるので対象不在の状況は起きにくいが、緊急時には今までのコピーカードと違い3/3、もしくは7/7のバニラとしても出せる。
構築ではリミテッドに無い低コストで戦場に戻る手段を利用したい。束の間の霊魂/Fleeting Spiritのようなクリーチャー内蔵の能力も活用できるのは他に無い利点となっている。サンダー・ジャンクションの無法者後は、アブエロの覚醒/Abuelo's Awakeningでクリーチャー化したラクドスの加入/Rakdos Joins Upをコピー、レジェンド・ルールを利用した無限ダメージのコンボパーツに採用された。
[編集] ルール
- コピーするクリーチャーをいつ選ぶかなどの基本的なルールについてはクローン/Clone#ルールを参照。
- パワー/タフネスが巨体変異のもの(3/3または7/7)であるアーティファクト・クリーチャーになることを除き、その他のコピー可能な値をすべてコピーする。
- 「パワーやタフネスを定義する特性定義能力」はコピーされない。タルモゴイフ/TarmogoyfなどP/Tを決める特性定義能力のみを持つクリーチャーをコピーすると、能力を持たない3/3(7/7)のアーティファクト・クリーチャーになり、ムラガンダの印刻/Muraganda Petroglyphsの恩恵を得られる。(CR:707.9d)
- アーティファクト・クリーチャーでありパワー/タフネスが変化することはコピー効果の一部であるため、コピー可能な値である。(CR:707.2)
- 何もコピーしないことを選んでもよい。そうしたなら巨体変異は単なる3/3(7/7)のアーティファクト・クリーチャーとして戦場に出る。