当然の酬い/Justice
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Justice / 当然の酬い (2)(白)(白)
エンチャント
エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、あなたが(白)(白)を支払わないかぎり当然の酬いを生け贄に捧げる。
赤のクリーチャーか赤の呪文がダメージを与えるたび、当然の酬いはそのクリーチャーか呪文のコントローラーに、同じ点数のダメージを与える。
白の対赤カード。赤のクリーチャーまたは呪文からダメージが発生した場合、そのコントローラーに同じ量のダメージを与える。要は、上記のダメージを使うと同じだけ「跳ね返って」くる。
赤デッキにとっては、対戦相手へのダメージ手段が同時に自分への反動となるので、かなり痛い。赤はエンチャントを破壊できないため、特に赤単色デッキではこれが出された時点でライフ差を稼いでいないと、うまく維持コストの白マナ源を潰せるような状況でもなければ負け確定に近い。アップキープ・コストに2マナが必要だが、それだけの価値はある。
- このエンチャント自体には軽減能力はないので、誤解なきよう。
- あくまでこちらがダメージを受けた後に「跳ね返し」が起きるので、こちらのライフを0以下にするようなダメージを受けた場合は、跳ね返しが起きる前に負けてしまう。
- これが跳ね返せるのは、赤の「クリーチャーと呪文」からのダメージだけ。他のパーマネントからのダメージは、それが赤くても跳ね返せない。
- これを混沌の色/Chaoslaceとオパール色の輝き/Opalescenceを併用して「赤のクリーチャー化」すると、これ自身の与えるダメージも跳ね返ることになる。したがって、自身が与えたダメージで自身の能力を誘発し、結果これのコントローラーが即死する。
- ダメージを跳ね返す白カードには他に、目には目を/Eye for an Eyeやマンガラの公平/Mangara's Equity、名誉の道行き/Honorable Passageがある。
- 地震/Earthquakeなどの「複数の目標にダメージ」を与えるものは、そのダメージ全てをまとめて跳ね返す。つまり、これが戦場にあり、かつクリーチャーが多数いるときに地震を撃つと、かなりの大ダメージが跳ね返ることになる。
- 同じマナ・コストとアップキープ・コストを持つ対赤エンチャントには変換/Conversionがある。第5版ではそちらに替わってこれが収録された(Taming the Flames(Duelist誌17号の記事))。