神秘の頭蓋骨/Mystic Skull
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マナフィルター・アーティファクトからアーティファクト・クリーチャーへと変身する両面カード。
第1面はマナの大鉢/Mana Cylix相当。多色デッキで序盤の色事故回避に使える。そして終盤になれば第2面に変身させ、社交の達人/Joiner Adept能力を持つ大型アーティファクト・クリーチャーとして戦力にすることができる。
タップ状態で変身してしまうためすぐには戦闘に参加できないが、火力では除去の難しいタフネスを持ち、特にリミテッドで強力。5マナ揃った段階では土地を5色土地化させる能力が役に立ちづらいため蛇足な印象を受けるが、構えたインスタントの色を悟らせづらくしたり、眼識の収集/Siphon Insightなどで奪った対戦相手のカードの起動型能力の色マナを捻出できたりと、地味に役立つこともある。
構築ではどちらの面も中途半端であり、手間もかかるので他の選択肢を優先させたい。
- 神秘の大怪物の姿はエムラクール/Emrakul(イラスト)を連想させる。フレイバー・テキストでも(彼女が封印された)月について言及されており、何らかの関連性を匂わせる。
数十年もの間、家畜小屋の壁に掛けられたまま忘れ去られた頭蓋骨は絶好の機会を待ち続けた。(出典:神秘の頭蓋骨)
不自然な月の光に照らされて、それは家畜小屋の扉の蝶番で繋がれた関節と藁の脚で歩き出した。(出典:神秘の大怪物)