リベリオン
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*レベリオンと呼んでいる人も多いが、Rebel(反逆者)と、Rebellion(反乱)は別の単語(後者が前者の派生語)であり、発音も違う。リベリオンが正解。 | *レベリオンと呼んでいる人も多いが、Rebel(反逆者)と、Rebellion(反乱)は別の単語(後者が前者の派生語)であり、発音も違う。リベリオンが正解。 | ||
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上記の対策カードに耐性をつけるため、[[青]]を散らし[[レベル]]を[[フィニッシャー]]に据えた[[カウンターレベル]]という[[デッキ]]も登場した。ただし、カウンターレベルは[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウンデッキ]]ではなく、リベリオンとは一般に区別される。詳細は[[カウンターレベル]]の項を参照。 | 上記の対策カードに耐性をつけるため、[[青]]を散らし[[レベル]]を[[フィニッシャー]]に据えた[[カウンターレベル]]という[[デッキ]]も登場した。ただし、カウンターレベルは[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウンデッキ]]ではなく、リベリオンとは一般に区別される。詳細は[[カウンターレベル]]の項を参照。 | ||
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==マスクス・ブロック構築== | ==マスクス・ブロック構築== | ||
[[メタゲーム]]の中心にリベリオンが存在していた。 | [[メタゲーム]]の中心にリベリオンが存在していた。 | ||
− | 当時は[[レジェンド・ルール]]改訂前だったため、純粋な[[ミラーマッチ]]では[[果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero]]を先に出した方が勝つという[[マジック]]とは別の[[ゲーム]]になってしまっていた。そうした「運ゲー」を避けるため、ミラーマッチ用に[[真理の声/Voice of Truth]]を投入したものや、[[緑]]を[[タッチ]]して[[ブラストダーム/Blastoderm]]などの[[大型クリーチャー]]を入れる[[メロン]]などの派生系も生まれた。 | + | 当時は[[レジェンド・ルール]]改訂前だったため、純粋な[[ミラーマッチ]]では[[果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero]]を先に出した方が勝つという[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]とは別の[[ゲーム]]になってしまっていた。そうした「運ゲー」を避けるため、ミラーマッチ用に[[真理の声/Voice of Truth]]を投入したものや、[[緑]]を[[タッチ]]して[[ブラストダーム/Blastoderm]]などの[[大型クリーチャー]]を入れる[[メロン]]などの派生系も生まれた。 |
結局果敢な勇士リン・シヴィーは2000年7月1日付けで[[禁止カード]]に指定されるが、それでもなおメタの中心にあった。 | 結局果敢な勇士リン・シヴィーは2000年7月1日付けで[[禁止カード]]に指定されるが、それでもなおメタの中心にあった。 | ||
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一部には、[[果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero]]を使用せず、[[軽い]][[レベル]][[ウィニー]]に統一して[[十字軍/Crusade]]で強化する純正の[[白ウィニー]]タイプのデッキも組まれた。 | 一部には、[[果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero]]を使用せず、[[軽い]][[レベル]][[ウィニー]]に統一して[[十字軍/Crusade]]で強化する純正の[[白ウィニー]]タイプのデッキも組まれた。 | ||
− | *当時の[[単色]]化の傾向に合わせ、[[プロテクション]]クリーチャーに[[最下層民/Pariah]]をつける場合も多かった。 | + | *当時の[[単色デッキ|単色]]化の傾向に合わせ、[[プロテクション]]クリーチャーに[[最下層民/Pariah]]をつける場合も多かった。 |
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同時期、同[[環境]]の[[白ウィニー#エクステンデッド|白ウィニー]]同様、[[青]]を散らして[[翻弄する魔道士/Meddling Mage]]や[[渦まく知識/Brainstorm]]などを取り入れたものが登場した。 | 同時期、同[[環境]]の[[白ウィニー#エクステンデッド|白ウィニー]]同様、[[青]]を散らして[[翻弄する魔道士/Meddling Mage]]や[[渦まく知識/Brainstorm]]などを取り入れたものが登場した。 | ||
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*[[白ウィニー]] | *[[白ウィニー]] | ||
*[[デッキ集]] | *[[デッキ集]] | ||
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+ | [[Category:マスクス・ブロック構築デッキ|りへりおん]] | ||
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+ | [[Category:エクステンデッドデッキ|りへりおん]] |
2013年3月3日 (日) 23:36時点における版
リベリオン(Rebellion)は白ウィニーの一種で、マスクス・ブロック構築及びマスクス・ブロックを含むスタンダードで一世を風靡したレベルデッキの呼称。
目次 |
概要
リクルート能力によって次々とレベル・クリーチャーを展開し、一気に押し切る。
伝説のクリーチャー — 人間(Human) レベル(Rebel)
(X),(T):あなたのライブラリーから、マナ総量がX点以下のレベル(Rebel)・パーマネント・カードを1枚探し、それを戦場に出し、その後、ライブラリーを切り直す。
(3):あなたの墓地にあるレベル・カード1枚を対象とし、それをあなたのライブラリーの一番下に置く。
クリーチャー — レベル(Rebel) 鳥(Bird)
飛行
(4),(T):あなたのライブラリーから、マナ総量が3以下のレベル(Rebel)・パーマネント・カードを1枚探し、それを戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。
起動型能力によってクリーチャーを戦場に出すため、通常の打ち消しでは対処されず、なおかつインスタント・タイミングで動けるため、総じてパーミッションに強い。また、果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Heroやプロテクション・クリーチャーの存在により、単体除去にも耐性がある。そのため、超速攻の白ウィニーというより、ややコントロールデッキとしての趣きが強い。
- レベリオンと呼んでいる人も多いが、Rebel(反逆者)と、Rebellion(反乱)は別の単語(後者が前者の派生語)であり、発音も違う。リベリオンが正解。
マスクス・ブロック+インベイジョン・ブロック期
インベイジョンでは得たものは少なく、さらにサーボの命令/Tsabo's Decreeという天敵カードも登場。
それでもメタの一角を占めていたため、野火/Flashfiresや反逆者の密告人/Rebel Informerが対策カードとして使用されていた。
上記の対策カードに耐性をつけるため、青を散らしレベルをフィニッシャーに据えたカウンターレベルというデッキも登場した。ただし、カウンターレベルはビートダウンデッキではなく、リベリオンとは一般に区別される。詳細はカウンターレベルの項を参照。
サンプルレシピ
メインデッキ (60) | サイドボード | ||
---|---|---|---|
クリーチャー (22) | 4 | ハルマゲドン/Armageddon | |
4 | レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant | 3 | 浄化の印章/Seal of Cleansing |
3 | 不動の守備兵/Steadfast Guard | 3 | 獅子将マギータ/Mageta the Lion |
3 | 長弓兵/Longbow Archer | 1 | 果敢な先兵/Defiant Vanguard |
2 | 果敢な隼/Defiant Falcon | 1 | 光をもたらす者/Lightbringer |
2 | 果敢な先兵/Defiant Vanguard | 3 | 神の怒り/Wrath of God |
1 | 熱風の滑空者/Thermal Glider | ||
1 | 反逆者の密告人/Rebel Informer | ||
2 | レイモス教の空の元帥/Ramosian Sky Marshal | ||
4 | 果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero | ||
呪文 (12) | |||
4 | キマイラ像/Chimeric Idol | ||
4 | パララクスの波/Parallax Wave | ||
4 | 増進+衰退/Wax+Wane | ||
土地 (26) | |||
16 | 平地/Plains | ||
4 | 低木林地/Brushland | ||
4 | リシャーダの港/Rishadan Port | ||
2 | 黄塵地帯/Dust Bowl |
- 緑をタッチしている。野火/Flashfiresの被害を減らすために低木林地/Brushlandが採用され、増進+衰退/Wax+Waneでファイアーズに対処しやすくなっている。
マスクス・ブロック構築
メタゲームの中心にリベリオンが存在していた。
当時はレジェンド・ルール改訂前だったため、純粋なミラーマッチでは果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Heroを先に出した方が勝つというマジックとは別のゲームになってしまっていた。そうした「運ゲー」を避けるため、ミラーマッチ用に真理の声/Voice of Truthを投入したものや、緑をタッチしてブラストダーム/Blastodermなどの大型クリーチャーを入れるメロンなどの派生系も生まれた。
結局果敢な勇士リン・シヴィーは2000年7月1日付けで禁止カードに指定されるが、それでもなおメタの中心にあった。
プロフェシー後
- 備考
- 世界選手権00 マスクス・ブロック構築部門 5-0-1 (参考)
- 使用者:Dominik Hothow
- フォーマット
- 黒を追加し、殺し/Snuff Outなどの除去やミラーマッチ用の反逆者の密告人/Rebel Informerが採用されている。
初期型
- 備考
- プロツアーニューヨーク00春 準優勝 (参考)
- 使用者:Marsh Warren
- フォーマット
ウルザ・ブロック+マスクス・ブロック期
十字軍/Crusadeと栄光の頌歌/Glorious Anthemをフル投入したエイトクルセイドと呼ばれるタイプが登場する。
それまでの白ウィニーとは異なり、ハルマゲドン/Armageddonなどのマナロックは使用せず、リクルート能力のためのマナ加速としてガイアの揺籃の地/Gaea's Cradleを使用するバージョンが登場(このアイディアは関西発祥だそうだ)。
マナ・コストがばらけているため火薬樽/Powder Kegにも耐性があり、強力なマスティコア/Masticoreのおかげでボードコントロール力も高い。
一部には、果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Heroを使用せず、軽いレベルウィニーに統一して十字軍/Crusadeで強化する純正の白ウィニータイプのデッキも組まれた。
- 当時の単色化の傾向に合わせ、プロテクションクリーチャーに最下層民/Pariahをつける場合も多かった。
サンプルレシピ
- 備考
- インビテーショナル00春 優勝 (参考)
- 使用者:Chris Pikula
- フォーマット
メインデッキ (60) | サイドボード | ||
---|---|---|---|
クリーチャー (29) | 1 | 誠実な証人/Devout Witness | |
4 | レイモス教の兵長/Ramosian Sergeant | 3 | 浄化の印章/Seal of Cleansing |
4 | 不動の守備兵/Steadfast Guard | 2 | スランの鋳造所/Thran Foundry |
4 | 長弓兵/Longbow Archer | 1 | 絶対の優雅/Absolute Grace |
4 | ルーンの母/Mother of Runes | 1 | 悟りの教示者/Enlightened Tutor |
4 | レイモス教の副長/Ramosian Lieutenant | 2 | 神の怒り/Wrath of God |
1 | 熱風の滑空者/Thermal Glider | 3 | 十字軍/Crusade |
1 | 夜風の滑空者/Nightwind Glider | 2 | ぐらつき/Topple |
1 | 誠実な証人/Devout Witness | ||
2 | 果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero | ||
4 | マスティコア/Masticore | ||
呪文 (8) | |||
4 | 栄光の頌歌/Glorious Anthem | ||
4 | 解呪/Disenchant | ||
土地 (23) | |||
18 | 平地/Plains | ||
4 | ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle | ||
1 | 黄塵地帯/Dust Bowl |
エクステンデッド(テンペスト期)
同時期、同環境の白ウィニー同様、青を散らして翻弄する魔道士/Meddling Mageや渦まく知識/Brainstormなどを取り入れたものが登場した。
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
翻弄する魔道士が戦場に出るに際し、土地でないカード名を1つ選ぶ。
選ばれた名前を持つ呪文は唱えられない。
インスタント
あなたのライブラリーからアーティファクト・カード1枚かエンチャント・カード1枚を探し、そのカードを公開し、その後ライブラリーを切り直してそのカードを一番上に置く。
翻弄する魔道士やもみ消し/Stifleでコンボに対抗する。悟りの教示者/Enlightened Tutorによるシルバーバレット戦略を取り入れるバージョンも多い。