墓場波、ムルドローサ/Muldrotha, the Gravetide
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− | 言うまでもなく、[[リミテッド]] | + | 言うまでもなく、[[リミテッド]]ではフィニッシャーとして強力な性能を誇る。 |
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2018年5月10日 (木) 00:12時点における版
伝説のクリーチャー — エレメンタル(Elemental) アバター(Avatar)
あなたの各ターンの間、あなたはあなたの墓地から土地1つをプレイしてもよく、各パーマネント・タイプのパーマネント呪文1つをプレイしてもよい。(カード1枚が複数のパーマネント・タイプを持っているなら、それをプレイするに際し、1つを選ぶ。)
6/6制約付きながら、墓地にあるパーマネント・カードをまるごと再利用可能にする豪快な能力を持つ、黒緑青の伝説のエレメンタル・アバター。
1ターンに最大5枚の再利用が可能になるため、能力をフルに生かせれば莫大なボード・アドバンテージ源となる。スカラベの神/The Scarab Godを例とする、この手の能力にありがちな追放によるループ防止策もなく、一度動き出せばあっという間に戦場を制圧できる。これをキーカードとするデッキならば、戦場に出す状況ではルーターや生贄といった手段によってパーマネントも選択的に墓地に溜め込めているはずであり、6/6というP/Tも相まって、フィニッシャーとして十分な性能を持つ。そうでなくとも、カウンターや以後のパーマネント除去への対策としても機能しうる。もっとも最大の難点は、3色6マナと重く、このカードを唱えたターンには十分な展開ができないか、あるいはこれ自身を守る手段の確保も含め、唱えるのが遅くなりがちなことだろうか。
いっそのことこのカード自身をリアニメイトするのも手だろう。特にパーマネントによるリアニメイトであれば相互に再利用しあえるため粘り強い戦いが可能になる。死の権威、リリアナ/Liliana, Death's Majestyや最古再誕/The Eldest Reborn、あるいは互いにシナジーを持つスカラベの神/The Scarab Godと一緒に。
言うまでもなく、リミテッドではフィニッシャーとして強力な性能を誇る。
ルール
- パーマネント・タイプはクリーチャー・エンチャント・アーティファクト・プレインズウォーカー・土地の5種類。
- たとえば、アーティファクト・クリーチャー・カード1枚をアーティファクト・カードとして唱え、別のアーティファクト・クリーチャー・カードをクリーチャー・カードとして唱えることができる。[1]
- あなたの墓地からカードをプレイする場合、通常のタイミングの許諾や制限に従わなければならない。
- 土地カードをプレイしてもよいが、1ターンに1枚の制限を破ることはできない。
- 瞬速を持たないカードを、メイン・フェイズでスタックが空の時以外に唱えることはできない。
- 艦の魔道士、ラフ・キャパシェン/Raff Capashen, Ship's Mageをコントロールしている場合、瞬速を持っているかのように墓地から歴史的なパーマネント・カードを唱えてもよい。
- これにより土地でないカードを唱える場合、そのコストを支払わなければならない。
- 代替コストがあるなら、代わりにそれを代替コストで唱えてもよい。
- 唱えるに際し、キッカーを持つ呪文は、そのキッカー・コストを支払ってもよい。
- あなたがカードを唱え始めた後は、ムルドローサのコントロールを失ったとしてもその呪文には影響がない。
- あなたが墓地からカードを1枚プレイして、その後同じターン中に別のムルドローサのコントロールを得たなら、あなたはそのターンに、墓地からそのタイプのカードをもう1枚プレイしてもよい。
- カードを墓地からプレイできるという効果が複数ある場合は、それによりカードをプレイし始める際に、どの効果の許諾によりプレイするのかを宣言しなければならない。
- 登場時のスタンダードでは見捨てられた石棺/Abandoned Sarcophagusと同時に戦場にある時に秘法の管理者/Curator of Mysteriesを墓地から唱える場合などに問題になる。
- あなたのメイン・フェイズ中でスタックが空であるときにパーマネント・カードがあなたの墓地に置かれたなら、他のプレイヤーがそのカードをあなたの墓地から除去できるようになる前に(優先権を得る前に)、あなたがそれを唱える機会がある。
ストーリー
ムルドローサ/Muldrothaは、野蛮なエレメンタル。ファイレクシア/Phyrexia軍侵略の際にムルタニ/Multaniによってアーボーグ/Urborg島に転移させられたヤヴィマヤ/Yavimayaの森の一部が、数百年の歳月をかけて自意識を持つようになった。
「私の娘は廃墟の腐敗から育ったが、それでも花開いた。」― ムルタニ
参考
- ↑ 『ドミナリア』 リリースノート(Game Play 最終更新 2018年1月31日)