ヨーグモスの息子、ケリク/K'rrik, Son of Yawgmoth
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2020年10月20日 (火) 01:57時点における版
伝説のクリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) ホラー(Horror) ミニオン(Minion)
((黒/Φ)は(黒)でも2点のライフでも支払うことができる。)
絆魂
コストに含まれる(黒)1つにつき、あなたはそのマナを支払うのではなく、2点のライフを支払ってもよい。
あなたが黒の呪文を唱えるたび、ヨーグモスの息子、ケリクの上に+1/+1カウンターを1個置く。
統率者戦用セットおなじみの過去の登場人物のカード化。ウルザズ・レガシーで登場したファイレクシア/Phyrexia陣営の大物が登場。
黒マナをすべてファイレクシア・マナのようにライフで支払えるようにできる能力と、黒の呪文によって+1/+1カウンターを得る能力を持つ。
7マナと重いうえに色拘束が厳しいものの、ファイレクシア・マナが多く含まれるため、すべてライフで支払うことを選べば実質4マナまで軽くなる。2/2絆魂と性能はさほど高くなく見えるものの、黒の呪文を唱えることで容易にサイズアップできる。1~2マナの軽い黒の呪文をライフで支払って乱打していき、増えたパワーを生かして絆魂で大きくライフを回復する、というのが基本的な動きとなるか。もちろん、疑似ファイレクシア・マナ化を悪用したコンボデッキにも期待がかかる。
黒の色の役割上、ドローはライフや生け贄などの代償が必要だがかなり得意、昔のカードを探せば暗黒の儀式/Dark Ritualのようなマナ加速呪文も得意であるため、ストームのように呪文を連打していく戦略は十分構築可能。さらに飛行や畏怖などの回避能力の付与手段も充実しているし、手札破壊によって事前に除去を排除できるため除去耐性のなさもある程度はカバーできる、と理論上の利点は多い。何らかのコンボでの運用だけでなく、統率者ダメージでの勝利を狙っていくタイプの統率者としても適性がある。
- マナ・コストにファイレクシア・マナ・シンボルを含むパーマネント・カードの中で、アーティファクトでないのはこれが初。
ルール
- ケリクの2番目の能力は、すべてのコストに対応する。マナ・コストだけでなく、起動コスト、呪文や能力の解決中に支払うコスト(虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbombなど)、特別な処理に伴うコスト(変異コストなど)も含まれる。
- この能力は、コストを支払う方法を変更する能力である。これは代替コストやコストの減少、コストの変更とは異なる。
- 不特定マナをライフで支払うことはできない。魂の消耗/Consume Spiritのように、黒マナでしか支払えない効果があってもできない。
- コストに混成マナ・シンボルやファイレクシア・マナ・シンボルが含まれる場合、コストを支払う前に、そのシンボルの支払い方を指定する。これにより(黒)を支払うことにしたなら、ケリクの能力でそれをライフで支払うことができる。
関連カード
サイクル
統率者2019のレアの伝説のクリーチャーのサイクル。固有色は、収録されている構築済みデッキの色から1色を欠いたものになっている。
- ヨーグモスの息子、ケリク/K'rrik, Son of Yawgmoth(黒)
- 航海士、ターンガース/Tahngarth, First Mate(赤緑)
- 戦慄蒔き、グリズモルド/Grismold, the Dreadsower(黒緑)
- ウェザーライトの英雄、ジェラード/Gerrard, Weatherlight Hero(赤白)
ストーリー
詳細はケリック/Kerrickを参照。
- カード名には「ヨーグモス/Yawgmothの息子」とあるが、血縁者ではない。ヨーグモスの異名である機械の父/Father of Machinesになぞらえた、「忠実な側近」「後継者に最も近い存在」と言ったニュアンスが込められた異名と思われる。