反転カード

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'''反転カード'''/''Flip Card''とは、[[神河ブロック]]に登場したカード群の呼称。[[神河物語]]のものは“英雄”カードとも。
 
'''反転カード'''/''Flip Card''とは、[[神河ブロック]]に登場したカード群の呼称。[[神河物語]]のものは“英雄”カードとも。
  
1枚のカードに、通常の向きに読む部分と逆さ向きに読む部分がある。ある条件を満たすと、カードを逆さ向きにして、逆さ向きのテキストを使用する。
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1枚のカードに、通常の向きに読む部分([[反転]]前)と逆さ向きに読む部分(反転後)があり({{Gatherer|id=86426|カード画像}})、それぞれの状態で別個の[[特性]]を持つ。ある条件を満たすと、カードを逆さ向きにして(反転して)、特性を切り替えることができる。
  
 
{{#card:Jushi Apprentice}}
 
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[[神河物語]]に10種類と、[[神河謀叛]]に5種類、[[神河救済]]に5種類の、計20種類が存在する。[[神河物語]]では主な[[クリーチャー・タイプ]]は変わらず、ただ[[伝説の]][[クリーチャー]]になるだけだった。しかし[[神河謀叛]]では[[人間]]から伝説の[[スピリット]]へ、さらに[[神河救済]]ではクリーチャーから[[エンチャント]]になるという変化を見せている。
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[[神河物語]]に10種類と、[[神河謀叛]]に5種類、[[神河救済]]に5種類の、計20種類が存在する。[[神河物語]]では主な[[クリーチャー・タイプ]]は変わらず、ただ[[伝説のクリーチャー]]になるだけだった。しかし[[神河謀叛]]では[[人間]]から[[伝説の]][[スピリット]]へ、さらに[[神河救済]]では[[クリーチャー]]から[[エンチャント]]になるという変化を見せている。
  
*[[分割カード]]と異なり、[[戦場]]以外の領域では[[反転]]する前のカードの[[特性]]のみを持つ。[[翻弄する魔道士/Meddling Mage]]使用時などは注意。
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*基本的に、一度反転したら、反転前の状態に戻ることはないようにデザインされている。ルール上でも「再反転」することはできないと明記されている。
*上の理由により反転前が[[伝説の]]カードでない場合は、[[緊急時/Time of Need]]等の伝説のカードを探すカードで手札に持ってくることはできない。現在、反転前が伝説のカードである反転カードは[[神河救済]]の5枚のみ。
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*[[戦場]]以外の[[領域]]では、反転前の特性のみを持つ。
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**[[翻弄する魔道士/Meddling Mage]][[頭蓋の摘出/Cranial Extraction]]などで[[カード名]]を指定する場合は、反転前のカード名を指定しなければ意味がない。
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**例えば[[新参の武士/Bushi Tenderfoot]]は反転前は伝説のクリーチャーではないので、[[緊急時/Time of Need]][[サーチ]]できない。同じく、[[上位の狐、呪之尾/Rune-Tail, Kitsune Ascendant]]は反転前はエンチャントではないので、[[悟りの教示者/Enlightened Tutor]]でサーチできない。
 
*このメカニズムの開発秘話での「日本の神話の共通するテーマが“変身”だということだった」という[[Mark Rosewater]]の発言には大きなブーイングが起こったそうで…。
 
*このメカニズムの開発秘話での「日本の神話の共通するテーマが“変身”だということだった」という[[Mark Rosewater]]の発言には大きなブーイングが起こったそうで…。
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*市場調査によればプレイヤーからの評価は低かったらしく、また[[R&D]]内でも失敗だったと認識されているらしい。以下はその失敗の例([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/mm/158 参考]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/001987/ 翻訳])。
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*#[[タップ]]した際にどちらが上だったか分からなくなるトラブルが起こるなど、機能的に問題がある。
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*#多くの要素が詰め込まれすぎていて見た目が美しくない。また[[イラスト]]や[[フレイバー・テキスト]]の枠が削られてしまうため、「変身」のフレイバーを表現する余地が少ない。
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*#カード上のスペースの不足により、[[ルール文章]]の長さに制限が生じる。
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**これらの問題点を改善したものが、後の[[両面カード]]である。
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==反転カードのコピー==
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反転カードが[[コピー]]される場合、反転後に代替される特性もコピーされる。だが、オブジェクトが反転しているかはアンタップ/タップ状態と同じく[[位相]]の一種なので、これはコピーされない。つまり反転していないオブジェクトが反転状態の反転カードのコピーとなっても、それは反転していない特性になる。その逆も同じである。
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*例:[[クローン/Clone]]が戦場に出る際[[冷酷なる者、謙造/Kenzo the Hardhearted]]を選んだ場合、クローンは[[新参の武士/Bushi Tenderfoot]]として戦場に出る。条件を満たせば反転することもできる。(その場合コピー元を[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]していれば[[レジェンド・ルール]]によってどちらか一方が[[墓地に置く|墓地に置かれる]])
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*例:[[暴く者、智也/Tomoya the Revealer]]が[[鼠の短牙/Nezumi Shortfang]]のコピーとなった場合、それは鼠の短牙の反転した特性である[[憎まれ者の傷弄り/Stabwhisker the Odious]]になる。
  
 
==反転カード一覧==
 
==反転カード一覧==
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*[[ルーリング]]
 
*[[ルーリング]]
  
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2021年7月24日 (土) 11:43時点における最新版

反転カード/Flip Cardとは、神河ブロックに登場したカード群の呼称。神河物語のものは“英雄”カードとも。

1枚のカードに、通常の向きに読む部分(反転前)と逆さ向きに読む部分(反転後)があり(カード画像)、それぞれの状態で別個の特性を持つ。ある条件を満たすと、カードを逆さ向きにして(反転して)、特性を切り替えることができる。


Jushi Apprentice / 呪師の弟子 (1)(青)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)

(2)(青),(T):カードを1枚引く。あなたの手札にカードが9枚以上ある場合、呪師の弟子を反転する。

1/2
Tomoya the Revealer / 暴く者、智也 (1)(青)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)

(3)(青)(青),(T):プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードをX枚引く。Xはあなたの手札のカードの枚数に等しい。

2/3

神河物語に10種類と、神河謀叛に5種類、神河救済に5種類の、計20種類が存在する。神河物語では主なクリーチャー・タイプは変わらず、ただ伝説のクリーチャーになるだけだった。しかし神河謀叛では人間から伝説のスピリットへ、さらに神河救済ではクリーチャーからエンチャントになるという変化を見せている。

[編集] 反転カードのコピー

反転カードがコピーされる場合、反転後に代替される特性もコピーされる。だが、オブジェクトが反転しているかはアンタップ/タップ状態と同じく位相の一種なので、これはコピーされない。つまり反転していないオブジェクトが反転状態の反転カードのコピーとなっても、それは反転していない特性になる。その逆も同じである。

[編集] 反転カード一覧

[編集] 神河物語レア

[編集] 神河物語アンコモン

[編集] 神河謀叛アンコモン

[編集] 神河救済レア

[編集] 参考

引用:総合ルール 20231117.0

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