Infernius Spawnington III, Esq.
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*最低[[黒マナ]]1点で[[唱える]]ことができる[[速攻]]持ち[[ファッティ]]であり、使用可能なカードの制限抜きで本気で使うと非常に凶悪なカード。 | *最低[[黒マナ]]1点で[[唱える]]ことができる[[速攻]]持ち[[ファッティ]]であり、使用可能なカードの制限抜きで本気で使うと非常に凶悪なカード。 |
2022年5月24日 (火) 15:50時点における最新版
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Infernius Spawnington III, Esq. (10)(黒)クリーチャー ─ デーモン(Demon)・ビースト(Beast)・Grandchild
飛行、先制攻撃、トランプル、速攻
この呪文を唱えるためのコストは、このターン、あなたが公開したカード1枚につき(3)少なくなる。
Infernius Spawnington III, Esq.が戦場に出たとき、プレイヤー1人を対象とする。あなたは「I'm here.(ここだよ)」と言ってもよい。そうしたなら、これはそのプレイヤーに3点のダメージを与える。
アーティスト:Ron Spencer
Infernal Spawn of Evil一族の三世代目。父祖伝来の名前は人名っぽく見えるように改名されたようだ。
代を重ねるごとに順調に増えていくサイズとキーワード能力に加え、伝統の決め台詞と共にプレイヤーにダメージを与える能力も持つ(ただし祖父や父と違ってETB能力であり、複数回の使用に向かず、使い勝手は大きく異なる)。さらにカードを公開することでコストが減少するため、祖父や父の援護を受けてより早く戦場に出ることが可能。
- 最低黒マナ1点で唱えることができる速攻持ちファッティであり、使用可能なカードの制限抜きで本気で使うと非常に凶悪なカード。
- 一例として、土地譲渡/Land Grantを代替コストで唱えて4枚以上公開、ライブラリーからBayouをサーチしてプレイと繋げれば、1ターン目に唱えることができる。
- Unsanctionedに収録されているカードに限っても、黒のハーフデッキに一緒に入っているBooster Tutorを使えば、計2マナで唱えることができる。
- Esq.(Esquire)とは、男性に対する(かなり古式ゆかしき)敬称。アメリカでは弁護士や判事など法曹関係者ぐらいにしか使われないが、このカードでは伝統ある一族に対する大仰な敬意として用いられているようだ。
- 一族を3枚見比べると、P/T・マナ総量・キーワード能力の数・クリーチャー・タイプの数・能力で与えるダメージの点数は1つずつ増えていき、マナ・シンボルの数は1つずつ減っている。
- パターン認識は強力であり、崩すべきではないという過去の教訓[2]を踏まえて、これらの特性(およびイラストを担当するのがRon Spencerであること)は大前提としてデザインされた[1]。
- フレイバー・テキストは、「See no evil, hear no evil, speak no evil(見ざる聞かざる言わざる)」からnoを抜いたもの。
- 現代日本では「見て見ぬ振り」という意味で定着しているが、本来は英訳のとおり、「悪を」見るな聞くな言うな、という意味である。日本のみならずユーラシア全体に古くからあることわざで(日本語で「さる」に通じる洒落になっているのは偶然)、キリスト教圏でも教会での説法や子どものしつけにしばしば引用される。地獄の三代目様がパロディにするにはおあつらえ向きである。
See evil, hear evil, speak evil.
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
アン・セットに収録された、Infernal Spawn of Evil一族のメガサイクル。いずれも黒の大型クリーチャーで、複数のキーワード能力と、決め台詞を言うことでプレイヤーにダメージを与える能力を持つ。代を重ねるごとにサイズとキーワード能力とマナ・コストとクリーチャー・タイプの数が増え、色拘束は薄くなっている。アーティストはいずれもRon Spencer。
- Infernal Spawn of Evil(アングルード、祖父)
- Infernal Spawn of Infernal Spawn of Evil(アンヒンジド、子供)
- Infernius Spawnington III, Esq.(Unsanctioned、孫)
[編集] 脚注
- ↑ 1.0 1.1 Un-Boxing, Part 2/『アン』の箱詰め その2(Making Magic 2020年2月17日 Mark Rosewater著)
- ↑ Twenty Years, Twenty Lessons. Part 1/20の年、20の教訓 その1(Making Magic 2016年5月30日 Mark Rosewater著)