ミラディンの傷跡

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(新しいページ: '{{未評価|ミラディンの傷跡}} *カード個別評価 カード個別評価:ミラディンの傷跡')
 
 
(18人の利用者による、間の30版が非表示)
1行: 1行:
{{未評価|ミラディンの傷跡}}
+
{{情報ボックス/エキスパンション
 +
|英語名=Scars of Mirrodin
 +
|日本語名=ミラディンの傷跡
 +
|シンボル=剃刀ヶ原のタイルに黒い染み
 +
|略号=SOM
 +
|コードネーム=Lights
 +
|発売日=2010年10月1日
 +
|セット枚数=全249種類
 +
}}
 +
'''ミラディンの傷跡'''/''Scars of Mirrodin''は、[[ミラディンの傷跡ブロック]]の大型[[エキスパンション]]。
  
*カード個別評価
+
==概要==
 +
ストーリー的にもゲームシステム的にも、[[ミラディン・ブロック]]の続編であり、[[メムナーク/Memnarch]]の支配から解き放たれた金属次元[[ミラディン/Mirrodin]]が再び舞台となる。メムナークを狂わせた[[ファイレクシアの油/Phyrexian oil|黒い油]]の正体、かつて[[ドミナリア/Dominaria]]を襲撃した[[ファイレクシア/Phyrexia]]の残党がミラディンを侵食し始める。
  
[[カード個別評価:ミラディンの傷跡]]
+
ゲーム上の特徴としては、セット全体の3分の1を[[アーティファクト]]・[[カード]]が占め、アーティファクトに関連したカードも多数登場する、[[-1/-1カウンター]]や[[蓄積カウンター]]といった[[カウンター (目印)|カウンター]]を用いるカードが多いなどミラディンの特徴を受け継ぎつつもアーティファクト・ブロックとしての新たな可能性を提示している。またミラディン由来のカードの[[再録]]、[[リメイク]]も多い。
 +
 
 +
新[[キーワード能力]]は[[感染]]、新[[能力語]]は[[金属術]]、新[[キーワード処理]]は[[増殖]](を行う)。[[刻印]]も[[能力語]]として復活している。
 +
 
 +
[[基本土地]]・[[プレインズウォーカー]]以外のすべてのカードの[[文章欄]]に、陣営を表すシンボルが[[透かし]]状に記されている({{Gatherer|id=231721|ミラディン陣営}},{{Gatherer|id=231765|ファイレクシア陣営}})。こうした試みは[[ラヴニカ・ブロック]]以来である。
 +
 
 +
===陣営デッキ===
 +
ミラディンの傷跡の[[ゲームデー]]において、『陣営デッキ構築ルール』が適用される。[[スタンダード]][[構築]]に加え、同じ陣営のカードを10枚以上を[[メインデッキ]]に入れ、なおかつ、敵対陣営のカードをメイン・[[サイドボード]]共に1枚も入れないと陣営デッキとして成立する。各陣営上位2人が[[ミラディン包囲戦]]のプレビューカードが手に入れられる。ミラディン陣営側は[[平和の徘徊者/Peace Strider]]、ファイレクシア陣営側は[[貫く徘徊者/Pierce Strider]]。
 +
 
 +
==エントリーセット==
 +
*[[ミラディンのマイア/Myr of Mirrodin]] ([[白]])
 +
*[[金属術/Metalcraft]] ([[青赤]])
 +
*[[死の蔓延/Deadspread]] ([[青黒]])
 +
*[[秘宝の破壊者/Relic Breaker]] ([[赤緑]])
 +
*[[ファイレクシアの毒/Phyrexian Poison]] ([[黒緑]])
 +
 
 +
==パッケージ・イラスト==
 +
*[[刻まれた勇者/Etched Champion]]
 +
*[[白金の帝像/Platinum Emperion]]
 +
*[[滞留者ヴェンセール/Venser, the Sojourner]]
 +
*[[エルズペス・ティレル/Elspeth Tirel]]
 +
*[[槌のコス/Koth of the Hammer]]
 +
 
 +
==デザイン==
 +
{| class="wikitable"
 +
|-
 +
|デザイン・チーム||[[Mark Rosewater]] (lead)
 +
|-
 +
|||[[Mark Gottlieb]]
 +
|-
 +
|||[[Alexis Janson]]
 +
|-
 +
|||[[Erik Lauer]]
 +
|-
 +
|||[[Matt Place]]
 +
|-
 +
|||[[Mark Globus]]
 +
|-
 +
|||[[Nate Heiss]]
 +
|-
 +
|デベロップ・チーム||[[Mike Turian]] (lead)
 +
|-
 +
|||[[Aaron Forsythe]]
 +
|-
 +
|||[[Erik Lauer]]
 +
|-
 +
|||[[Mark Purvis]]
 +
|-
 +
|||[[Matt Place]]
 +
|}
 +
 
 +
==関連リンク==
 +
*[http://whisper.wisdom-guild.net/cardlist/ScarsofMirrodin/ カードリスト(Wisdom Guild)]
 +
*[http://magic.wizards.com/ja/articles/archive/feature/visual-spoiler-2010-08-31 画像付きカードリスト](WotC公式サイト)
 +
*[http://mtg-jp.com/special/som/ 製品情報]([[WotC]]日本公式サイト)
 +
*[http://magic.wizards.com/ja/game-info/products/card-set-archive/scars-of-mirrodin 製品情報](WotC公式サイト)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/something-wicked-way-comes-part-1-2010-09-06 Something Wicked This Way Comes, Part 1]/[https://web.archive.org/web/20130411074715/http://archive.mtg-jp.com/reading/translated/008400/ おかしなことがやってきた その1(Internet Archive)](Feature [[2010年]]9月6日)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/something-wicked-way-comes-part-2-2010-09-13 Something Wicked This Way Comes, Part 2]/[http://web.archive.org/web/20170517223710/https://archive.mtg-jp.com/reading/translated/008405/ おかしなことがやってきた その2(Internet Archive)](Feature 2010年9月13日)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/something-wicked-way-comes-part-3-2010-09-20 Something Wicked This Way Comes, Part 3]/[https://web.archive.org/web/20160829072454/http://archive.mtg-jp.com/reading/translated/010015/ おかしなことがやってきた その3(Internet Archive)](Feature 2010年9月20日)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/scars-mirrodin-mechanics-2010-09-06 Scars of Mirrodin Mechanics]/[https://web.archive.org/web/20130411082509/http://archive.mtg-jp.com/reading/translated/008398/ ミラディンの傷跡のメカニズム(Internet Archive)](Feature [[2010年]]9月6日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0031537/ よ~いドン!](Making Magic [[2018年]]12月10日) - セット開発の基本的な発想について
 +
 
 +
==参考==
 +
*[[カード個別評価:ミラディンの傷跡]]
 +
*[[カードセット一覧]]
 +
**[[ゼンディカー・ブロック]]([[ゼンディカー]] - [[ワールドウェイク]] - [[エルドラージ覚醒]]) - [[基本セット2011]]
 +
**[[ミラディンの傷跡ブロック]]([[ミラディンの傷跡]] - [[ミラディン包囲戦]] - [[新たなるファイレクシア]]) - [[基本セット2012]]
 +
**[[イニストラード・ブロック]]([[イニストラード]] - [[闇の隆盛]] - [[アヴァシンの帰還]]) - [[基本セット2013]]
 +
 
 +
[[Category:エキスパンション|みらていんのきすあと]]

2024年1月22日 (月) 03:33時点における最新版

ミラディンの傷跡/Scars of Mirrodin
シンボル 剃刀ヶ原のタイルに黒い染み
略号 SOM
コードネーム Lights
発売日 2010年10月1日
セット枚数 全249種類

ミラディンの傷跡/Scars of Mirrodinは、ミラディンの傷跡ブロックの大型エキスパンション

目次

[編集] 概要

ストーリー的にもゲームシステム的にも、ミラディン・ブロックの続編であり、メムナーク/Memnarchの支配から解き放たれた金属次元ミラディン/Mirrodinが再び舞台となる。メムナークを狂わせた黒い油の正体、かつてドミナリア/Dominariaを襲撃したファイレクシア/Phyrexiaの残党がミラディンを侵食し始める。

ゲーム上の特徴としては、セット全体の3分の1をアーティファクトカードが占め、アーティファクトに関連したカードも多数登場する、-1/-1カウンター蓄積カウンターといったカウンターを用いるカードが多いなどミラディンの特徴を受け継ぎつつもアーティファクト・ブロックとしての新たな可能性を提示している。またミラディン由来のカードの再録リメイクも多い。

キーワード能力感染、新能力語金属術、新キーワード処理増殖(を行う)。刻印能力語として復活している。

基本土地プレインズウォーカー以外のすべてのカードの文章欄に、陣営を表すシンボルが透かし状に記されている(ミラディン陣営,ファイレクシア陣営)。こうした試みはラヴニカ・ブロック以来である。

[編集] 陣営デッキ

ミラディンの傷跡のゲームデーにおいて、『陣営デッキ構築ルール』が適用される。スタンダード構築に加え、同じ陣営のカードを10枚以上をメインデッキに入れ、なおかつ、敵対陣営のカードをメイン・サイドボード共に1枚も入れないと陣営デッキとして成立する。各陣営上位2人がミラディン包囲戦のプレビューカードが手に入れられる。ミラディン陣営側は平和の徘徊者/Peace Strider、ファイレクシア陣営側は貫く徘徊者/Pierce Strider

[編集] エントリーセット

[編集] パッケージ・イラスト

[編集] デザイン

デザイン・チーム Mark Rosewater (lead)
Mark Gottlieb
Alexis Janson
Erik Lauer
Matt Place
Mark Globus
Nate Heiss
デベロップ・チーム Mike Turian (lead)
Aaron Forsythe
Erik Lauer
Mark Purvis
Matt Place

[編集] 関連リンク

[編集] 参考

MOBILE