TES
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− | + | 一連の動きの補助としては、[[先細りの収益/Diminishing Returns]]や[[不正利得/Ill-Gotten Gains]]がよく用いられる。これらは[[メインデッキ]]と[[サイドボード]]に1枚ずつ投入され、燃え立つ願いと冥府の教示者のどちらからも持ってこられるようになっていることが多い。 | |
+ | また、[[ザンティッドの大群/Xantid Swarm]]や[[オアリムの詠唱/Orim's Chant]]などもメインデッキから採用されることもある。 | ||
− | + | 同[[環境]]には、同様の動きをする[[IGGy-POP]]が存在するが、あちらは不正利得のギミックを中心にまわすデッキであり、厳密には異なる。IGGy-POPよりも[[墓地対策]]に若干の耐性を持つため、[[未来予知]]頃にはストームデッキはこの形が多くなった。 | |
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+ | [[むかつき/Ad Nauseam]]登場後はこのデッキから[[アド・ストーム|ANT]]が派生していく。[[神秘の教示者/Mystical Tutor]]を失ったANTが[[炎の中の過去/Past in Flames]]や[[定業/Preordain]]を採用し、ロングゲームにも強くなった一方で、TESはコンボスピードに特化する方向へと進んでいき、[[炎の儀式/Rite of Flame]]や[[金属モックス/Chrome Mox]]といった[[マナ加速]]が引き続き採用された。 | ||
==サンプルレシピ== | ==サンプルレシピ== | ||
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*備考 | *備考 | ||
− | **[[世界選手権07]]([http:// | + | **[[世界選手権07]] ([http://archive.wizards.com/Magic/Magazine/Events.aspx?x=mtgevent/worlds07/legacydecks 参考]) |
**使用者:[[Matthias Kunzler]] | **使用者:[[Matthias Kunzler]] | ||
*[[フォーマット]] | *[[フォーマット]] | ||
− | **[[レガシー]] | + | **[[レガシー]](~[[ローウィン]]) |
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− | !colspan="2" style="background:#dddddd"| | + | !colspan="2" style="background-color:#dddddd"|メインデッキ (60) |
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− | !colspan="2" style="background:#ffddee"| | + | !colspan="2" style="background-color:#ffddee"|クリーチャー (4) |
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|4||[[猿人の指導霊/Simian Spirit Guide]] | |4||[[猿人の指導霊/Simian Spirit Guide]] | ||
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− | !colspan="2" style="background:# | + | !colspan="2" style="background-color:#eeddff"|呪文 (45) |
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|1||[[思考囲い/Thoughtseize]] | |1||[[思考囲い/Thoughtseize]] | ||
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|4||[[金属モックス/Chrome Mox]] | |4||[[金属モックス/Chrome Mox]] | ||
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|4||[[水蓮の花びら/Lotus Petal]] | |4||[[水蓮の花びら/Lotus Petal]] | ||
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− | !colspan="2" style="background:#ddffee"| | + | !colspan="2" style="background-color:#ddffee"|土地 (11) |
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|4||[[真鍮の都/City of Brass]] | |4||[[真鍮の都/City of Brass]] | ||
83行: | 75行: | ||
|2||[[知られざる楽園/Undiscovered Paradise]] | |2||[[知られざる楽園/Undiscovered Paradise]] | ||
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− | !colspan="2" style="background:#ddeeff"| | + | !colspan="2" style="background-color:#ddeeff"|サイドボード |
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|1||[[先細りの収益/Diminishing Returns]] | |1||[[先細りの収益/Diminishing Returns]] | ||
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|3||[[思考囲い/Thoughtseize]] | |3||[[思考囲い/Thoughtseize]] | ||
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+ | ===アラーラの断片参入後=== | ||
+ | *備考 | ||
+ | **SCG Team Open Worcester on 07/14/2018 優勝([https://old.starcitygames.com/decks/122311 参考]) | ||
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+ | *[[フォーマット]] | ||
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+ | *この時期のTESは[[巣穴からの総出/Empty the Warrens]]を重視しており、メイン・サイド合わせて4枚採用されている。 | ||
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+ | ===モダンホライゾン後=== | ||
+ | *備考 | ||
+ | **Legacy Challenge #12345860 on 10/10/2021 優勝([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/legacy-challenge-2021-10-11 参考]) | ||
+ | **使用者:Bryant_Cook | ||
+ | *[[フォーマット]] | ||
+ | **[[レガシー]](~[[イニストラード:真夜中の狩り]]) | ||
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+ | {{#MagicFactory: df324033}} | ||
+ | *[[ライオンの瞳のダイアモンド/Lion's Eye Diamond]]で捨てることで3マナ7ドローとなる[[永劫のこだま/Echo of Eons]]が採用されている。 | ||
+ | **永劫のこだまをサーチしてから手札を捨てたいため、手札を捨てないとサーチできない[[冥府の教示者/Infernal Tutor]]の代わりに[[願い爪のタリスマン/Wishclaw Talisman]]が採用される。 | ||
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+ | ==参考== | ||
+ | *[[ストーム (デッキ)]] | ||
+ | *[[デッキ集]] | ||
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+ | [[Category:黒赤デッキ]] | ||
+ | [[Category:コンボデッキ]] | ||
+ | [[Category:ストームデッキ]] | ||
+ | [[Category:黒赤コンボデッキ]] | ||
+ | [[Category:レガシーデッキ]] |
2024年12月3日 (火) 13:59時点における最新版
TES(The Epic Storm)は、レガシーに存在するストーム系コンボデッキ。
ロング・デック後継デッキのレガシー版であり、特別なギミックを用いないものを総じてこう呼ぶ。
目次 |
[編集] 概要
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは2点のライフを失い、あなたは2点のライフを得る。
ストーム(あなたがこの呪文を唱えたとき、このターンにそれより前に唱えた呪文1つにつきそれを1回コピーする。あなたはそのコピーの新たな対象を選んでもよい。)
ソーサリー
各プレイヤーは、自分の手札と墓地を自分のライブラリーに加えて切り直す。あなたはあなたのライブラリーのカードを上から10枚、追放する。その後各プレイヤーはカードを最大7枚まで引く。
ライオンの瞳のダイアモンド/Lion's Eye Diamondや水蓮の花びら/Lotus Petalなどの0マナアーティファクトをばら撒き、さらに暗黒の儀式/Dark Ritualや炎の儀式/Rite of Flameなどでマナ加速しつつストームを大量に稼ぐ。燃え立つ願い/Burning Wishや冥府の教示者/Infernal Tutorで必要なカードをサーチしつつ、最後は、巣穴からの総出/Empty the Warrensや苦悶の触手/Tendrils of Agonyに繋げフィニッシュする。
一連の動きの補助としては、先細りの収益/Diminishing Returnsや不正利得/Ill-Gotten Gainsがよく用いられる。これらはメインデッキとサイドボードに1枚ずつ投入され、燃え立つ願いと冥府の教示者のどちらからも持ってこられるようになっていることが多い。
また、ザンティッドの大群/Xantid Swarmやオアリムの詠唱/Orim's Chantなどもメインデッキから採用されることもある。
同環境には、同様の動きをするIGGy-POPが存在するが、あちらは不正利得のギミックを中心にまわすデッキであり、厳密には異なる。IGGy-POPよりも墓地対策に若干の耐性を持つため、未来予知頃にはストームデッキはこの形が多くなった。
むかつき/Ad Nauseam登場後はこのデッキからANTが派生していく。神秘の教示者/Mystical Tutorを失ったANTが炎の中の過去/Past in Flamesや定業/Preordainを採用し、ロングゲームにも強くなった一方で、TESはコンボスピードに特化する方向へと進んでいき、炎の儀式/Rite of Flameや金属モックス/Chrome Moxといったマナ加速が引き続き採用された。
[編集] サンプルレシピ
[編集] 初期型
[編集] アラーラの断片参入後
- 備考
- SCG Team Open Worcester on 07/14/2018 優勝(参考)
- 使用者:Bryant Cook
- フォーマット
The EPIC Storm(Legacy) [1] | |||||||||||||||||||||||
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- この時期のTESは巣穴からの総出/Empty the Warrensを重視しており、メイン・サイド合わせて4枚採用されている。
[編集] モダンホライゾン後
The EPIC Storm(Legacy) [2] | |||||||||||||||||||||||
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- ライオンの瞳のダイアモンド/Lion's Eye Diamondで捨てることで3マナ7ドローとなる永劫のこだま/Echo of Eonsが採用されている。
- 永劫のこだまをサーチしてから手札を捨てたいため、手札を捨てないとサーチできない冥府の教示者/Infernal Tutorの代わりに願い爪のタリスマン/Wishclaw Talismanが採用される。