工匠の神童、ミシュラ/Mishra, Artificer Prodigy

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ついに[[カード]]化した[[ウルザ/Urza]]の弟、[[ミシュラ/Mishra]]。{{日本語画像|Mishra, Artificer Prodigy|イラスト}}や[[フレイバー・テキスト]]を見る限りだと若かりし頃であろうか。[[アーティファクト]][[呪文]]を[[唱える]]たびに[[墓地]]か[[手札]]か[[ライブラリー]]から同じものをもう1つ[[戦場に出す]]ことができる。
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[[ウルザ/Urza]]の弟である[[ミシュラ/Mishra]]の若かりし頃の姿の[[カード]]化。[[アーティファクト]][[呪文]]を[[唱える]]たびに[[墓地]]か[[手札]]か[[ライブラリー]]から同じものをもう1つ[[戦場に出す]]ことができる。
  
 
[[能力]]によって大きな[[アドバンテージ]]を稼げる上、4[[マナ]]4/4と十分な[[サイズ]]も持つ。3[[色]]であることがネックなので、その点を解消できれば強力。
 
[[能力]]によって大きな[[アドバンテージ]]を稼げる上、4[[マナ]]4/4と十分な[[サイズ]]も持つ。3[[色]]であることがネックなので、その点を解消できれば強力。
  
[[軽い]]アーティファクトを多用すると能力を活かしやすい。特に、[[印鑑]]などの[[色マナ]]を出せる[[マナ・アーティファクト]]は、これ自身を[[唱える]]のにも貢献できるので積極的に使っていきたい。[[彩色の星/Chromatic Star]]や[[テラリオン/Terrarion]]のような使い捨てのものも、墓地から回収することでアドバンテージ確保に繋がって相性が良い。これらのギミックを使った[[ミシュラ・デック・ウィンズ]]という[[デッキ]]が存在する。そのほかにも、[[時代寄生機/Epochrasite]]や[[睡蓮の花/Lotus Bloom]]のように、直接戦場に出せることを活かせるカードと組み合わせるのも良い。
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[[軽い]]アーティファクトを多用すると能力を活かしやすい。特に、[[印鑑]]などの[[色マナ]]を出せる[[マナ・アーティファクト]]は、これ自身を唱えるのにも貢献できるので積極的に使っていきたい。[[彩色の星/Chromatic Star]]や[[テラリオン/Terrarion]]のような使い捨てのものも、墓地から[[回収]]することでアドバンテージ確保に繋がって相性が良い。これらの[[ギミック]]を使った[[ミシュラ・デック・ウィンズ]]という[[デッキ]]が存在する。そのほかにも、[[時代寄生機/Epochrasite]]や[[睡蓮の花/Lotus Bloom]]のように、直接戦場に出せることを活かせるカードと組み合わせるのも良い。
  
*[[誘発条件]]はアーティファクト呪文を唱えることだが、戦場に出すカードは同じ[[名前]]であればアーティファクトである必要はない。アーティファクトでない[[アンヒンジド]]の[[_____|_____]]を出すことができる。
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*[[ブービートラップ/Booby Trap]]を同名指定で2つセットすれば一度に20点の[[ダメージ]]を[[与える|与え]]られる。
*[[アーティファクト・土地]]を[[プレイ]]しても、呪文ではないので能力は[[誘発]]せず、[[サーチ]]されることもない。
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*[[ブービートラップ/Booby Trap]]を同名指定で2つセットすれば一度に20点の[[ダメージ]]を与えられる。
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**本人の名を冠した[[ミシュラのガラクタ/Mishra's Bauble]]は、[[ライブラリーの一番上]]を確認する[[効果]]と[[キャントリップ]]がついていることから、ブービートラップと一緒に使うと相性が良い。
 
**本人の名を冠した[[ミシュラのガラクタ/Mishra's Bauble]]は、[[ライブラリーの一番上]]を確認する[[効果]]と[[キャントリップ]]がついていることから、ブービートラップと一緒に使うと相性が良い。
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*[[統率者戦]]のような[[ハイランダー]][[ルール]]では何もしない[[紙]]である…ように思えるが、[[吹き荒れる潜在能力/Possibility Storm]]などと組み合わせて活躍させることは一応できる。
 
*時のらせんの[[Orb of Insight]]の画像に使用された。
 
*時のらせんの[[Orb of Insight]]の画像に使用された。
 
*3色カードにしては珍しく、5枚[[サイクル]]を構成しない。
 
*3色カードにしては珍しく、5枚[[サイクル]]を構成しない。
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*{{Gatherer|id=133608|日本語版カード}}には、"you '''may''' search"であるにも関わらず、[[探す]]のが任意である旨が書かれていない[[誤訳]]がある。
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==ルール==
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基本的なルールは[[唱える]]、[[探す]]を参照。
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*呪文を唱え[[スタック]]にアーティファクト呪文があるうちに誘発するので、ミシュラの能力のほうが先に[[解決]]される。
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*ライブラリーや手札に同じ名前のカードが存在しても見つからなかったことにしてもよい。
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*[[公開領域]]である墓地を探していて、かつ、ライブラリーや手札から出さない場合、墓地に同じ名前のカードがあるならば出したくなくても出さなければならない。しかし、実質的にはそうなることはないだろう。
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**[[オラクル]]では探す[[領域]]が"and/or"で列挙されているので領域ごとに探すか探さないかが任意である。ライブラリーからは出したいが墓地からは出したくない、などという場合は最初からライブラリーだけを探すことができる。また、"may search"とあるので、まったくもって出したくないならば探さないことも選べる。いずれの場合も墓地を探しすらしていないので、見つける必要はなくなる。
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*[[アーティファクト・土地]]を[[プレイ]]しても、呪文ではないので能力は[[誘発]]せず、[[サーチ]]されることもない。
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*[[誘発条件]]はアーティファクト呪文を唱えることだが、戦場に出すカードは同じ名前であればアーティファクトである必要はない。[[浸食するマイコシンス/Encroaching Mycosynth]]を使って、元々アーティファクトでないパーマネント呪文が能力を誘発させたが、能力の解決時に浸食するマイコシンスが戦場を離れていたとしても同じ名前のカードを出すことができる。
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**[[アン・ゲーム]]であれば、アーティファクトを唱えることでアーティファクトでない[[アンヒンジド]]の[[_____|_____]]を出すことができる。
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==
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{{同一の存在を表すカード/ミシュラ}}
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===サイクル===
 
{{サイクル/時のらせんの多色の伝説のクリーチャー}}
 
{{サイクル/時のらせんの多色の伝説のクリーチャー}}
  
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*[[3色カード]]
 
*[[3色カード]]
 
*[[カード個別評価:時のらせん]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:時のらせん]] - [[レア]]
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2025年1月25日 (土) 02:46時点における最新版


Mishra, Artificer Prodigy / 工匠の神童、ミシュラ (1)(青)(黒)(赤)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 工匠(Artificer)

あなたがアーティファクト呪文を1つ唱えるたび、あなたは「あなたの墓地と手札とライブラリーからその呪文と同じ名前を持つカードを1枚探し、それを戦場に出す。」を選んでももよい。あなたがこれにより自分のライブラリーからカードを探したなら、ライブラリーを切り直す。

4/4

WHISPERのテキストには誤りがあります。「選んでももよい」は「選んでもよい」と読み替えて下さい。

ウルザ/Urzaの弟であるミシュラ/Mishraの若かりし頃の姿のカード化。アーティファクト呪文唱えるたびに墓地手札ライブラリーから同じものをもう1つ戦場に出すことができる。

能力によって大きなアドバンテージを稼げる上、4マナ4/4と十分なサイズも持つ。3であることがネックなので、その点を解消できれば強力。

軽いアーティファクトを多用すると能力を活かしやすい。特に、印鑑などの色マナを出せるマナ・アーティファクトは、これ自身を唱えるのにも貢献できるので積極的に使っていきたい。彩色の星/Chromatic Starテラリオン/Terrarionのような使い捨てのものも、墓地から回収することでアドバンテージ確保に繋がって相性が良い。これらのギミックを使ったミシュラ・デック・ウィンズというデッキが存在する。そのほかにも、時代寄生機/Epochrasite睡蓮の花/Lotus Bloomのように、直接戦場に出せることを活かせるカードと組み合わせるのも良い。

[編集] ルール

基本的なルールは唱える探すを参照。

  • 呪文を唱えスタックにアーティファクト呪文があるうちに誘発するので、ミシュラの能力のほうが先に解決される。
  • ライブラリーや手札に同じ名前のカードが存在しても見つからなかったことにしてもよい。
  • 公開領域である墓地を探していて、かつ、ライブラリーや手札から出さない場合、墓地に同じ名前のカードがあるならば出したくなくても出さなければならない。しかし、実質的にはそうなることはないだろう。
    • オラクルでは探す領域が"and/or"で列挙されているので領域ごとに探すか探さないかが任意である。ライブラリーからは出したいが墓地からは出したくない、などという場合は最初からライブラリーだけを探すことができる。また、"may search"とあるので、まったくもって出したくないならば探さないことも選べる。いずれの場合も墓地を探しすらしていないので、見つける必要はなくなる。
  • アーティファクト・土地プレイしても、呪文ではないので能力は誘発せず、サーチされることもない。
  • 誘発条件はアーティファクト呪文を唱えることだが、戦場に出すカードは同じ名前であればアーティファクトである必要はない。浸食するマイコシンス/Encroaching Mycosynthを使って、元々アーティファクトでないパーマネント呪文が能力を誘発させたが、能力の解決時に浸食するマイコシンスが戦場を離れていたとしても同じ名前のカードを出すことができる。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

時のらせん多色伝説のクリーチャーサイクル

2色ではないものには、青黒赤工匠の神童、ミシュラ/Mishra, Artificer Prodigy5色始祖ドラゴンの末裔/Scion of the Ur-Dragonがある。

[編集] 参考

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