再調整
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:[[エシカの戦車/Esika's Chariot]]、[[不詳の安息地/Faceless Haven]] | :[[エシカの戦車/Esika's Chariot]]、[[不詳の安息地/Faceless Haven]] | ||
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2022年4月7日 (木) 18:17時点における版
再調整/Rebalancingとは、Magic: The Gathering Arenaにおいてフォーマットのバランス調整のためにカードテキストを変更すること。
目次 |
解説
MTGアリーナのアルケミーとヒストリックにおいては、デジタルゲームにおけるユーザーのコンテンツの消費速度や常に新鮮で進化し続けるメタゲームへの期待に応えるために、フォーマットを改善する手段として禁止と一時停止に加えてカードの再調整を使っている。
意図したバランスを超えてメタゲームに多大な影響を与えているカードについては下方修正(ナーフ/Nerf)を、プレイヤーは楽しんでいるのにパワーレベルの点で足りていないカードについては少しだけ強くする上方修正(バフ/Buff)を加える。下方の例としてマナ・コストが重くなりドローが占術に変更された創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creationや、上方の例として自身や効果にトランプルが追加された世界を彫る者、ファイラス/Phylath, World Sculptorがある。ETBのトークンが減った代わりに搭乗コストも2に減ったエシカの戦車/Esika's Chariotなどの下方と上方を同時に調整したものもある。
再調整カードは内部的には名前に「A-」がつきスタンダード用のカードとは別個のカードとして存在するが、入手についてはそれぞれが同期するようになる。「A-」が付くのはインポートとエクスポートの時のみでゲーム上では元の名前のままなので、名前を指定する効果などへの影響は無い。
- 最初期は調整対象はJumpstart: Historic Horizons収録のデジタル専用カードのみだったが、2021年12月にテーブルトップと共有するカードにも拡大し再調整カードも使えるスタンダードに近いフォーマットであるアルケミーが新設された。
- カードの性能を変える変更は印刷されたカードが主体であるテーブルトップではパワーレベル・エラッタと呼ばれ極力行われないが、変更が全カードに自動的に行き渡るデジタルゲームだからこそ可能になった。
再調整の履歴
以下、再調整後が再調整前の上位互換であるものを『上方修正』、下位互換であるものを『下方修正』、どちらとも言えないものを『上方/下方修正』と表記する。なお、これらはこのWiki独自の分類であり、上位互換・下位互換の定義は当該ページに基づくものとする。元々MTGアリーナ専用であるカードは太字で表記。日時はアメリカ表記。
2021年10月14日
- 上方修正
- 顔なしの工作員/Faceless Agent、シヴの放浪者、サルカン/Sarkhan, Wanderer to Shiv、破壊分子の見習い/Subversive Acolyte
- 下方修正
- 魂の仲介人、ダブリエル/Davriel, Soul Broker、ダブリエルの萎縮/Davriel's Withering
2021年12月9日
- 上方修正
- 星界の霊薬/Cosmos Elixir、デミリッチ/Demilich、ドルイド・クラス/Druid Class、世界を彫る者、ファイラス/Phylath, World Sculptor、ウィザード・クラス/Wizard Class
- 下方修正
- アールンドの天啓/Alrund's Epiphany、黄金架のドラゴン/Goldspan Dragon、光輝王の野心家/Luminarch Aspirant、創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation
- 上方/下方修正
- エシカの戦車/Esika's Chariot、不詳の安息地/Faceless Haven
2022年1月27日
- 上方修正
- アーチリッチ、アサーラック/Acererak the Archlich、ダンジョンの入口/Dungeon Descent、エリーウィック・タンブルストロム/Ellywick Tumblestrum、悲運の逆転/Fates' Reversal、ファインド・ザ・パス/Find the Path、急な落下/Precipitous Drop、勝利した冒険者/Triumphant Adventurer
- 血怒りの頭目/Bloodrage Alpha、人形起こし/Puppet Raiser
- 下方修正
- ゼロ除算/Divide by Zero、船砕きの怪物/Hullbreaker Horror、溺神の信奉者、リーア/Lier, Disciple of the Drowned
- 審問官の隊長/Inquisitor Captain、血塗られた刷毛/Sanguine Brushstroke、街裂きの暴君/Town-razer Tyrant(1回目)
- 上方/下方修正
- 回廊のガーゴイル/Cloister Gargoyle、時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler
- 部品の組み立て/Assemble from Parts、恐るべき仔竜/Fearsome Whelp
2022年2月24日
- 上方修正
- 継ぎ接ぎの槍馬/Cobbled Lancer、ミルクルの死の僧侶/Death-Priest of Myrkul、異形の隼/Falcon Abomination、引きずり足のゾンビ/Hobbling Zombie、背信の王、ナーフィ/Narfi, Betrayer King、墓所のグール/Sepulcher Ghoul、髑髏スカーブ/Skull Skaab、星界の神、アールンド/Alrund, God of the Cosmos - 囁く鴉、ハーカ/Hakka, Whispering Raven、見張るもの、ヴェイガ/Vega, the Watcher
- ザヴァの恐怖、ギトラグ/Gitrog, Horror of Zhava、不愉快な拷問者、ティボルト/Tibalt, Wicked Tormentor、不屈の釣り人/Tireless Angler
- 下方修正
- 創案の火/Fires of Invention
- 街裂きの暴君/Town-razer Tyrant(2回目)
- 上方/下方修正
- 縫合された助手/Stitched Assistant、星界の軍馬/Cosmos Charger
2022年3月24日
- 上方/下方修正
- 溶鉄の衝撃/Molten Impact
公式特集ページ
- Patch Notes - 2022.14.10/MTGアリーナ:パッチノート 2022.14.10
- Alchemy Rebalancing for February 24, 2022/2022年2月24日 アルケミー再調整告知(Daily MTG 2022年2月23日)
- Alchemy Rebalancing for January 27, 2022/2022年1月27日 アルケミー再調整告知(Daily MTG 2022年1月25日)
- October 13, 2021 Banned and Restricted Announcement/2021年10月13日 禁止制限告知(Daily MTG 2021年10月13日)
- MTG Arena: State of the Game/MTGアリーナ:ゲーム更新情報――「アルケミー」(Daily MTG 2021年12月2日)
- Alchemy Rebalancing Philosophy/アルケミーにおける再調整の理念(Daily MTG 2021年12月2日)
- Designing for Alchemy/アルケミー向けデザイン(Daily MTG 2021年12月8日)