リベリオン
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2010年3月17日 (水) 17:03時点における版
リベリオン(Rebellion)は白ウィニーの一種で、マスクス・ブロック構築及びマスクス・ブロックを含むスタンダードで一世を風靡したレベルデッキの呼称。
目次 |
概要
リクルート能力によって次々とレベル・クリーチャーを展開し、一気に押し切る。
伝説のクリーチャー — 人間(Human) レベル(Rebel)
(X),(T):あなたのライブラリーから、マナ総量がX点以下のレベル(Rebel)・パーマネント・カードを1枚探し、それを戦場に出し、その後、ライブラリーを切り直す。
(3):あなたの墓地にあるレベル・カード1枚を対象とし、それをあなたのライブラリーの一番下に置く。
クリーチャー — レベル(Rebel) 鳥(Bird)
飛行
(4),(T):あなたのライブラリーから、マナ総量が3以下のレベル(Rebel)・パーマネント・カードを1枚探し、それを戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。
能力によってクリーチャーが出るのでパーミッションに強い。また、果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Heroやプロテクション・クリーチャーの存在により、単体除去にも耐性がある。そのため、超速攻の白ウィニーというより、ややコントロールデッキとしての趣きが強い。
- レベリオンと呼んでいる人も多いが、Rebel(反逆者)と、Rebellion(反乱)は別の単語(後者が前者の派生語)であり、発音も違う。リベリオンが正解。
マスクス・ブロック+インベイジョン・ブロック期
インベイジョンでは得たものは少なく、さらにサーボの命令/Tsabo's Decreeという天敵カードも登場。
それでもメタの一角を占めていたため、野火/Flashfiresや反逆者の密告人/Rebel Informerが対策カードとして使用されていた。
上記の対策カードに耐性をつけるため、青を散らしレベルをフィニッシャーに据えたカウンターレベルというデッキも登場した。ただし、カウンターレベルはビートダウンデッキではなく、リベリオンとは一般に区別される。詳細はカウンターレベルの項を参照。
サンプルレシピ
- 緑をタッチしている。野火/Flashfiresの被害を減らす為に低木林地/Brushlandが採用され、増進+衰退/Wax+Waneでファイアーズに対処しやすくなっている。
マスクス・ブロック構築
メタゲームの中心にリベリオンが存在していた。
当時はレジェンド・ルール改訂前だったため、純粋なミラーマッチでは果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Heroを先に出した方が勝つというマジックとは別のゲームになってしまっていた。そうした「運ゲー」を避けるため、ミラーマッチ用に真理の声/Voice of Truthを投入したものや、緑をタッチしてブラストダーム/Blastodermなどの大型クリーチャーを入れるメロンなどの派生系も生まれた。
結局果敢な勇士リン・シヴィーは2000年7月1日付けで禁止カードに指定されるが、それでもなおメタの中心にあった。
プロフェシー後
- 備考
- 世界選手権00 マスクス・ブロック構築部門 5-0-1 (参考)
- 使用者:Dominik Hothow
- フォーマット
- 黒を追加し、殺し/Snuff Outなどの除去やミラーマッチ用の反逆者の密告人/Rebel Informerが採用されている。
初期型
- 備考
- プロツアーニューヨーク00春 準優勝 (参考)
- 使用者:Marsh Warren
- フォーマット
ウルザ・ブロック+マスクス・ブロック期
十字軍/Crusadeと栄光の頌歌/Glorious Anthemをフル投入したエイトクルセイドと呼ばれるタイプが登場する。
それまでの白ウィニーとは異なり、ハルマゲドン/Armageddonなどのマナロックは使用せず、リクルート能力のためのマナ加速としてガイアの揺籃の地/Gaea's Cradleを使用するバージョンが登場(このアイディアは関西発祥だそうだ)。
マナ・コストがばらけているため火薬樽/Powder Kegにも耐性があり、強力なマスティコア/Masticoreのおかげでボードコントロール力も高い。
一部には、果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Heroを使用せず、軽いレベルウィニーに統一して十字軍/Crusadeで強化する純正の白ウィニータイプのデッキも組まれた。
- 当時の単色化の傾向に合わせ、プロテクションクリーチャーに最下層民/Pariahをつける場合も多かった。
サンプルレシピ
- 備考
- インビテーショナル00春 優勝 (参考)
- 使用者:Chris Pikula
- フォーマット
エクステンデッド(テンペスト期
同時期、同環境の白ウィニー同様、青を散らして翻弄する魔道士/Meddling Mageや渦まく知識/Brainstormなどを取り入れたものが登場した。
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
翻弄する魔道士が戦場に出るに際し、土地でないカード名を1つ選ぶ。
選ばれた名前を持つ呪文は唱えられない。
インスタント
あなたのライブラリーからアーティファクト・カード1枚かエンチャント・カード1枚を探し、そのカードを公開し、その後ライブラリーを切り直してそのカードを一番上に置く。
翻弄する魔道士やもみ消し/Stifleでコンボに対抗する。悟りの教示者/Enlightened Tutorによるシルバーバレット戦略を取り入れるバージョンも多い。